第12回「十兵衛の嫁」 (2020年4月5日放送)
●それは本当にはぐれたのですか?
周りの者が、示し合わせたのではありませぬか?
●伊呂波太夫、旅芸人は各地で情報収集するための隠れ蓑で、どうも忍くさいなぁと思ってたけど。
さては、今川家の間者か?
●帰蝶、織田父子の間を取り持つ。
これまで、【気遣いつつもさっぱり相手には伝わらない】例を数多く見せつけられてきた(例:斎藤道三 vs 義龍+美濃国衆)だけに、大手柄だね。
●やっぱり信頼関係って重要。
どんなに的を射た指導でも、相手との信頼関係がなければ、ただの皮肉にしか聞こえないのだから。
今回は、帰蝶が柵を取り払ったんだ。
●しかし、帰蝶が伝えた【織田信秀の言葉】は一言一句、本当なのか。
旦那を元気づけるために、都合よく創作したと勘ぐるのは、ひねくれ過ぎか。
帰蝶は元々、腹芸ができる性格ではなさそうだけど、信長の将来のためにやって見せるくらいの器量もある気がする。
後で録画したのを再試聴して、分析してみよう。
●ようやく身を固めた、光秀。
でも、史実通りなら数年後には美濃を追い出されて、朝倉氏のところで10年間くらい浪人やってるんだよな。
そして織田家に入っても、麒麟を探し続けると。
この物語の光秀は、生涯、モラトリアム男なのかもしれない。
■追記■
信秀の遺言の解析結果。
「信長は???。帰蝶、信長を宜しゅう頼むぞ」
???は聞き取れなかった部分。
ただ、最後は、あ行え行のような、口を開いて終わる単語のようだった。
これまでドラマで出てきた信秀の発言に当てはめるとしたら、「若いころのワシにそっくりじゃ」あたりかなと、予想。
もし、↑が正解で、映像外で省略されている部分が無いとしたら、帰蝶は曲解はしていないけど、独自の解釈で補足していることになるね。
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