第37回「信長公と蘭奢待(らんじゃたい)」 (2020年12月20日放送)
●信長=みんなに認められるのが快感
秀吉=権力を踏みにじるのが快感
ああ、こりゃわざと将軍様を裸足にさせたなぁ。
●第1次信長包囲網の瓦解。
急ごしらえの同盟の弱点というか。
書状程度の結束なんて、この程度なのね。
●この頃の大名は、手間のかかる直筆のサインではなく、朱印状(ハンコ)を使って書類を大量生産するようになってたはずなんだよね。
でも、義昭はあくまで、手書きサイン。
朱印を取り上げられてしまったとも考えられるけど、古風な彼らしい習慣にも思える。
●正親町天皇、動く!
かつて、時の上皇が『平家』と『源氏』を競わせたように、毛利と織田をぶつけるおつもりのようだ。
したたか、したたか。
●なか(秀吉の母)も、まさか初対面の菊丸が徳川の間者とは知らないはず。
息子のような腹黒キャラではなく、【無自覚・天然で、真実を言い当ててしまう】設定のキャラクターと見た。
●信長名物。
約束破り、手のひらクルーがキタァ!
これからも、毛利と一緒に但馬を割譲作戦も履行しないし、長曾我部の四国切り取り次第も反故にするぜ!
後の秀吉もそうだけど、約束を破るのは権力者の常。
だけど信長は、嫌われちゃいけない大物に対してもそれをしてしまう。
君それが原因で、以前も、浅井を敵に回してるでしょ!
---追記分---
●比喩とかが通じない信長にとって、帝、さらにいえば日本人特有の【本音を言わない】コミュニケーションはある意味、鬼門。
我慢に我慢を重ね、ついに限界を迎えた帝がブチきれたとしても、信長視点だと「え? なんで? 急に怒ってんの? ヒドくない?」って反応になるのだろう。
●信長「認めてくださるだろうか?」
ではなく、
信長「認めてくださるに違いない」
になっているのも、ポイント高い。すごく、傲慢。
ワイの経験上、こうやってロクに接触も取らず、相手のキャラクターや感情を決めつけはじめると、近くない将来、だいたい関係が破綻する。
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