シレアの初稿が出てきました
こんばんは。休日出勤してきました。蜜柑桜です。
といっても義務で出勤してきたわけではなく、今日は家にいるとちょーっと進まないのが確実な環境になる予定だったため、職場に避難したわけです。緑の公園を抜けて、帰りにソフトクリーム食べてきました。
日曜日の職場って誰もいなくていいですね。一人上司がいらしてましたが、とても気を配ってくださる方で、部屋は別なので特に問題もなく。Twitterを覗いたりして休憩を入れつつのお仕事です。
明日からまた一週間! 毎度のことながら土日もお仕事でした。いっつも言ってますが、きちんと休むことを覚えようと思います。というわけで今週はセールを使ってレインブーツを手に入れなければ……!! 梅雨に備えて。他の靴がダメにならないように。
さて、ふと実家に眠る初代パソコンを開けてみました。
思うところがあったためです。十年以上前に使っていたものなのでちゃんと動くか心配だったのですが、きちんと動きました。
ずっと探していたもの、ありました。
シレア国シリーズ妹編、初稿。
ワード・ファイル。
記憶の中ではルーズリーフに書いていた、と思ったのですよね。違ったのかもしれません。並んで「花と蜂蜜」(短編集に入っています)も残っていました。
ファイル作成年、2005年。自分が記憶していたよりも早かったです。
小学生の時からパソコンは使っていたし(父のを)、大学入るまでは全て手書きで書いていたと思い込んでいましたが、もしかしたら手稿で残るもの以外にももっと書きかけ作品があったのかもしれませんね。自分のパソコンに移行しなかっただけで。
A4で六ページありました。ここから読了済みの方にしかわからない話で失礼します。冒頭から、王女が城に戻って下男と会話、大臣をやり込めるところの途中まで。内容は変わっていません。文章もそこまで大きな変更はないと思います。
ファイル作成は晩秋の11月。シレアの舞台の季節は盛秋。きっと紅葉が綺麗だったんだろうな。
そうしたら思い出しました。この話の冒頭、「少女は森の中をさまよっていた」で始まるのですが、ちょうど自分の部屋でそれを書いていたときに姉に見つかったのを(笑)後ろにいたのでした。
恥ずかしかったな。そういえば。でも姉は私が昔から話を書くのが好きなのを知っているので、親に見られるより恥ずかしくなかったな。親に見せたとしても童話の類でしたから。
初稿が手書きだと思っていたのは確かですが、このファイルもずっと探してたのですよ。パソコンを移行するときに行ったバックアップのハードディスクをみても見つからなくて、あっても改稿+続きを書いてしまったものばかりで、どこに行ってしまったのだろうとずっと疑問に思ってたのです。記憶にある一番最後の執筆が、大学生二年の時にイギリス研修へ行った時、寮の部屋で夜か休日かに、「久しぶりに書くかな」とファイルを開いたのは覚えています。
見つかってよかった。USBに移しました。
なぜ突然に思い立ったのかな、と考えると、第三作目をようやく描き始めたからでしょう。
といってもまだ371字。書き始めたその日に一時間悩んで371字。スピンオフなら一時間で一作は書いてます。本編はシリアスなのでね……「ここが描きたい」というところか、登場人物が勝手にしゃべったり(殿下と従者)、勝手に動いたり(破天荒王女)してくれるとあれよと文章が降りてくるのですが。
おかげでもうクライマックス付近の風景と台詞はあるのでした。間が……。
まだクライマックスの「解決」が本決まりしていないので、資料を漁る必要があります。先日、寝る前にプロットを立てていたら大分、雑談とか茶番とか策略とか陰謀が渦巻いてきたので、まあまあいい感じです。
あとはテハイザ王をどうしようかな、という状況。主要な登場人物であることには変わりませんが、必要がなければ出す必要はないので、今回の彼の役回りはわかりません。クルックスも同様。スピカは出ます。
上記の状態でまだ完全にプロットは立っていませんが、自分の創作傾向は途中までのところで書き出す方が後の方も思いつく傾向があります。
大体。「天空の標」は、当初は殿下が飛び降りるところまでで終わる予定だったし。妹編のおまけのつもりでしたからね。
そんなこんなで時間を見つけて書いていこう、というのが希望です。
って言っても、今年のカクヨムコンには間に合わないかも。もう6月ですものね。
そしてもうカクヨムコンの結果が今週には出ますね。
書籍化はやっぱり憧れる。憧れます。紙の本に、なったら。
いつもシレア国及びシレアのお話にお付き合いいただきありがとうございます。やっぱり大事なのですね。呆れられてるのじゃないかしら、と何だか恥ずかしい気持ちもしないでも……親バカ的な意味で(汗)
でも読んでくださる皆様、コメント、また「ここが好き!」と言ってくださる皆様のおかげで私のシレア好きも増しています。ありがとうございます。
こんなに昔の話を掘り起こしたご経験、ありますか?
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