第13回「帰蝶のはかりごと」 (2020年4月12日放送)
●サル秀吉、初登場から女好きを発揮。
●【死の商人】vs【大商人の血を引く娘】 ファイッ!
●聖徳寺でのミーティングを主導したのは『平手政秀』という説を見たことがあるけど、本作では『帰蝶』が大きくかかわっていることに。
まあ、『平手政秀』で確定しているわけじゃないし(『平手政秀』がHARAKIRIした時期から考えても、ちょっと厳しい)、面白い展開であると思う。
●『嫌われている』ことを突き付けられ、割と落ち込んでいる風の斎藤道三。
道三視点からいえば、彼なりに息子や光秀を可愛がっていたつもりの末の破綻なので、それなりにショックなのだろう。
それでも完堕ちしなかったのは、光秀の涙と『御恩がある』という言葉に救われたからか。
●帰蝶は、信長の心を救ったうえで、織田父子の関係を取り持った。
光秀は、道三の心を救いはしたが、斎藤父子の関係修繕まではできない。
セラピストとしては、帰蝶の方が格上か。
●道三流の『相手を貶めるのも親愛感情の表現の1つ』というコミュニケーション方法は、信頼関係が先行してあって、かつ対等な立場じゃないと成立が難しいね。
上下関係の中でそれをやれば、ただの人材評価。
悪評のレッテル貼りと捉えられるし、パワハラになりかねない。
少なくとも、義龍はそう受け取っちゃったんだよなぁ。
●教訓を1つ導き出すとすれば、健全な関係を育むには、
『気をかけるだけじゃだめで、ちゃんとレスポンスを確かめろ』ってことかな。
現代にも通ずるので、多くの【人を育てなきゃいけない立場の】人に、観てほしい。
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