第92話 新たな人材確保

昨日通り過ぎたギルドと奴隷商を尋ねてみることにした。

奴隷商には新たな人材と子供の奴隷が居た場合には購入する予定だ。

まずは奴隷商に行ってみる。

生産系の経験者の奴隷を紹介してもらった。

ティアとともに将来性のある人材を探した。

メイド、農業、畜産、商人、冒険者の経験者と寮母向きの人材を雇った。

次に子供の奴隷をすべて買い上げた。

最後に欠陥奴隷を見せてもらい、有能なものを選んだ。

購入した人材を連れ、ブルームーンへ転移した。

まずは欠陥奴隷の治療を行った。

一気に俺を見る目が尊敬のまなざしに変わった。


「俺は君たちの主人という立場になったスカイ・ブルームーンだ。君たちのいるここはブルームーンタウン、俺の領地だ。君たちにはこれから適材適所に配属してもらって働いてもらう。子供たちは学校で学んでもらう。衣食住に関しては俺が保障するので心配はいらない。今後の人生が幸せであることを祈っている。」


あとのことはマーガレットやサーシャに任せた。


次に冒険者ギルドに向かった。

Aランク以上の高レベル者しか不可能な依頼が残っている場合には消化してあげようと思う。

先日討伐した悪魔が最難関クエストだったようだ。

すでに討伐したことを話すとギルドカードを確認し報酬をくれた。

報酬はこの町の孤児院に寄付した。


まだこの町をちゃんと見てまわっていなかったので食材店を中心に回った。

雪国ということもあり、あまり野菜や果物は豊富ではないようだ。

毛皮や肉の店が多い。

ここは大陸の北限でもあり、海が近いのでタラや鮭、カニなどが売っている。

昆布やホタテもあった。

寄せ鍋が食べたくなったので海産物を買って帰ることにした。

今晩は鍋だ!


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