第11話 ニート10日目

「本当に話してるだけで面白い!」

「ワードセンスが絶妙だよね。」

「また今度ご飯行こう!」

そう伝えた私の友人は、今の私の状態を見ても友人を続けてくれるのだろうか。

仕事をしている時の方が多少の愚痴はあれども生き生きとしていたんじゃないか、だとかまたもや後ろ向きな考えばかり頭に過る。

あの時に戻れたらいいのに、なんて何十回思ったことか。


今日やっと社会保険だとか健康保険の資格喪失証明書が届いた。

だが、一緒に届くはずの離職票はまだ届かず。

いつになったら届くのか。

だが、資格喪失証明書が届いたので近日中には区役所に行って手続きをしてしまわないといけない。

区役所に行くにはバスで15分もあれば着く距離であるものの、行くまでが非常に面倒。

だが、これはしなければいけない手続きだからいくら億劫でも行くしかない。

ズルズルと引き延ばしてたらいつまで経ってもいけないだろうから、明日にでも行ってこなければ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

ニートになってからの生活 p!ty @micoron7

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ