電波ノート

暗闇研究所

_.どこも何も無いのです。

コトリと絡まる視線が、私を留める暗闇に置かれた皿のような物で、丁寧に置かれておりましたとさ。


その場所から動くことさえも、月光希望に手が届かなくて、私の手はnull絶望に喰われてしまった。


空白に手を置いてみても意味は無いから、集団心理学の中心点へと向かう重力加速度は、大きな口を開けていてたけれども、溶けてなくなることもせず。


鉛直方向に落ち続ける物たちは、意味を知らされることもなく死に晒すことになるのだろうか。


どこも何も無いのです。

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