『学園に入学』するとか、絶対にいやだからね!!11

「ちょ、ちょっと待って!も、『』ってどういうこと?」


「そのままの意味です。マオ様には勉強だけでなく、『実技試験』のために、『』と『』を学んでもらいます。」


いやー!


「ど、どうしても?というか、どうして急にそんなことが決まったの?」


「それはもちろん、マオ様が取り押さえることができていなかったからです。」


そ、そんなー!そんなことで決まるなんて!もう、どうしよう。


「そ、その、どうしたら入らなくて........。」


「もし、学園に入らないというのであれば、こちらにもしっかりとした『』があります。それに、マオ様には強くなっていただかなくては、勇者との戦いにあっさりと負けてしまいます。マオ様もないでしょう?そのためです。」


「その、今までもいたの?」


「何人もいましたが?」


 そ、それならいいかな。


 さて、昨日のことがあったせいで、私は勉強と格闘術とか魔法をできるようにしなきゃいけなくなったんだけど、それでスケジュールが書かれた紙を渡されたんだけどね。

 そのスケジュールがおかしすぎるんですけど!


 朝:朝食前に『格闘術』の訓練(朝食まで)

   朝食

   朝食後に『勉強』(昼食まで)

 昼:昼食

   昼食後に『魔法』技術の向上

   (ティータイムまで)

   ティータイム後に『勉強2』

   (夜ご飯まで。)

 夜:夜ご飯

   夜ご飯後に『格闘術』の訓練

   就寝


※なお、一部の時間をはぶいています。


 『魔法』は全然わからないし。

 『格闘術』も全然できない。

 『勉強』もちょっとよくわからないし。

 それに、私の自由な時間は?

 

 これなら、私、私、やっぱり『学園』になんて!逃げようかな.......。

 いや、さすがにそれはしないけど。たぶんしないと思うけど.......。

 と・に・か・く、『学園』に入学するとか、に嫌なんだからね!!

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