第10話 好きだからいいじゃん
あくまでも、俺は変わらないのだが、世界は変わり続けている。
風俗はとっくに卒業した。
飛田新地のゆうちゃんのことだけ、好きだ。
他は、忘れたい。
蒼のことは好きだ。
サークルのバングルが朽ち果てるまで、つけていたって、へっちゃらだ。
実際、脱臼しないと外れないだろう。
蒼のことを、思ってつけたSCOOTERと言う名前のサークルバングル
インドを旅した時に、カッコいいインドの青年が言ってた カッコいい男は何も気にしない。
突然涙が溢れたって、流れるがままだ。
もし、好きな子がいるのに、新たに出会い(蒼のように)恋をして、抱いて、自分のものにして。
それを誰が非難できる?
俺に罪の意識は、全くない。
永久会員のギタージムが、生涯会員にへと、名称を変えた。
詐欺にあった。騙された俺が馬鹿だった。
あすかパールバティ号と言う、シングルクレイドルのチョッパーを売り払い、作った50万で永久会員になった。
まぁ、いいさチョッパーは自分で一から組み上げればいい。
そのうちに自分の年も忘れるだろう。
実際に何度か、忘れていた。
年齢なんてなんら関係ない。
捨ててはいけない過去を捨てる度に、人は老いるのだ。
微妙な過去は結構ある。
森羅万象
森と林の違いを知っているか?
阿修羅を知っているか?
よろずがわかるか?
最後は象だ!
だが俺はこの文を書き終えたら、森羅万象をググろうと思う。
意味不明だ。
サディストな父
名称を変えた、ギターの先生
変わり続ける右側
寒い夜の独り言だ。
追記 森羅万象をググった。
宇宙に存在する一切のこと
一切とは全てということ。
森羅とは森が連なること。
万象とはあらゆる全てということ。
追記
でも、ギタージムの先生のことは信用しているし、とても優しく尊敬できる人だと思っている。
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