異世界のアレコレ


 思いついた設定を徒然なるままに書いていくので、ストーリー的な順番は気にしないでください!

「これはどういうことなの?」などありましたらコメントや感想を下されば説明し、追加する予定です。



 1、【みんなの転移理由】


 はい!これはですね、確かに明確には話してなかったかなと思います。

 この作品での転移は主に召喚ではなく、死んでから異世界へ行きます。その死んだ理由を説明していきます!

 それでは行きましょー!


 ・静紅 交通事故

 ・六花 階段からの落下

 ・蜜柑 バナナをのどに詰まらせた

 ・結芽子 気が付いたら死んでた


 ・紗友里 不審者に襲われた凪咲をかばって刺された

 ・凪咲 紗友里の後追い自殺



 静紅の説明はもう大丈夫ですかね!トラックに轢かれたんです。はい。その時に出てきた[深紅の死時計]という四角い箱も今後のストーリーに関係してくるので楽しみです!



 次に六花!来ました本作のヒロインの一人!

 彼女は道路を渡る際、歩道橋を使っていました。大晦日ということで外はかなり冷えていて、地面は凍って滑りやすくなっていたんですかね。つるん!と滑って最上段から地面に真っ逆さまです。


 第八章の儀式編の時には、交通事故で亡くなっていることになっています。

 これは、本来静紅が死ぬはずだったのに、強制的に静紅を年明けまで生き残した際に発生した矛盾点から「ランダムに静紅が死んだ同時刻に死ぬ人、死ななければいけない人]がどうしても出てしまい、運悪く六花が選ばれてしまったみたいです。

 最愛の人が生き延びてしまったため、六花が死んでしまうのも何かの因果が働いたのかもしれませんね。

 もちろん蜜柑と結芽子も生きている設定なので、世界のどこかで二人の代わりに[バナナを詰まらせて亡くなった方][本人も忘れるほどしょうもない死因の方]が出てきてしまうんです。

 あの2バカと同じ死因というのはなんとも不幸ですね…、だってまぁバナナはありにしましょう。本人も忘れるほどのことですよ!?私は嫌だなぁ。



 ほい、次は蜜柑です!彼女はマンゴーも好きですが、バナナも好きなんです。

 疲れ切った会社帰りに偶然見つけた美味しそうなバナナ。生唾を飲むほど、あまりにも美味しそうだったので三本買ったんです。あほなのかな。

 鼻歌交じりにながらバナナをしていると、見事に喉を詰まらせました。必死にもがいた末、心配した人の前で息絶えてしまいました。


 窒息死や安楽死は手っ取り早いと思われがちですが、最も苦しい時間が長い方法です。

 逆に、首ちょんぱや頸椎を折るのは何の痛みもないらしいですが。

 しかし!死ぬのはいけません!死んだら終わりです。生きて、必死に生きて、どんな小さな希望でもいいです。それを目指して生き続けてください!

 私との約束ですよっ!もし破ったら…。あ、寿命なら仕方ないです。



 さぁどんどん行きましょう!結芽子!彼女の死は本当にどうすることもできませんね。

 一緒にありったけの供養をしてあげましょう。

 まぁ何も覚えていないあほらしさも、彼女の愛すべき点ではあるんですけどね。



 紗友里!時代は遡って8年前。

 仲の良かった凪咲と一緒に歩いていると血走った通り魔に遭遇。辺りが騒然とする中、運悪く凪咲が標的にされてしまいますが、それを身体を張って阻止し、その代価に命を失いました。

 いいですね、かっこいいです。

 そのあと一緒に死んだ凪咲は紗友里に合流してこっぴどく怒られましたとさ。

 命はって助けたのに自殺で結局死んじゃうって、そりゃ怒りたくもなりますわな~。ドンマイ紗友里!



 最後に凪咲!まだ謎の多い彼女もまた、異世界転移者の一人です。

 さっきから出てきているように、紗友里の後を追いました。

 天真爛漫な彼女は、紗友里と一緒にいることが何よりの楽しみでした。

 出会って日は浅いですが、友達に月日は関係ありません!紗友里も凪咲のボケにツッコミを入れるのが楽しく、自然といつも一緒にいたようです。



【キノコタンについて】


 これは確かに詳しく説明はしてなかったかもです。

 実はこのキャラクター、地理の授業と部活の時間に思いついたんです!


 え?そういうことじゃない?


 えへへ、分かってますよ!

 赤ベースに白の水玉模様のキノコ傘系魔物をもし見つけたならご用心!さらにその子に手を出すなんて言語道断っ!二人の少女があなたの心臓を打ちぬきますよ (物理)


 キノコタンはもともと2つの軍に分かれていました。善と悪ですね。

 どちらかが本当の悪なのか、それは誰にも分かりません。

 コンペートを取り合う戦争もやがて終戦し、合併することになったキノコタンの領地は、善が農業、悪が工業。と役割を分担するように。

 この役割分担は地形も関係していて、悪の領地は元々兵器の生産や防具などの工場がありました。悪の領地内には鉱山資源がたくさんあり、それを奪い合って戦争を起こしたこともあるほど。

 反対に、善の領地付近には北東の高山地帯から溢れ出た大量の雨水が大河となり、キノコタンの森にも水が届く[大きな川]があります。それによって、周りの木々や地面も生き生きとしており非常に農業の生産性の優れた土地関係だったらしいです。


 善と悪、合併するということは手を取り合うということで、互い協力していかなければいけません。互いにしかできないことを互いがすることで、今のような発展ができてるんでしょうね。



【能力について】


 静紅達が転移した異世界は、元の世界とは違って生まれながらにいわゆる[超能力]を手に入れる資格が与えられます。しかし、それはあくまで手に入れる資格をもらっただけ。

 発現するタイミングは人それぞれで、ルカとルナのような幼いころに優秀な能力を得る人もいれば、二十歳にしてようやく発現した!と思ったら、全くどころが分からない能力だった…なんてこともある世知辛い業界です。

 ちなみに、魔物や龍にも能力が発現することがあります。


 能力の種類はまだまだ分かっておらず、そもそも能力が何なのかも今の研究技術では解明しきれていな部分の方が多いのだとか。

 もちろん、能力が誰かとかぶることもありますが、めったにないことなので特に必要は無いかな!


 発現する個数は主に一つですが、フレデリカのようにレアケースとして複数持ちの人も出てくるみたいです。

 ちなみに、どんな能力かは育ってきた環境によって大まかに区別はされますが、発現するまでは分からないランダム方式になってます。


 能力には使用回数というものが存在し、典型的なのは[魔法創作]という能力です。

 持っているのは、料理人のフレア君です。彼にもいつか登場してもらう予定です!


 魔分子を使用して発動する魔法という概念。それを自分オリジナルに創造するのなら、もちろんその分の高い権限が必要になります。

 権限を使用して能力を使うので、一生に一回しか使えません。


 反対に、回数無限の能力もあります。こちらのパターンが9割ですね。


 ちなみに能力は、成れの果てと名乗るあの4人組が生み出したもので、それについても作中に話されてますね。たしか…静紅の夢に現れたキュリオスが言ってた気がします。



【魔法について】


 異世界には能力とは別に魔法が存在します。これを使用するには魔分子が必要になります。魔分子についても後で話します。

 魔法は使用回数無限の優れた物です。杖などのマジックアイテムを特に必要とせず、空気中の魔分子を体内、主に肺に溜めることで使用できます。


 属性といった、これも魔分子に大きく左右される概念があり、火や水といったメジャーなものから治癒、快適といった特別なグループもあるみたいです。


 無詠唱でも使用できますが、慣れないうちは呪文を唱えたほうが練習効率がいいらしい。


 魔法にも階級が存在していて、同じ火属性でも階級が変わると使える魔法も変わります。

 しかし、自分の体に合わない階級の魔法を使うと、農村でのボア襲撃のときのナーシャのように負荷がかかります。それが嫌なら、大人しく練習を積んで自分の使える魔法階級を上げましょう。



【魔分子について】


 魔法の使用には魔分子という、粒子の類の物が必要になります。

 この世界の魔分子量の発生源は[精霊の死骸][龍の周囲][自然物]が主です。


 精霊の死骸というのは、精霊は死んでしまうと小さな塵になり、やがてこの世界に漂う魔分子へと姿を変えます。


 龍の周囲は、龍という存在自体が世界に大きな影響を与えてしまいます。その原因は、龍が行動を起こすだけで大量の魔分子が飛び出して行ってしまうからです。ちょこっと伏線を張っているところもあるので探してみてください。


 自然物というのは、人工物以外の全ての無機物です。天までそびえ立つ世界樹から、道に生えた雑草まで、量に差はありますが、酸素と同時に魔分子を世に放ちます。

 海、火山、草原、たくさんの自然物から溢れる魔分子はとても不思議な存在です。


 魔分子には属性があり、これが魔法に属性と言う概念をもたらしました。

 火属性なら火魔分子、水なら水魔分子。と、言わなくても分かるほど明らかな区別をされていますね。優秀です!


 水魔分子が満ちた場所は自然と空気が澄んだり、地魔分子が満ちた場所は不思議とパワーをもらえます。

 もしかすると、滝近くに行くと空気が澄んでいるのは水魔分子があるからで、サウナが蒸し暑いのは火魔分子が満ちているからなのかもしれませんね!パワースポットなんかも、そこから魔分子が発生してるから……なんちゃって!



【精霊について】


 異世界には精霊という存在がいらっしゃいます。なんでも、精霊は人の敵と認識されているため結構戦いが起きています。

 魔法同様、階級が存在していて、


 下級精霊 人語は話さない、力もそれほど高くない、精霊の中で最も弱く分類される。

 中級精霊 言葉は理解できる、力はそこそこ、精霊の中で真ん中の強さ。

 上級精霊 人との会話が可能、力も大きく、精霊の中で最も強い。


 って感じですね!登場した数少ない精霊さんを分類してみると、


 雪精 下級精霊

 セイレーン 上級精霊


 一概に精霊全員が悪者!ということではなく、いい精霊もたくさんいます。ただ人による偏見で全員が悪いと思っている人もいるようですが。


 先ほど話した通り、精霊は亡くなると空気を漂う塵[魔分子]になります。人は精霊を嫌っているのに、魔分子を肺に取り込んで魔法を使うっておかしな文化ですねっ!(笑)



【龍について】


 はいでました、成れの果てに次ぐストーリーに大きく影響を与える存在です。

 まずは龍と竜の区別から。


 竜は人の暮らしを支える重要な役割をしていて、龍は危険な存在です。


 龍は、どちらかと言えばドラゴンっぽいフォルムをしていて、異世界の男子からの支持率は大きいです。

 彼らの存在自体が世界に大きな影響を与えています。

 例えば、静紅たちが戦った[黒龍]さん。彼が守っていたのは【蒼海の宝玉】というとても大切なもので、それが人の手に渡ってしまうことで『人が海の中で息をした』と、普通はありえない現象が起きてしまうのです。


 それは守護としてもそうですが、彼が倒されてしまったことで世界のどこかで運命の歯車は狂ってしまうんです。それを修復する役割をもつ仕事ももちろんありますけどね!


 その場に存在するだけで魔分子が沸き、動くだけで天変地異が起きます。

 このような設定は、龍という圧倒的な生物に相応しいか相応しくないか。それは分かりませんが、ただ一つ。龍としての威厳は守られていそうですね。



【竜について】


 何かと人の生活には欠かせない存在である[竜]。

 彼らにもグループがあって、『2足歩行型』と『4足歩行型』があります。


 2足歩行型 恐竜で言うと[ラプトル]さんっぽい感じのフォルムをしてます。主に乗用竜として用いられて、体力と筋力は少ないですが移動スピードは車よりも速いです!まさにスピード特化の竜ですね。


 4足歩行型 例えるなら[コモドドラゴン]という動物の形をしています。主に竜車を引っ張るのに使われて、スピードこそ無いものの、持久力と筋力はトップレベル!スピードは自転車よりちょっと速いかなぐらい。


 両方に良い所と悪いところがあるので、使い分けが大切ですね。



【魔物について】


 この世界の生物はほぼ全て魔物に属されます。魔物じゃないのは人やエルフといった人型の種族さんたちです。


 魔物はどこからともなく沸いてきて、人を襲います。

 種類は確認されているだけでも数百種。魚から昆虫、鳥までもが魔物で、探してみるとすぐ見つかるレベルでたくさんいます。


 魔物討伐というお小遣い稼ぎの方法があることから分かる通り、魔物は倒しても塵にならずにそのままになります。それを売ることでお金をもらえる仕組みになっています。


 魔物の発生源はまだ分かっていませんが、今後のストーリーで出てくるので注目です!

 伏線というか、ヒントもありましたけどね(笑)



【宝玉について】


 この世界の宝玉というのは、[使用することで加護]が受けられたり、[自分自身の能力向上]など、メリットばかりの魔道具です。

 魔道具と言っても、手作り魔道具ではなく、大昔から伝わる自然発生した魔道具に分類されます!

 第八章で静紅達が使用した[蒼海の宝玉]もこの一種で、押し込み式のボタンを押すことでパリンっと欠片も残らず飛散してしまいます。

 このことからわかるように、この世界の宝玉は一度使うと消えてしまうので[次の自然発生まで待つ]必要があります。

 乱用されないように。守護竜がいたり危険地帯に隠れていることが多いんだとか。



【加護について】


 特定の宝玉の使用、国家レベルの大魔導士の術式、その他例外を含めた数少ない方法で、神様という存在から一時的に授けられる【おまじない】のようなものを加護といいます!

 おまじないと言っても効果は凄く、時間は長く持ちません。



【成れの果てについて】


 作品中に、たびたび登場する成れの果てさん。私が一番に思いつくのは[キュリオス]や[ルースリィス]達です。

 彼女たちはとっても不思議な存在で、作中では謎の多い人物たちです。

 世界の調整を行い、能力を製造したり、魔物を生み出したりと、異世界の中心的人物という立ち位置になります。


[盗賊団基地破壊作戦編]で登場したリュカという人物がいます。彼女のセリフを思い出してみると、

「これは天の水。私はそう読んでる。コレは、ここから取り出せる」というのがあります。天の水と彼女が呼んだピンクの液体は他の場面でも出てきています。

 それが第八章でイナベラが人魚になった当時の話のシーンです。

 その薬をイナベラに渡したのはルースリィスと結論は出ていたのですが、その薬が何なのかは全く明かされてはいません。 (第117頁現在)

 リュカとイナベラがその薬が飲んだ後、それぞれの身体に異変が起きました。

 リュカは身体が燃えて魔物のようになり、イナベラは呪われた人魚になってしまいます。

 燃え盛る炎の魔物…リュカは自身をこう呼びます。成れの果て と。


 そうなるともうある程度の予想が付くように、リュカと同じ薬を飲んだイナベラも成れの果ての一種で、イナベラはリュカのように暴走はしていない。

 暴走の有無が人によってあるのなら…っと、これ以上話すとネタバレと言いますか、お楽しみがなくなってしまいますね!





 さて、まだ考えていたのもあるんですが、忘れてしまったので随時更新していきます!その時はしっかりお知らせするのでご安心を!


 ご不明な点等ありましたらTwitterのDMか、感想に書いて下さればお答えします!


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