作業用BGM。/他人様のPV。

2020年2月26日


 どうも、あじさいです。


 おかげさまで、本日2月26日、このエッセイが投稿開始1ヶ月を迎えました。

 皆さん、ありがとうございます。

 投稿開始当時は、誰からも高評価を貰えずに筆者の新たな黒歴史として終わるのではないかと危惧していましたが、♡だけでなく多くのコメントもお寄せいただき、☆やレビューコメントで宣伝までしていただきまして、今日まで1話も削除せずに来られました。

 本当に感謝感激です。


 投稿開始1ヶ月と言っても毎日更新してきた訳ではないので、こういうときだけ出てきてお祝いムードを演出するのも変な話ですが、せっかくなので何か投稿させていただきたいと思います。

 ということで、今回は「応援コメントの難しさ ver.2」の回でチョロッと話題にした、小ネタ集を(誰にも望まれていないのは承知で)お送りします。



●作業用BGM。


 皆さんは学生の頃、勉強のときに音楽を聞いていましたか?

 筆者は中学時代にはカーペンターズを、高校時代にはクラシックをBGMにしないとろくに勉強できないタチでしたが、大学時代は無音でないと集中できなくなりました。

 そして今、読むときは無音、書くときはBGMを流しています。


 先日、遅ればせながら、Aimerさんの『Sun Dance & Penny Rain』という2枚組(DVDを含めると3枚組)のアルバムを買いました。

 最近はこの『Sun Dance』をBGMにしています。

 Aimerさんの歌唱力が凄すぎて若干集中力を持っていかれますが、「よし、書こう」と前向きな気持ちにさせてもらえる1枚です。

(頼まれた訳でも報酬をもらっている訳でもないのでステマではないはず。)


 集中力が切れてくると曲を変えてみるのですが、そういうときに良いのが、ちょっと昔のアニメの主題歌です。

 2000年代や2010年代前半に見たアニメの主題歌は、熱中していただけあって頭に刻み込まれているもので、今でも抵抗なくすっと耳に馴染みます。

 個人的に好きなのが、アニメ『犬夜叉』最初期の主題歌を集めたCD。

 V6の「♪I want to change the world~」で始まるヤツです。

 子供向けアニメの主題歌だったはずなのにどれも良い曲ですし、あまり古い感じがしません。

 まあ、筆者は小学生の頃に70年代の懐メロにはまるくらい感性が古いので、皆さんが同じように感じるという保証はできませんが。


 皆さんも作業用のBGMに困ったら、新しい曲ではなく逆に古い曲を探してみると、良い出会いがあるかもしれませんよ。

 ……ん? 前にも似たようなこと言ったような?(ヒント:「原点回帰の試み」)



他人様ひとさまのPV。


 気づけばもう2週間ほど前のことになると思いますが、ある方のエッセイを読んでいて、「カクヨムでハズレを引きたくなければ、PVに対する♡や☆の数を確認しろ」という趣旨の発言を見かけました。

 そういう内容だとタイトルに銘打ってあるエッセイを読んでしまった筆者も悪いものの、いくら自分の趣味嗜好に合わない作品だからって「ハズレ」と表現することはないんじゃないか、と思いましたが(いや、別に名指ししてる訳じゃないからいいのかな?)、まあそれはとりあえず置いておくとして。

「え? 他人様のPVって見られるの?」というのが筆者の感想でした。


 正直、「これから読む作品のPVなんか見たところでどうするんだ」という思いはありましたが、見ることが可能だと知ると、それはそれで気になってきます。

 ――後学のために、見る方法くらいは知っておいても良いのかもしれない。

 見られるとしたら作品のページからのはず、ということで探してみたら、「小説情報」のいちばん下、「関連小説」のすぐ上にありました。

「アクセス数」

 これだな。

 クリックしてみると、何ということでしょう、PVだけでなく♡の数までばっちり確認することができます。


 こうも手軽に見ることができるとなると、気になったときにはすでに見ているという状況が出来上がります。

「人気と言われているこの作品だと、PVはどれくらい――おお、すごい。拙作とは桁が違う!(当たり前だけど)」

「そう言えばこのエッセイってどれくらい――え、こんなに読まれてるの? 読まれない読まれないっておっしゃってるけど、詐欺じゃん!」

 拙作やこのエッセイのPVなんか見られた日には、もうどんな顔をして執筆活動を続ければよいのか分からなくなりそうだ、などと考えている筆者が、他人様のPVを見るべきではなかったのかもしれません。

 それでも、好奇心には勝てませんでした。

 色々な方の色々な作品の「アクセス数」を見させていただきました。


 そうしている内に、あることに気づきました。

 ごく当たり前のことです。

 PVや♡の数と、筆者が好きな作品かどうかはあまり関連が無いのです。

 カクヨムのホーム画面でピックアップされるような人気作であっても好きになれないものはありますし、逆に、PVも♡も付いていなくても何だか放っておけない作品もあります。


 思ったのですが、もしかして、これがカクヨムの醍醐味なのではないでしょうか。

 たしかに、カクヨムには色々ツッコミどころのある作品が多いかもしれません。

 しかし、一方で、(万人受けはしなくとも)自分好みの掘り出し物に出合える可能性も高いと、筆者は思います。

 なぜなら、市販の本にはないクセの強さが許されているからです。

 アマチュアが趣味で書くからこそです。

 本当に「ハズレ」を引きたくなければ、カクヨムなんかではなく、本屋でベストセラーやロングセラーを探せばよいのです。

 良い作品には確実に出合いたいけどそのための対価は絶対に払いたくない、というのは単なるわがままです。

 もちろん、それは読書家の方々に共通する本音かもしれませんが、大声で言うことではないでしょう。


 ちょっとばかり過激な発言をしてしまいましたが、無力なカクヨム・ユーザーの戯言なので大目に見てください。

 とにもかくにも、こういう訳で、筆者は他人様のPVを覗き見する悪癖から解放されました。

 もちろん、これは悪癖ですよ。

 その作品の本文を読む前に品定めして、これは良さそうだ、ダメそうだ、とわざわざ自分自身に先入観を植え付けるなんて、悪癖以外の何だと言うのでしょうか。

 ……すみません、この話題だと過激な発言を繰り返しそうなので、この辺で切り上げることにします。




 長くなってきたので、ここでページを改めたいと思います。

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