やっぱり、逃げようかな?4

「えっと、これなんだけど、、、」


そう言って、渡された紙を突き返すように、、、

て、さっきも似たようなことがあったような。

と、今度は『インクプス』が近づいてきたので、逃げる。


「あ、あの、魔王様?ど、どうして、逃げられたのですか?な、なにもしませんよ?本当の本当に、なにもしませんから、大丈夫ですよ?いや、本当ですよ?本当ですから。本当ですから!!」


うっ!さすがに、そんなに言われるとなんだか罪悪感が、、、

仕方ないので、私は近づいて、


「魔王様!!好きです!好きです!!大好きです!!このまま、ヤりましょう!私はいつでもですし、ヤりましょう!!いいからヤりましょう!!魔王様、私、魔王様のこと大好きです!!」


て、やばい!!

そう思いながら一歩近づくのをやめ、なんだか飛びかかってきた『インクプス』を避ける。

すると、


「な、なんで避けるんですか!!私は、私はこんなにも魔王様のことを愛しているのに!!」


『インクプス』はそんなことを言っていた。

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