第22話「4月6日マニアック反省会」

応募した作品や、応募まではしなかったが気に入った作品を思い返して反省会をする。




まず、墨と紙。

この2つの画材に相性があることを改めて認識した。



8千円の紙は持ってる墨と相性が悪くて、あまり綺麗な黒が出なかった。


換わりに、書道用具屋さんで買った210円の紙は、墨の発色がよく綺麗な黒が出たので嬉しかった。


あと1枚しか残ってない8千円のその紙は、多分水墨画の墨用と言うより、日本画のつまり顔彩向けなのだろう。


■■用語解説■■

顔彩がんさい=日本画に使われる「和風の固形絵の具」さすことが一般的に多い。和風と言いながら結構カラフルなことこの上ない。蛍光色かと思うほど派手な色もある。

普通のお子様用固形絵の具も一応理論上は顔彩らしいが、「和風の固形絵の具」のことをさすのが主流。

■■■■■■■■


と言うことは、あの紙を使って墨で描くときは黒の美しさを出すために、かなりかなり濃く墨を擦らないといけないと思う。


残りの貴重な8千円。

カラスの様な黒い青い墨を用意して挑まなくては。

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