第6話

 あれから光の狐さんも、お稲荷様にも会えてない。

 けど、いつか会えるって思ってるんだ。

 村の皆も、お稲荷様を信じてくれた。

 隣村の皆も!

 いつ会ってもいいように、皆稲荷を持ち歩くようになったんだ。

 だって、もしまた何かあったら稲荷で叶えて貰わなきゃ!

 白い、光の、狐様に!

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