六章 『転生者』

これまでの登場人物

 

 ★オリバー・ルークトーズ(18歳)

 不安な事故で死亡した主人公。

 神様(?)に気に入られ、俺TUEEのチーレムラノベ『ワイルド・ピンキー』の(モデルとなった)異世界に負けヒロインとなるエルフィー救済のため【顔面チート】と【幸運チート】を与えられ転生。

 念願の彼女と婚約者にはなれたけど、距離はまだ微妙。

 環境のせいなのかなかなかにクサいセリフも真顔で言う(エルフィー限定)。

 母に似て銀髪青眼。顔面チートでお察し。


 ☆エルフィー・マグゲル(17歳)

 チーレムラノベ『ワイルド・ピンキー』の原作4巻のヒロイン。

 主人公に想いを寄せるも、ハイスペックなハーレムに加わる自信を持たず想いを告げる事なく寂しい生涯を送る──予定だった。

 オリバーの求婚を受け、伯爵家養女となり婚約者になる。

 絶壁眼鏡地味系おどおどだが大変愛情深い少女。

 作者の「絶壁眼鏡地味系ヒロインの良さが分かる民へ……」から属性が決まった。

 紫髪緑目。


 ★ウェルゲム・マグゲル(14歳)

『イラード地方』マグゲル領領主、マグゲル伯爵家の長男。

 本来はエルフィーを奴隷のようにこき使うクソガキであったが、伯爵がオリバーを家庭教師兼護衛として雇ってからはオリバーを「師匠!」と呼び慕うチョロ……素直な少年に。

 いろんな都合上出番や活躍ストーリーをほぼ全面的にカットされている。ごめん。いや、本当ごめん。悪いと思ってるよ本当だよ。

 師匠(オリバー)の事はとっても大好きだし尊敬しているけど本気でおっかねぇし人の心がないと思ってるよ。

 赤髪赤毛。



【ラノベ主人公サイド】


 ★シュウヤ(17歳)

 チーレムラノベ『ワイルド・ピンキー』の主人公。

 本名はザコだが、さすがに名前がザコなので前世の名前である「シュウヤ」と名を改めて無双する事にした青年。

 巨乳を嫌いな男なんかいないと思ってるよ。

 赤髪金目。


 ☆リリ(16歳)

 シュウヤ(ザコ)の幼馴染の少女。

『ワイルド・ピンキー』メインヒロインの一人。巨乳美少女。

 だが戦闘スタイルは殴る蹴る。

 世話好きでお節介、ついでに毒舌で人の心を殴る蹴る。

 オレンジ髪、緑目。



【エドルズ公帝国】


 ★現公帝

 名前決めてない。でっぷりしていて気弱な典型的なダメな王様。

 オリバーの『魅了』に落ちている。いい子のみんなはこんな大人になってはいけないぞ。作者との約束だ。


 ★エルヴィン・エドルズ

 エドルズ公帝国、公太子。

 オリバーの『魅了』に落ちてるのかそうでないのか分からないが危険人物である事には間違いない。


 ☆エリザベス・エドルズ(18歳)

 エドルズ公帝国、公女。

 のちにシュウヤのハーレムに加わる予定。

 つまり巨乳。

 高飛車でツンデレだが、為政者としては一番まともかもしれない。

 銀髪赤目。



【エドルズ公帝国騎士団】


 ★ ルネーシス・クインケ

 第一騎士団団長で、通り名は『火鉄壁のルネーシス』。ヤオルンド地方担当。

 のちに反乱を起こす一人。


 ☆ クローレンス・ヴォフェニア

 第二騎士団団長で通り名は『紅のクローレンス』『鮮血の戦乙女』。クロッシュ地方担当。

 オリバーの『魅了』に幼い頃からヤられている。でも、マルティーナお姉様が怖い。


 ★ アーネスト・グレイン

 第三騎士団団長で、通り名は『貫無のアーネスト』。ハグレード地方担当。

 実力主義な性格で、現政権を快く思っていない。


 ☆ マルティーナ・クロッシュ

 第四騎士団団長で通り名は『エドルズの青薔薇』。

 旦那は第四騎士団副団長のジェナイ・クロッシュ。

 乗り物はワイバーンのダイアナ。

 イラード地方担当。

 引き取った子どもはタグレリック。

 オリバーの伯母の一人。ある意味騎士団で一番強い。


 ★ ハルエル・イディンテッド

 第五騎士団団長で、通り名は『雷鳴の魔術師』。帝都担当。

 平民出身でありながら宮廷魔法使い筆頭にまで上り詰め、現在の団長の地位も確立している若き天才なのだがなぜかその空気がまったく感じられない。

 クローレンスに懸想している設定があるので小話を入れたいけどどうなるか分からない。がんばれ。


 ★ ジェイル・ハグレード

 近衛騎士団団長で、通り名は『忠義のジェイル』。帝都担当。

 真面目ないい人。一応、『ハグレード地方』の『四侯』の弟だったりするんだが登場人物紹介を書いてる時思い出したのでなんの役にも立たないかもしれないこの設定。



【クロッシュ地方】


 ★ フィトリング・クロッシュ

『四侯』の一人。オリバーの祖父。クロッシュ地方の統治者でもある。孫可愛いこじらせ。


 ★ディッシュ・ルークトーズ

『トーズの町』のギルドマスター。元Aランク冒険者。オリバーの父。家族想いな愛妻家。


 ☆アルフィー・ルークトーズ

『トーズの町』のギルド受付嬢。オリバーの母。生まれつき足が悪く、歩く事が出来ない。


 ☆フェルト・クロッシュ(8歳)

 オリバーの妹。祖父と養子縁組を組み、現在クロッシュ侯爵家の女主人となるため勉強中。

 ブラコン。


 ☆ビクトリア・クロッシュ

 オリバーの伯母の一人。アルフィーの姉。エルフィーと同じく『魔力欠損症』で、魔力を持たない。



【イラード地方】


 ★ウォルドン・マグゲル

『イラード地方』、『マグゲル領』領主であるマグゲル伯爵家の当主。ウェルゲムの父。

『火の伯爵』の通り名を持ち、『威圧』で周りを怯えさせがち。とてもキレやすいが、実は子ども好きで子どもを甘やかしたい人。全部裏目に出てるのでそう考えて読むと愉快なのでおすすめ。

 ちなみに本編に入れるの忘れたんだけどオリバーが来たばかりの頃、実は父親の補佐でまだ正式な領主ではなかった。でも当主のくせに遊び呆けてなにもしないじじい(父)に全部押しつけられていたから周りはウォルドンさんを領主だと思ってそう呼んでたし本人もいちいち訂正するのが面倒くさいからそのまま呼ばせてたよ。エルフィーの養子縁組に父親から反対されたので「うるせぇ、どうせ役に立たないんだから隠居しろクソジジィ!」とガチギレして喧嘩して喧嘩に勝って家の当主になったりしてるけど実はラノベではまだウェルゲムの祖父が当主という設定なのでこの時点で実はIFルートになってるよ。誰も気づいてないからここに書いておくね!(気づいてた人はすごいよ誇っていいよはははは!)


 ☆ルジア・マグゲル

 ウォルドンの妻。政略結婚の後妻。ウェルゲムの事はこれっぽっちも可愛いと思っていない。自分大好きパーティー大好き。若い男も大好き。

 典型的なダメ後妻だが、ウォルドンの社交嫌い故、彼女のおかげで上手く回っている。


 ★ゴリッド

『イラード地方』、『アルゲの町』に住むドワーフ。

 オリバー専属の鍛治師となりつつある。

 お酒大好き。酒のつまみは甘いもの。つまり甘党。



【ラノベ敵サイド】


 ★ミシェラ・スレリエル

 妻の死を受け入れられず、妻を生き返らせるべく実験を繰り返すマッドサイエンティストもどき。

 独立した伯爵家の末裔で、厄呪魔具の使い手。

 様々な場所に蜘蛛の巣のような罠を張り巡らせ、人も魔物もあらゆる生き物を『素材』として使用する。


 ★タック・ローグ

 厄呪魔具【魔氷結牢拘】を持つ。

 オリバーに敗北後、スレリエルにキメラ化される。

 それでも未だ死ぬ事なく、どこかに身を潜めている。



【聖霊】


 シヅア

 クロッシュ侯爵家にある『霊器ウィンド・ランス』を器とする風聖霊。

 自身を「オレ様」と呼ぶ男っぽい性格。

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