その96『宇宙編』 とのと



『酷暑を つらぬく


   

       この 静寂が 薬』




 そうです。


 静かな午後。


 どきどき、お隣の元気なこどもの叫び声が聞こえるけれど、大型車も通らないし、通勤自動車も通らない。


 これこそ、やましんには、最高のお薬なのです。


 じーん、と、効きます。




『閑けさや


    身にしみいる


         時のおと』



 しかし、まだ、時間は、止まらない。


 はるかな遠い未来には、あらゆるエネルギーが動かなくなり、時の停止するときがくるとも、言われます。


 そこまで、付き合う積もりは、ございませんよ。




『静けさや


     宇宙にしみいる


          おわりの 永遠』




 『永遠の終わり』にしようかな、でも、あたりまえなので、ひっくり返しました。はい。


 ついでに、ひらがなにいたしました。


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