第2話お化け屋敷
「報告いたしますー、見失いました」
ーー檻から熊を放し、山に送り込んだ
ーー山狩りではあるが、趣向を凝らしてみた
ーークマに襲われ、命を落とすのも一興だろうと
ーーーだが、熊が怖気づいて逃げていった
(いったい何をしたというのだ)
大金持ちは、頬杖をかくーーこれが、彼の考える姿だ
「--、やりましたよ―ー喪船です、やつらなくしたんだ」
「本当か」
ーー小さい箱の中に入っていたのは、、、、人形だった
どんな姿の人形かわ、、、今は言わないが
「ばか、これはーー人形だ、やつらたぶらかしお、、、って」
ーーーその時、うっかり間違ってお菓子の中に、含まれた酒の成分が全員に効いてくる
ーーーーお菓子屋は薄く笑う、冷や汗を一筋たらしながら、にやり、と
ーー彼らは逃がしてしまう、「かなづる」を
ーーー彼らが、ふたたびかなづるにしようと思っていたものを
ー舞台は、これより10年後の世界
、、、、、、この世界には、かかわつてはいけないものがある
至極「当然」で、当たり前の前提ーーそれがゆえに、破ることにできない必然の結末
それに勝つことは誰もできない、支配もコントロールもできないものがある
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