第9話 マタの機械に

アスラ「作者がストーリー構想記憶から消し飛ばしちゃってどうすればいいか困惑してるってマジすか」

店主「マジ」

アスラ「オタクくんさぁ…」


​───────


ノア「今思ったんですけど…」

店主「?」

ノア「氷を操る敵を凍らせたらまずくないですか?」



クロノ「あ」

アスラ「あ」


バキバキバキィッ!


​────真後ろで何かが割れる音が​先へ進もうとしていた一行の鼓膜を貫いた。


氷アクロス「ガ…ガ……」

氷アクロス?「…」


アスラ「あれ…もしかして止まった?」

ノア「助かった…訳ではなさそうですよ…🥺」

アスラ「え?てかなんだその顔🤔」


店主「お前がそれを言うのか…」


バキャッ!

突如アクロスの身体が内側から氷のように砕け散り、内側に潜んでいた別の機械が起動した──


???「再起動シマシタ....戦闘プロトコルを実行シマス.」


???「R.e.a.d.y.」


???「using skill...W Impactダブルインパクト<Blaze>ブレイズ.」

機械が身体を炎で包んだ、と同時にアスラの後ろに回り込む──

アスラ「!?」


間一髪のところで機械の打撃を回避する。

アスラ「危ねぇ!」

クロノ(あの技ダブルインパクトって私の…)


クロノ「アスラ避けて!」

アスラ「!」

パキィン!

今度は武器でガードする────が、あまりに強すぎたエネルギーにアスラの身体が耐えきれず壁に叩きつけられる…


アスラ「ぐぇッ!?」

ノア「吹っ飛んだ!?」

アスラ「……いてて…素直に回避した方が良かったな…」


店主「クラスターフェンリル!」

???「using skill...High speed Fenrirハイスピードフェンリル.」

???「using skill...phantom counterファントムカウンター.」


機械が影になって消えたかと思うと、目にも止まらぬ速さで走る一匹狼ハイスピードフェンリルが現れ、

向かってくる狼の群れクラスターフェンリルを全て躱して店主に噛み付こうとする…!

店主「なッ!?」

ガブッ!

店主「ッ…!」


クロノ「強い…もしかして私たちの技を模倣して自分のものにしてる…?」

???「少しはこちらニモ注意すべきでハ?ファントムカウンター

クロノ「!?」


後ろの影から機械が現れ、その鋼の脚でクロノを蹴り飛ばした…

クロノ「あぐぅッ!?」

アスラ「クロノ!」


店主「……見た目は違うが…機神ズァークか…?」




???「…using skill...<Sunrise Punishmentサンライズパニッシュメント>」

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Oprator-盗まれた宝玉と混沌 くろはかせ @Ruler_RD

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