盾で殴る英雄の物語〜The Story of the Shield Bash Hero〜

久作万塵

第1話 プロローグ

 こ、こいつは一体、何なんだ…。


 剣を打ち込もうとする度に、突き刺すような悪寒が全身を包む。


 行く手を阻んだのは白のフルプレートを纏った戦士。

 その手に持つ得物はバトルハンマー。


 それは種族を問わず、力自慢の荒くれ者が好んで扱う代物。

 そこから繰り出されるのは、ほとんどが力まかせの振り回しであり「ぶん回し」と呼ばれるもののはずである。


 しかし、こいつの振るうバトルハンマーは違った。

 過分に皮肉を加えたとしても「ぶん回し」と表現できるものではなかった。


 風の悲鳴が弧を描き、横から顔面に迫って来る。

 しかし突然軌道を変え、大剣を握る我が両手を粉砕しに来た。


 振り切るつもりで走らせた大剣に、後退の二文字は無い。

 だからこそ体を引いて何とか回避したが、無理な動きの反動はどうしても重心を偏らせてしまう。


 それは不本意ながらも相手に一瞬の時間を与えてしまうということだ。


 次の瞬間、バトルハンマーが最も信頼を得ている技「打ち落とし」が来る事を、われは警戒した。

 しかしそれは杞憂となる。


 その代わり視界に入って来たのは、見事なまでに全身の関節を駆使した一種の芸術であった。


 起点となったのは、地面を窪ませるほどの震脚。

 そこから生まれた突き上がる力は、腰の捻りによって螺旋となる。


 関節を使った力の加速は、達人のみが成し得るもの。

 しかし奴の背中と肩はそれを軽々と成し、荒れ狂う力を腕に届けた。


 その全てを受け取ったのが、目の前で振り上げられたバトルハンマー。

 砲弾の如き圧力を纏ったそれは、われに向かって猛然と振り抜かれた。


「…っっぐっ、ぐぉぉおおお!!」


 濁流の中、流木の激突に遭ったかの様な衝撃。

 一瞬、腕ごと吹き飛ばされた錯覚に飲まれるが、何とか衝撃を殺しながら砂埃と共に後ずさった。


 両腕から失われた感覚がまだ戻ってこない。

 それはたとえ魔族であったとしても、容易に命を刈り取れる技であった事を物語っていた。


 その証拠として細胞が直撃を錯覚したのか…全身に鳥肌が立っている。


 思い返してみれば数百年を生きるわれが、人間相手に後ずさる事など今までにあっただろうか…。


 時折出てきた英雄や勇者と称えられる者の中には、確かに骨のある者も何人かいた。

 だが、正面からわれと一人で打ち合う者など…。


 ましてやそこからわれに打ち勝つ者など、人間の歴史を人間以上に知るわれでさえ記憶の中に探すことはできない。


 こいつは確実に歴史に名を残す傑物…いや怪物と呼ぶべき存在か。


 そもそも他種族と魔族とでは基本的な性能に大きな違いがある。

 過去にある魔族の若者が、クラス・ゴールドの冒険者四人に重傷を与えるも討伐されたことがあった。


 しかしその若者とは争いを好まず、植物の研究に精を出していた学者タイプの魔族。


 討伐された日も魔族領では生息していない薬草の採取のために、人間族の支配する土地へとリスクを抱えて足を踏み入れた者であった。


 戦闘に特化していない魔族の若い学者一人。

 それを冒険者としては中堅を担うクラス・ゴールドの冒険者が、四人がかりで何とか倒せたという事実。


 それは後の調査によって明らかになるわけであるが、この事実が魔族の基本性能の高さを計る物差しとなっており、種族間を超えて広く知れ渡っている。


 そのせいもあってか数では桁違いに圧倒するのにも関わらず、魔族の土地へ侵攻しようとする国はこの世界に存在しなかった。


 その様な事実があるのに…だ。


 魔族領のみならず、世界中にその武威と名を轟かせているこのわれが、たった一人の人間族の戦士に足止めをくらうとは…。


 しかもそこから劣勢に立たされて焦り始めているという事実を、どの様に理解せよというのだ。


 魔族との圧倒的な能力差に対して、いくら技を練り上げてもまだ届かないのであれば、数の力と戦術をもって封殺する。

 それは非力な他種族が、その上位種である魔族に対して取るべき唯一の手段といえよう。


 しかし目の前の人間が繰り出す技の数々。

 それは鍛え上げられた魔族の命を一撃で刈り取ることのできる高みまで、見事に昇華されている。


 …いや。いや、そこではないのだ。

 われが劣勢に立たされている真の理由は。


 相手が卓越した技をもってその力を暴れさせるのであれば、こちらも練り上げてきた技をもってそれに応じるだけというもの。


 事実、長命な魔族の中には数百年の月日を経て、人間では到達できないであろう武の極みを手にする者もいる。


 現在においては魔族の中で、大将軍の位を預かるわれ・モルダバイトこそが唯一のそれにあたる。


 そのわれが積み重ねてきた修練の年月が…。

 猛者どもを屈服させ、培ってきた歴戦の直感が…。


 こいつの持つタワーシールドにだけは絶対に攻撃を加えるなと、激しく警鐘を鳴らし続けている。


 意味不明であろう…、いくら何でも。


 恐ろしく練り上げられた技をその身に宿し、我が命を奪わんと迫ってくる鋼鉄の塊。

 それよりも明らかに防御の手段でしか無い相手の盾の方を警戒しろと、懇願してくるのだ。

 長年共に成長してきた、無二の相棒ともいえる直感が。


 その結果、一度も盾に斬撃を当てることができていない。

 たとえ打ち込む隙が見えたとしても、盾から放たれる脅威に気圧されて深く撃ち込むことができない。


 直感というのは何とも不思議な奴だ…。

 いつでもこいつは理解の前に立つ。


 普段は理詰めで解決案を模索し、確認を繰り返してから実行に移すわれであっても、この直感が先に立つと絶対に無視はできない。


 それが戦いの最中に立つ直感なら尚更だ。


 強敵との戦いの中、我が命を拾ってくれた直感は一度や二度の命の恩人というものではない。


 その無二の相棒が大剣を振り下ろそうとするわれに、また激しく警鐘を鳴らした。


「ぬうゥゥゥ!」


 全身の筋と骨が悲鳴をあげるのを無視して、われは大剣の軌道を無理矢理逸らした。

 その結果、辛うじてタワーシールドへの直撃を免れる。


 その時である。

「モルダバイト様!」


 後方から我が腹心ギベオンの少し焦りが混じった声が届き、それだけで戦況が悪化し始めたのだという事が理解できた。


 戦場を見渡すと左翼では三つのジェネラル級大傭兵団三十万が、圧倒的戦力を誇る魔族軍斬り込み隊の突撃を見事に受け止めている。


 そして右翼ではエルフ族・ホビット族・そして裏切り者のドワーフ族からなる、連合軍二十万による快進撃。


 更には遊撃隊として編成された冒険者達が左右の戦線の綻びを見事に埋めており、マスタークラスの称号を所有する三人の冒険者が見事な采配を振るい、何度も突破を試みている。


 この状態を放置すれば、いずれかの戦線が崩される。

 そう確信できるほど戦場全体の流れが劣勢へと傾いていた。


 隠し球があるとは思っていたが、ジェネラル級大傭兵団三つに加えマスタークラスの冒険者を三人も招集するとは…


「こちらの遊撃部隊を全て右翼へ回せ!左翼の斬り込み隊が抜かれることはあり得ない!右翼は時間が稼げればそれで構わん!主力である我等中央軍がここを抜けて、騎士団共の奥にいる女狐の首を捥ぎ取るまで、何とか耐えしのぐ様に伝えよ!」


 そうだ。何としてでもあの女狐の首を取らねばならぬ!


 警備網を二重・三重と常時敷き詰めた王宮の奥から、何があっても動こうとしない小賢しい女狐。

 それが初めて総大将として戦場に立ったこの戦。


 この千載一遇を逃しては、もうあの女狐を撃つ機会は訪れないかもしれない。


 だからこそ圧倒的に数で劣る我等は、今回断腸の思いで十万の軍を起こして連合軍八十万とぶつかっているのだ。

 ここまでで受けた被害を考えると、ここで引いてしまえば魔族に最早未来は無い。


 圧倒的な数の差があっても、勝算は十二分にあった。


 なにせわれモルダバイトは、マスタークラスの冒険者をこれまでの歴史の中で数え切れないほど葬ってきたし、一人でジェネラル級傭兵団のアジトをいくつか壊滅させたこともある。


 そのわれが圧倒的能力を集めた魔族軍十万を、今回は率いてきた。


 そして左翼と右翼の陽動で相手の兵力を分散させ、主力を集めた二万の精鋭部隊で中央へ穿つ一点突破を一体誰が阻止できるというのか。


 こいつだ!今なら全てが理解できる。

 こいつがいるから女狐はのうのうと戦場に顔を出してきたのだ。


 多種多様な国や種族からなる連合軍。

 これを結成する為には、纏め上げる為に相応の「象徴」が必要になるのだから。


 このレーベ地域では大昔から繰り返し、人間族と魔族がその覇権を争ってきた。


 最北端に位置し荒れ狂う大雪と絶壁の山々に囲まれている魔族領にとって、レーベ地域は世界への唯一の出口である。


 しかし人間族にとっては臭い物を閉じ込めておける、絶対に外してはならない蓋となっている。


 ここ数年では魔族軍の快進撃が進み、種族を挙げての念願「レーベ地域制覇」に王手をかけるはずだった。


 それをあの女狐め!ここでこれ程の連合軍を立ち上げるとは…。


 規格外の軍容から、人間族を含めた他種族達の焦りと本気がよく伝わってくる。


 これだけの有象無象をまとめ上げる象徴となる為に、あの女狐は重い重い腰を上げて渋々総大将として戦場に立たなければならなかったのだ。


 そう判断し、これを好機として決戦に望んだ訳であるが…。

 何かが引っかかる。


 目の前のコイツ…。

 その卓越した戦闘能力から、神経質な女狐がもしもの時の為に用いたとも理解できるが…。


 違う!狙いはもっと根本的な何かだ。


 確かにこのレーベ地域を魔族に奪われる事は、他種族にとって途轍もない脅威となるだろう。


 女狐にとってもそれは同じ。どんな手を使ってでも阻止しようとするのは理解できる。


 それは先見の明を持つ者が見れば、魔族が世界に王手を掛ける決定打となる事がありありと解るからだ。

 しかしそれは回避するべき事態の起こりでしかなく、脅威の本質ではない。


 奴等が具体的に最も恐れているものは何か?

 何が奴等にとって最も煩わしい存在となっているのか?


 魔族のかけ離れた個々の能力?

 歴代最高の潜在能力を秘めた幼き魔王様の存在を警戒して?


 …いや…まさか!

 まさか狙いは…われか!


 われの命一つを狙って、今回これだけ大きな連合軍を立ち上げたというのか!


 他種族のどれだけの実力者であろうと、われならば各個撃退する事は容易い。

 この身一つを考えるのであればどれだけ悲惨な負け戦になったとしても、われならば必ず帰還する事が出来る。


 それはここ数百年の歴史上で証明してきた事であり、これからも変わらぬ事実として続いていくものであると疑わないでいた。


 しかし目の前の戦士と対峙している最中、正確には打ち合う度に…。

 今は亡き父が、繰り返し口にしていた言葉が頭をよぎる。


「この世の全ては無常なり。されど無常とは衰退のみならず。成長する命がある限り、更なる強者との出会いは必然である。」


 長命で最盛期の能力を長く保持できる魔族は、衰えという概念に大変疎い。

 だからこそ「この世は無常である」と学者共がしたり顔で宣っても、一笑して「眠くなる言葉だ」とあしらってきた。


 しかし、今痛感している。

 無常が「常では無い」と所謂「変化」を示す理なのであれば、そこに含まれるのは衰退という下り坂だけではないのだと。


 成長・開花・発展といった力漲る上位への変化も、また無常なのだと。


「世界では常に強者が誕生しようとしている。先に強者となった者は、常に精進を怠ってはならない。」

 父はこの事を伝えたかったのか…。


 たった五・六十年しか生きられない短命の人間族から、父の言葉に秘められた真意を学ぶ事になろうとは…。


「そろそろ決着をつけよう!人間族の強き者よ!」


 突如ギベオンの動きが静止し、驚きの表情をつくる。

 それもそうだろう。

 われは心の底から認めた者にしか「強き者」と言わない。


 長い歴史の中でも魔族の中でさえ数人しかおらず、他の種族に向けては初めてその言葉を使ったのだから。


 ここからは最早迷っている時間など無い。

 かといって盾を警戒しながら剣を振るえば、腰の引けた一撃しか叩き込むことはできぬ。


 ならばたとえ未知の脅威が潜んでいようとも、やる事は一つしかない。

 渾身の一撃をもって、そこに潜む脅威ごと叩き斬るのみ。


「お前の正体を見せてみろ!」


 それは目の前の戦士に向けて言ったのか…。

 不気味な脅威を放つ盾に向かって言ったのか…。

 自分でも分からなかった。


 われは大上段に大剣を構えたまま、歩法を極めた者だけが体現できる技を解き放つ。


 助走を必要とせずに瞬時に最高速度へと達し、相手の懐へと飛び込むその姿はまるで「圧縮された世界」を進んだかの様に見えるという。


 付けられた技の名は「縮地」。


 一瞬で戦士の目の前まで踏み込むが大地に叩きつけられた震脚の静止力によって、「縮地」で纏った前方への爆発力は行き場を失う。


 しかし下半身から両腕への抜け道を、練り上げられた技で繋ぐ。

 すると暴れる力は獲物を見つけた猛獣の如く、構えられた大剣へと突き進むのだ。


 荒れ狂う力に背を押されて振り下ろされる剣撃は、全てを滅する圧力と目視を許さない速さへと到達する。


 その結果、防御不可能と回避不能を合わせ持つ「斬り落とし」へと昇華するのだ。

 相対する者からすれば、何と無慈悲で悲惨な一撃であることか。


 それは兵卒でも達人でも、鎧だろうが城壁であろうが、その存在に突如終わりを告げさせる…


理不尽なフォースト一撃ターミネーション!」


 …ん?

 な…、何が起こった?


 何故われは今、空を見上げている?


 われが放った全身全霊の一撃は、奴のタワーシールドを軽々と粉砕しているはず…。

 そして目に映るのは真っ二つに割れ、憐れにも地に伏している奴の姿のはずだ。


 そんな時に何故われは空など見上げている?

 そして何故、振り下ろした大剣の切っ先が空を指しているのだ?


 その瞬間、全身に悪寒が走った。


 あの一撃を…真っ向から弾かれたのだ!

 あり得ない。一体どうやって…。


 いや、それよりも直ちに迎撃態勢に入らねば!

 あの恐ろしいバトルハンマーの一撃が、もうそこまで迫っているはず…。


 辛うじて左手に引っかかっていた大剣。

 それを握りしめ、最も効率的にわれの命を刈り取るであろう軌道を想定する。


 しかし目視してからでは間に合わぬと判断し、崩れた体勢のまま剣を走らせて迎撃に出た。


 しかし…しかし、そこにバトルハンマーは来なかった。

 そこにというよりも、どこにも来なかった。


 迎撃と同時に戻した視線。

 そこに入ってきたのは、迫り来るバトルハンマー…ではなく、視界を覆い尽くすほどのタワーシールド。


 その時、われは一瞬で全てを理解した。


 強敵との戦いの最中、勝利を確実に修められる瞬間が訪れた時。

 その一刹那に放つべき攻撃をわざわざ補助の武器サブウェポンで行い、勝率を不確定にまで落とす奴などいない。


 しかもこの戦には、魔族と他種族の命運がかかっている。


 毒武器などを得意とする暗殺者などならいざ知らず…。

 相手の大将軍がようやく見せた隙に、自分が最も信頼する武器以外のものを叩き込む戦士などいるはずがないのだ。


「コイツの主力武器メインウェポンは…タワーシールドだというのか!」


 あの芸術的な連動を見せるバトルハンマーの一撃でさえ、この瞬間を迎える為のフェイク。


 何と恐ろしい奴だ!

 もしそうであれば、ここから繰り出される一撃は、これまでの一撃を遥かに超えるものであるはず…。


 われはその瞬間、擬態した捕食動物に捕らえられた獲物の様に、己の身に起きた「結果からしか信じることのできない現実」を理解した。


盾で殴るシールドバッシュ!!」


 周りの空気が全て弾け飛ぶ様な衝撃。

 身を守るはずのタワーシールドから放たれるはずのない、恐ろしい暴力。


 痛覚は反応さえも許されず、われが誇る屈強な巨体はゴムボールの様に打ち上げられた。


 断続的に途切れる意識。それは皮肉にも、地面に激突した衝撃により鮮明になる。


 暫くして音を取り戻した耳に入ってきたのは我が名を繰り返し叫ぶギベオンの声と、近づいてくる戦士の足音だった。


「き、貴様は…何者…なの、だ…。」


 これから死ぬ事が避けられないとしても、これだけは聞いておかなければ死に切れない。


 この数百年で万夫不当と恐れられたこのわれを、倒した者が如何なる存在なのかを。


 コイツは到底人間族の枠に収まる者ではなく、歴史が生み出した世界の流れを変え得る力を持つ存在。


 その正体は千年もの間、一度も誕生していないエンペラー級傭兵団の団長か。

 もしくはマスタークラスの突然変異的な存在か。

 国家に所属する騎士ということは流石にあるまい…。


 しかし奴の口にした言葉は、この世界においてほとんど耳にする事のない言葉だった。


「ただの用心棒だ。」

「…は?」


 意味不明な答えを耳にしたからなのか、意識が眠気を思い出したのか…。

 徐々に視界が世界との繋がりを失ってゆく。


 この後、われはトドメを刺されるのであろう。

 この大戦の真の目的。女王を餌にしてまで釣り出し、罠にかけた大将軍を生かしておくはずもない。


 これから世界はどの様な歩みを見せていくのか…。

 今となってはもうわれに知る術は残されていない。


 しかしそんなわれにでも確実に言えることがある。


 これから人々はその存在を讃え功績を口にし…

 歌を紡ぎ踊りを加え……

 演じて興じ、酒を酌み交わし……

 いつまでも語り継いでゆくのであろう。


盾で殴The Storyる英of the雄のShield物語Bash Hero」を…。

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