_._.どこも意味は無いのです。
何かにつけて、発言をする。
小さな小さな歪な口が、巨大な繰り言を吐き出し、虚言癖をつけていくのです。
大きな大きな口開き、巨大な模倣は崩壊す。
意味は無き発言権を持ち、押し黙る事しかできないのです。
五月蠅く喚く、巨大な目が、こちらをギロリと向いてくる。
何かにつけて、盲目になる。
どこも意味は無いのです。
探すことすら疲れてしまい、大嘘を吐き続けるのは何?
黙る事すら、出来ないのです?
どこにも責任は無いのです。
探ることすら、鉛直に落ちていく、音を立て、目を回してる。
後悔しても、巨大な口が重力に従う。
何もないそこを見続けて、生きてることすら不安定で、私は攫われ溶けてたとさ。
生きてても殺されて、死んでいたはずなのに意味は無かったのさ。
血液に触れ、時計を見てて、硫黄の香りが私を誘う。
誰にも探られない、盲目が、形骸化した言い訳という、素のない意味の無い不気味さが物質化していたのだろうか。
エントロピーは増大し続け、熱力学は極論へと化した。
絵空事の永久機関は、理想でなく、後悔に。
探せないのは誰かの所為で、意味を持たせないのは責任感で、巨大な口は別離を起こし、雨の中には記憶が残る。
死体のような貴方様には、
どこも意味は無いのです。
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