No.14 夜想曲
きっと満月は、
喜びと悲しみの半分ずつでできているんだ。
だからこんなにも優しくて、誰の上にも平等。
今日を境に削られていくものが
あの人を想う切なさであることを
私は降り注ぐ光の中に祈った。
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