【エッセイ】ハルカ彼方に想いを馳せる
ハルカ
創作関連
『誤字脱字があるよ』と『チャック開いてるよ』の共通点
読み手の皆さんに質問です。
「もしあなたが読んでいる作品に誤字脱字を見つけたら、どうしますか?」
応援コメント欄で報告する人。
Twitterのリプで知らせる人。
あるいはDMで伝える人。
見なかったことにする人。
作品や作者とさよならする人。
人によっていろいろだと思います。
本来、誤字脱字というものは作者自身が気付いて訂正するのが最良です。
これは書籍でも同人誌でもWeb小説でも同じだと思います。
作品のことを一番知っているのは作者ですからね。
ところが!
この誤字脱字ってやつは、なかなか作者だけでは気付けないことも多いのです。
そして恐ろしいことに、細かいところほど気付かない。
変換ミスとか、ルビのふり間違いとか、愛媛って書いたつもりが愛姫になっていたりとか。
もう、もうね、本当に気付かないんです。
自分では正しく書いているつもりですからね。
むしろ「これは間違い探しだ!」って暗示をかけないと見つからないくらいです。ええ。
そして、投稿した後で誤字を発見するというね。
「なんで校正のとき気配を消してたの、君ィ……」とぼやくことになります。物書き「あるある」です。
そんなわけですから、私は誤字脱字の指摘をいただけると大変ありがたいです。
大助かりです。いつもありがとうございます!
しかし、どうもそういう方ばかりではないようです。
「誤字脱字を指摘されるのは嬉しくない」
「できればDMで」
「感想だけ欲しい」
という意見もちらほら聞きます。
それらの理由を考えたところ、「恥ずかしさ」が根底にあるのかもしれない、と思いました。
たしかに誤字脱字を指摘されると、「アッ、またやってしまった!」となります。
ちょっと恥ずかしいです。わかります。
そしてその「恥ずかしさ」は、他人から『ズボンのチャックが開いてるよ!』って言われたときの恥ずかしさと似ている気がしました。
(あるいは『ボタン掛け違ってるよ』でも可。)
はい。というわけで。
さっそく『誤字脱字があるよ!』と『チャック開いてるよ!』の共通点をまとめてみました。
【共通点】
・他の人から指摘されると恥ずかしい
(気にしない人もいるかも?)
・親しい人より、あまり親しくない人から指摘される方が恥ずかしい
・実は指摘する側も気を遣う
(みんなの前で大声で言うのはダメなので場所を選ぶ、とか)
(言葉を選ばないと怒らせてしまうかも、とか)
・気まずくなるのが嫌で見て見ぬふりする人もいそう
・あるいは単に指摘が面倒という場合も
まとめてみて気付いたのは、
「もしかして誤字脱字の指摘って割と繊細な話題だった?」
ということです。
こうやって他のことに例えるとわかりやすい!(私が)
次からはもうちょっとデリカシーを持って誤字脱字を伝えようと思ったのでした。
♪~( ̄ε ̄;)
ちなみに私が一番恥ずかしいと思うのは、『チャック開いてる』ではなく『チャック開いてた』です。
「今日一日ずっと開いてたよ」
どうです? この破壊力。
「気付いてたんならもっと早く言ってくれぇえええ!」
って頭から布団を被って叫びたくなりますよね。
そんなわけで、私の小説を読んでくださった方へ。
もし、ご面倒でなければ、誤字脱字の指摘をぜひよろしくお願いします。
歓迎します!(^▽^)/
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