世界を憂う詩

 ラトカルトの中央に位置する高台の、表面の岩場を削って造られた踏面ふみづらの広い階段を、耳が隠れるほどの長さの黒髪をなびかせながら、翡翠色の瞳をした男子が一歩一歩を踏みしめるようにして上ってゆく。


 くすんだ色の白っぽいシャツに、ニンベンの花弁で染めた黒いゆるりとしたズボンを履き、両足はピノノーの皮をなめして作られた簡素な革靴に包まれている。


 空がまだ明るいせいもあり、まばらではあるが周囲には彼の他にも階段を上り下りしている者や、あちこちで数人で固まって談笑している者たちの姿も見える。


「よぉ、ラナク! 今日も図書館かぁ?」


 向かいから階段を下りてくる、黄金色の長髪を後ろで一つに束ねた同年代くらいの男子に声を掛けられ、顔を上げたラナクが「おう」と短く応じた。男子の背はラナクよりも頭一つぶんほど高く、銀色の瞳がどこか冷たい印象を抱かせる。


「シャンティは一緒じゃねぇのか?」


「いや。なにか用でもあるのか?」


「用っておまえ、明日は成人の儀なんだぜ? 決まってるだろ」


 そう言って口の端を持ち上げ、いやらしい笑みを浮かべた金髪男子は、れ違いざまに「それじゃあ、明日の試練でな」とラナクの肩を軽く叩き、左の拳で天を衝くような仕草をすると階段を下っていった。


 ラナクは背後を振り返り、ゲヘンの窪地に四年前から撤去されずに残る巨大な瓦礫を背景に、少しずつ小さくなってゆく知人の背中をしばらく見つめ、視線を上げて急坂きゅうはん彼方かなたに望む灰色の山々を眺めた後、身をひるがえして正面へと向き直るや頂上のニルベルの塔を目指して階段を上りはじめた。




 ニルベルの塔の弓形に開いた大きな正門を潜り、木製の大階段を正面に構えた、無数の柱が建ち並ぶ薄暗い大広間へとラナクが足を踏み入れる。


 壁や柱に掛けられた松明たいまつでは広大な空間を照らすには明るさが乏しく、上階へと続く一ヶ所を除き、高い天井の上部には濃厚な闇が鬱屈うっくつとしたわだかまりのように停滞している。


 ラナクは柱の陰から現れる人たちに注意しながら大階段の裏側へと回り込むと、地下へと続く両開きの大扉のそばに建つ小屋の窓口を覗き込み、「メメジさん」と声を掛けて「扉、開けてくれないか」と奥の暗がりに目を凝らした。


 メメジと呼ばれたもじゃもじゃの白髪と白髭で顔が隠れた老爺ろうやは、「まぁたおめぇか、ラナク」とズダム酒の飲み過ぎで焼けた喉からしゃがれた声を発し、「ったく、あんなカビくせぇとこによぉ。毎日毎日、よくもまぁ、飽きもせずにこもっていられるもんだぜ」と戸の隙間から空気が漏れているような息遣いで言った。


「あれはかぐわしき知識の芳香さ」


「知識の芳香ぉ? ハッ! 俺はそんなモンより酒の香りのほうがよっぽどいいぜ」


 メメジ爺の言葉に口元を緩めたラナクは、「扉頼むよ、メメジさん」と言って小屋の板壁を拳で軽く三度叩いた。老爺は面倒臭そうに「あいよぉ」と応じると、手元の把手とってを難儀そうに己の手前へと引き倒した。


 滑車が回って片側の扉が音を立てて動き、ゆるゆると隙間が広がりつつあるなか、「そういやぁ、もうずいぶん前のことだけどよぉ」とメメジ爺が小屋の奥で声を上げ、「今のおめぇみてぇに毎日来てた小僧がいたっけなぁ?」と不確かな記憶を辿るように言った。


「そうだよ、忘れねぇ。珍しい燃えるような紅い瞳でよぉ。あんまり喋らねぇ大人しいヤツだったが、いつからか姿を見せ」


「じゃあ、また後で」


 ラナクは老爺の言葉を遮ると、扉の間にひと一人が通れるだけの隙間ができるなり、堅い表情を見られないようにして素早く中へと身を滑り込ませた。


「本は持ち出すんじゃあねぇぞぉ!」


 追いかけてきた声に「わかってる!」と生返事をしたラナクは、扉のそばに立て掛けてある松の枝を手に取ると、壁に掛かっている火種から火を移して己の正面へと突き出し、左回りに螺旋を描く横幅の広い木製の階段を慎重に下りていった。




「逃げるぞ!」


 そう叫んで右手を引いたラナクに、シャンティが「待って!」とあらがう。破壊された塔の外壁が今にも頭上に落ちてくるのではないかと、ラナクは湧き上がる不安や焦りと葛藤しながらも、「待てないッ!」と少女の瑠璃色の瞳を見つめてはっきりと言い、彼女を掴んだ右手を先ほどよりもやや強めに引っ張った。


「スノーが」


「わかってるッ!」


 ラナクは目だけを素早く上へと動かし、視界にまだ落下物が入ってきていないことを確認すると、右手を引きつつ「走れッ!」とシャンティに怒鳴るが早いか、最も近くにある広場の出入り口へ向かって駆け出した。


 逃げ惑う人々の合間を縫って走る二人が、窪地の外へと通じる建物同士の間の路地へと入るやいなや、広場のほうでひときわ大きな怒号と悲鳴が上がり、続けて耳をろうさんばかりの落石の音と大地を揺るがす激しい震動が辺り一帯に響き渡った。


 落石で舞い上がった砂塵が、突風とともに広場や路地に溢れる人々に襲い掛かっては、空間に四散し視界を閉ざす煙幕として停滞する。


 腕で口元を覆いながら路地を駆け上がってきたラナクとシャンティは、土埃の被害が薄い高さ辺りで足を止め、それぞれに振り返っては広場の上空へと視線を投げた。


 ときおり広場から逃げてくる人たちにぶつかられるのも構わず、ラナクはどこかからか立ち上る黒い煙の先に目を凝らし、空中に浮いていたはずのスノーの姿を必死に探して視線を彷徨さまよわせた。塔の外壁の崩落は続いており、巨大な塊が地面へと衝突するのに合わせ、断続的な揺れが地を這うようにして伝わってくる。


 不意に左肩を叩かれて左を向いたラナクは、長い桃色の髪の向こうに強張こわばった表情のシャンティの横顔を見たあと、彼女が右手で指差す先へと視線を移動させていった。


 ニルベルの塔が建つ高台の右端辺り、立ち上る薄い黒煙を透かして宙空に浮かぶ三人の影が見える。他の二人に比べて一人だけ体躯が大きい者が混ざっているのがわかる。


 ラナクが三つの人影のうちスノーと大男を特定し、外套のようなものを纏った残りの一人は何者かと目を細めた瞬間、視界の左端から透明度の高い青い光球が飛来するなり、空中の三人を包み込んで見る間に膨張していき、やがて白い光を放ちながら爆音とともに炸裂した。


 何が起きているのかもわからないまま、眼前の出来事をただぼんやりと見ていることしかできずにいたラナクは、青い光球が爆発した場所に先ほどの三人の影が見当たらないのに気がつき、最悪の事態を想像する自分を抑えつつスノーを探して視線を四方へと走らせた。


「おまえら! こんなところで突っ立ってねぇで逃げろ!」


 向かいから走ってきた髭面の男性に声を掛けられたものの、目にしたばかりの衝撃的な場面に動揺して身動きできずにいたラナクとシャンティは、その男に半ば引き摺られるようにして混乱を極めるゲヘンから脱出した。




 ラトカルトの図書館は元々が書庫というだけでなく、蔵書のほとんどが学ぶ者の少ない古代語で書かれていることと、本に記された知識を生活に必要とする者が少ないため、一般に開放されてはいても利用するのは極々一部の人間に限られている。


 階段の最下部へと着いたラナクは、松明を壁に掛けて正面の扉を閉ざす形だけのかんぬきを外し、湿気に強いチグリダの大木から切り出された重厚な両開きの扉の片側を、右肩に体重を乗せるようにしてゆっくりと押し開いて扉止めに固定した。


 湿気を含んだ書物の独特な匂いが鼻先を掠め、それにラナクは満足そうな笑みを浮かべながら壁の窪みに置かれた蝋燭ろうそくを数本掴み、一本にだけ火を灯すと備えつけのランタンの中に立てて館内へと足を踏み入れた。


 塔の地上階にある広間とほぼ同等の高さがある館内は、無計画に増やされたのであろう大型の本棚がいくつもの通路を作っており、それらが闇に沈んだ天井へと向かって幾重にも積まれた空間となっている。


 ラナクは普段通り扉を開放したままで書架の列を右へと折れ、前日の続きである時の塔について記された書物を探し、左右両側の本棚に収まる書籍の背に書かれた古代文字にざっと目を通しつつ、棚の途切れ目で横移動を挟みながら目的のものを求めて奥へ奥へと進んでいった。


「……想いをせる」


 どこからか川のせせらぎのような、女性の透き通った微かな歌声が聴こえたきたのを耳にし、自分の衣擦きぬずれの音を聞き間違えたかと思ったラナクは、動きを止めて息を殺すと、もう一度歌声が聴こえてきやしないかと耳を澄ませた。


「広き海原を漂いし」


 哀しげな旋律に乗って、独特な節回しの女性の歌声が再び奥の暗がりから流れてきた。


「救いを知らぬ愚かな子らよ」


 ラナクは扉の閂が掛かっていたのを思い出し、もしや最前まで利用していた者が自分を最後と勘違いして、奥にいる女性に気づかずに扉を閉じてしまったのかもしれないと考え、歌っているのが幽霊ではないことを祈りながらそろそろと通路を進んでいった。


「吹きすさ寒風さむかぜもてあそばれ」


 奥に向かって声を掛けようと口を開きかけたラナクは、急に大声を上げたら相手が驚くだろうと思い、歌声の主を目視で捉えるまでは静かにしておこうと考え直した。


「星々のまたたきに夢と消ゆる」


 ラナクは右手に持ったランタンの光を身体から離し、どこかに明るくなっている箇所はないかと棚の途切れたところから他の通路を覗き込んでは、歌声がより大きく聴こえるほうへと足を進めていった。


 古びた書物に特有の、かびのような埃っぽい匂いが次第に強くなる。


「慈愛に満ちた雨が降り、隆盛を極めし愚かな子らは」


 空間に反響しているせいなのか、近づいては遠ざかり遠ざかっては近づいてを繰り返す、出所でどころのわからない歌声を追って歩き続けていたラナクは、ランタンの明かりが薄ぼんやりと照らす先に、通路の終わりを塞ぐように並ぶ書架を目にして足を止めた。


 ラナクは右手に持ったランタンを己の左半身で覆い隠し、顔だけを振り向けて通路終わりの書架へと目を凝らした。


 左手側からうっすらと漏れる青白い光が、まるで息を吹きかけられている炎のように仄かに揺れている。どうやら書架で行き止まりになっているのではなく、おそらく横移動のための通路が左右に伸びているらしい。


つちかった知恵知識でむくろを創り」


 通路が終わる手前まで進み、身を寄せた本棚から顔だけを覗かせて左へと伸びる横通路の様子を窺ったラナクは、奥の書架に掛けられた梯子の足場に俯き加減で腰を下ろす、宙に浮かぶ掌大しょうだいの青い光球に照らされた、歌声の主らしき女性の姿を見つけた。


 横顔にかかる長い髪のせいで表情まではわからないが、女性の膝の上には大判の重そうな本が開かれた状態で乗っている。


「そのさかしさゆえに」


 ラナクが身動きした拍子に眼前の棚が揺れ、乱雑に積まれていた本が数冊落下して音がするなり歌声がやんだ。と同時に、女性が顔を上げたのを最後に青い光が消失し、彼女の姿も闇に溶けて見えなくなった。


「誰? そこに誰かいるの?」


 本棚の陰に急いで頭を引っ込めたラナクは、奥から飛んできた警戒の色を含む女性の声に「ごめん」と謝りつつ横通路へ移動して姿を晒すと、相手からよく見えるようにと己の顔へランタンを近づけて自身を照らした。


「盗み聴きするつもりは」


「見た?」


「なか、え?」


「見た?」


 何を訊かれているのか理解できず、ラナクは「なにを?」と闇に向かって問い返しながら、女性の姿を確認しようとランタンを持った右手を前方へそっと動かした。


 ランタンの薄明かりが梯子の下部と、その足場に掛かる靴を履いていない両足を照らし出したところで、「尋常ならざるもの」という女性の強張った声が聴こえてきた。


 ラナクは右手をそろそろと持ち上げていき、「尋常ならざる? 普通じゃないって意味か」と自分の言葉で言い直すと、思い出したように「ああ、さっきの青い光とか」と続け、女性の顔をもっとよく見ようと右腕を突き出した。


 明かりの輪の中にその姿が照らし出されるや否や、女性は「忘れて」と寂しげな声で言い、左手を上げてランタンの光を遮ると眩しそうに顔を背けた。


「あ、りッ!」


 慌ててランタンを手で覆ったラナクは、「さっきの」と言って一瞬だけ逡巡してから、「さっきの、不思議な旋律のうたは?」と最初に気になったことを女性に訊ねた。


「世界を……憂う詩」


 女性が腰掛ける奥の梯子へ向かってじりじりと進みながら、ラナクは「そのわりに、世界のことなんて歌われていないようだけど」と指摘した。


「どういうこと?」


「だって、そうだろ。じゃあ、《ウヌバラ》ってのはなんだ? それから《ボシボシ》っていうのも聞いたことがない。あと《アンメ》とかいう」


「海原に星々、それに雨よ」


「どっちにしろ知らない」


空水そらみず。あれを昔は雨と言ってたの」


「そんな話、初めて聞いた」


 女性の姿が確認できるところまで近づいたラナクは、彼女のはす向かいに位置する本棚の前でランタンを地面へと置き、その側板部分に背をもたせ掛けて腕を組むと梯子のほうへ顔を向けた。


 色素の薄い髪色なのか、青い光のもとではそれと同じように青く見えていた女性の髪は、蝋燭の明かりの中では淡いだいだい色に染まっている。俯いているせいで相変わらず顔の造作や表情まではわからないが、肩から濃色の布らしきものを羽織はおっているのが見える。


「あなたの知っていることだけが、世界のすべてではないのよ」


 女性のさとすような言い方に、ラナクが「そんなことはわかってる」と少しムッとした口調で言い返した。


「なら、どうして? どうして世界について歌われていないなんて言えるの?」


 ラナクは軽く息を吐き出してから腕を解いて身を起こすなり、「いいか?」と言って両手を広げ「俺は世界について調べているんだ。ここの蔵書を使って。もう四年も! でも、さっきの詩にあるような単語なんて見かけたことがない! それどころか」と興奮したように捲し立て、突然ハッとした表情を浮かべて口をつぐむと、バツが悪そうに女性から顔を背けて「クソッ」と小声で舌打ちした。


 わずかなあいだ奇妙な沈黙が流れた後、無理やり相好を崩したラナクは「その……さっきは大声出してごめん」と謝り、「俺はラナクル。みんなはラナクって呼ぶ。キミは?」と語調をやわらげて女性に訊ねた。


「マージュ」


「マージュ、か。えっと……よろしく」と言ってわざとらしく咳払いを一つしたラナクは、「それにしても、図書館の奥の……こんなカビ臭いところで女の子に会うなんて思いもしなかったよ」と軽く苦笑し、すぐに真剣な表情を作ると「ところで、それはどんなことが記された本?」とマージュの広げている大判の本を興味深げに指差した。


「これは」とマージュは言い淀み、やがて言葉を選ぶようにして「あなたが知らないほうがいいことが書かれた本よ」と震えを帯びた声で言った。


「はぁ? よくわかんないんだけど」


 ラナクはそう言うとおもむろにしゃがんで足元のランタンを持ち上げ、「知らないほうがいいこと、なんて言われたら余計に気になるだろ」と言いながら、「ちょっと見せてくれよ」とマージュに近づいていった。


「眩しい」


 そう言って顔を背けるマージュにラナクが「あ、ごめ」と再び謝り、「って、でもさっきは目の前に青い光があったよな?」と不思議そうに訊ねた。


 あらぬほうを向いたまま返事をしないマージュを変に思いつつも、梯子の隣に立ったラナクは彼女にランタンの明かりがなるべく届かないよう配慮しながら、広げられた書物だけを照らすようにして開かれたページを覗き込んだ。適当な数行に視線を走らせたラナクの眉間に皺が寄る。


「なぁ、これってどこの古代文字だ?」


「知らない」


「知らないって、見てたんだから読めるんじゃないのか?」


「発祥地がどこか知らなくても文字は読める」


 マージュのにべもない態度に「それは、まぁ」と一応の同意を示したラナクは、もしや怒らせてしまったのかと考え、切り込む角度を変えて「なら、そうだ。魔法や魔術って呼ばれる失われた技術の話を聞いたことは?」と相手の興味を引きそうな単語を持ち出して訊ねた。


「知らない」


「遥か昔に存在したっていう技術でさ。でも噂では古代の魔法の影響が今も各地に残っているとか、死んだはずの魔術師が自分の調合した不老不死の秘薬で生き長らえているとか言われてて、それから魔法を使う魔導士って」


「知らない」


「だから今教えようと」


「必要ない」


「そりゃ、そうかもしれないけど。でも、こんな図書館の奥深くで本を読んでいるようなキミだったら、ちょっとは興味があ」


「あなたには関係ない」


 マージュのねつけるような言い方に言葉を止めたラナクは、「まぁ、そうだけどさ」と彼女に背を向けて先ほどまで寄り掛かっていた本棚の前へ戻ると、「それよりさっきの青い……」と明かりごと背後の梯子を振り返るなり目を見開いた。


 先ほどまでそこにいたはずのマージュの姿が本ごと消えている。


 ラナクはまばたきを素早く三度し、左手でまぶたの上をしっかりと二度こすった後、右手のランタンを高く掲げて広範囲を照らしてみた。縦通路のどこかにでも隠れているのかと、近くの数列を順に照らしていってマージュの姿を探す。


「マージュ?」


 いくら名前を呼んでもマージュからの返事はなく、近くの六つの通路を覗いたところで捜索を諦めたラナクは、もしや幽霊でも見たのではないかといぶかったものの、彼女に足があったのを思い出すや、明かりを使って本を読む勤勉な霊などいるものかと己の思いつきを鼻で笑い、時の塔に関する本を探すために元来た道を戻っていった。

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