17時のチャイム
時には貪るように、また時には惜しむように、その肌をなぞる。シルクより触り心地がよく、毛布より温かい。
きつく抱きしめたら一瞬で壊れてしまいそうだけど、俺の全体重を預けると、すべてを包み込んでくれる。
俺の動き1つ1つのすべてに、反応してくれることで、さらに昂る。お互いの乱れた呼吸が、部屋中にこだまする。
七瀬の顔を見降ろすと、意識を保つだけで必死という表情だ。これが、征服欲だろうか。こうなるともう、七瀬のすべてが愛おしい。
「いくよ。」
「うん、きて。」
その言葉を合図に、より一層呼吸を乱してピークに達すると、俺は七瀬の体の上になだれ込んだ。俺も七瀬も、そのまま荒い息を整える。
息が整ったら七瀬の身体から離れて、後処理をする。なにより、使用済みのコンドームを着けたままにするのは、気持ち悪い。
俺と七瀬は、シャワーを浴びたり、水分を補給したりしてから、ベッドに入った。七瀬の一人暮らし用のベッドだから、2人で寝るにはちょっと狭いが、お互いの身体をぴったりとくっつけるのにはうってつけだ。
こうやって肌を寄せ合いながらピロートークするのも、俺たちの定番だ。
「今年は受かりそう?」
「んー。まあ、フィフティーフィフティーかな。」
大学4年生だった昨年、俺は見事に受験した公務員試験を全落ちした。しかしこれは俺だけじゃなくて、地元の役場を受けた和馬以外のほとんどが、全落ちをした。
だから、みんな今年で受かろうと必死だ。かくいう俺も、その一人だ。
今年こそは絶対に受からねばならないという思いも強く、昨年はバイトをしながら勉強をしていたけれど、今年はバイトも辞めて専念した。
これでもかというくらい勉強をした。だから、手ごたえもないわけではない。
しかし、俺が受けているところは、倍率が高い。だから、絶対に受かっているという自信もない。
念のため、県庁や政令指定都市以外も受験しようか考えたが、これからのことを考えたときに、やっぱり政令指定都市以外に妥協はできない。
なにより、俺が財政問題を抱えている小さな市町村で働くなんて、似合わない。人には身の丈っていうものがあるもんだ。
「そっかあ。でも今年はこんだけ頑張ったんだから、きっと受かってるよ。滉一くん、頑張り屋さんだもん。」
俺の肩に頬を寄せながら、上目遣いでひっついてくる七瀬が可愛い。
こんなに俺を肯定して励ましてくれるのは、七瀬だけだ。
「ありがとう。」
先に弁護士事務所でパラリーガルとして働いている七瀬。就職浪人が決まった時でも、全力で応援をしてくれた。
だから、頑張ろうって思えた。
七瀬のためにも、今年こそは受からなければならない。将来的には結婚をしたいと考えているほど、俺にとって七瀬は大切な人だ。
子供たちの弾む声の響く公園の傍らのベンチで、俺はふうっと息を一つ吐いた。今から合格発表を見るのだ。
今のところ、県庁以外の試験は前落ちしている。県庁の試験だけは最終試験に進むことができ、その結果発表がされるのだ。
もし、合格していなかったら、俺はまた就職浪人となってしまう。今年は自分のすべての時間を勉強に注ぎ込んだのだ。
受かっていないはずがない。いや、俺みたいなやつが受からないわけがない。
心の中でなんとか自分を鼓舞して、青い空を見上げる。空には真っ白な雲がぷかぷかと浮かび、のんびりと飛行を楽しんでいる。
……よし、いけそうな気がしてきた。
俺は意を決し、合格発表のサイトページを開いた。自分の受験番号と照らし合わせながら、ゆっくりとスクロールしていく。
自分の番号付近になると、人差し指の腹から嫌な汗がにじみ出る。
お願いだ。頼む。あってくれ。
「……っ。」
その結果に、俺は目を大きく見開いて、息を飲んだ。
「ない……。」
俺の番号がない、なかったのだ。
なんで?どうして?
これまでに、こんなに頑張って、実らなかったことなんてあっただろうか。いや、なかった。
この俺が必死に頑張って、できなかったことなどなかったのだ。それなのに、なんで。
そんな疑問を頭の中に張り巡らせていると、携帯が鳴りだし、着信を知らせた。相手は立花だ。
きっと、立花もダメだったのだろう。立花も俺と一緒に、県庁の最終試験まで残っていた。
「もしもし。」
立花と励まし合おうと思い、普通のテンションで電話に出ると、『滉一、どうだった?!』といういつもより少しだけ甲高い立花の声が聞こえた。
「あー。今年もダメだったよ。やっぱ難しいのな。来年も頑張ろうぜ。」
『えっ?!まじで?!俺、受かったよ!』
……は?
『いやあ、俺が受かったから、当然お前も受かってると思ったけど。そうだな、来年もあるしな。滉一が来年受かるのを待ってるぜ!』
「……え?お前、受かったの?」
聞き間違いかと思い、俺は確認をした。
『ああ。奇跡だよ。受かった。』
「そ、そっか。おめでとう。」
『サンキュー。』
立花が受かって、俺が落ちた?なんで?だって、俺より人格が良いとは思えないし、筆記試験の結果だって俺の方がよかったし、面接だってこいつはオドオドしていた。
なのに、俺が落ちた?
『とりあえず、試験お疲れ様会しようぜ!』
「あ、ああ。」
『俺が幹事やるから!また連絡するな!』
「おう。」
その電話の後、俺はしばらくその場を動けなかった。七瀬から、「どうだった?」というメッセージがきたけれど、それに返信する気力もない。
なんで?こんなことってあるのか?
どう考えても、立花より俺の方が適合者だろ。まさか、人事の担当の人が、間違っているってわけじゃないよな?
もう一度、合格発表のページを開いて確認をするものの、俺の番号は記載されていなかった。
「なんでだよ……。」
俺の小さな声は、夕暮れを知らせる17時のチャイムにかき消された。
自分がダメだったからといって、他人の努力をお祝いしない言い訳にはならない。やせ我慢と言われればそれまでだが、自分の感情を全面に出すのは、俺のプライドが許さない。
「お祝いできない」ということは俺にとって、プライドを捨てることを意味しているからだ。むしろ、余裕の表情をして「おめでとう」と言ってあげることで、懐の広い人間を示すというものだ。
「かんぱーい」
「お疲れ様ー。」
俺たちはそう言い合いながら、ビールのジョッキグラスを突き合せた。ガチンという軽いグラスにはない重厚な音が響く。
喉をならしながらビールを体に注ぐと、さっぱりとした感情が前に出る感覚があり、「よし、言える」と思った。
「それにしても立花、よかったな!おめでとう!」
俺は開口一番に、その言葉を立花にかけた。俺がお祝いムードにしなければ、きっとこの会は立花におめでとうという話ができない。
今日集まったメンバーは、俺と、立花と、和馬と、
「ありがとう!まさか俺が受かるとは思わなかったよ。」
立花は嬉しそうにそう話した。いや、誰もがお前が受かるとは思っていなかったよ、とは言えない。
「でも俺だけじゃなくて、大樹も地元役場に受かったんだろ?そっちもおめでとう!」
「サンキュー。まあでも俺の場合は地元だから、立花と違って受かる確率高かったけどな。しかし、滉一が落ちて立花が受かるとは。」
「それだよ、ほんと。俺も吃驚よ。面接の感じとか、絶対滉一の方が良さそうな感じだったんだけどな。何が基準か分からんもんよ。」
最終面接が終わった後、俺と立花はお互いにどんなことを聞かれたのか、どう答えたのかという話をした。その話をする限り、俺が落ちるなんてことはなかったはずだが、実際に受かったのは立花だった。
「じゃあ、落選組は滉一と高橋か。二人はどうするん?」
立花のその問いかけに、俺は心の中で一瞬むっとしてしまった。
「落選組」ってなんだ?こっちはせっかくお祝いしてやったのに、それを仇で返すいいように、もっと気遣いをしてくれてもいいんじゃないかと思う。
「俺は実は、一般企業に就職することにしてさ。4月1日採用で、中小企業だけど先週決まったんだよ。」
俺がそんなことを考えている間に、口を開いたのは高橋だった。
「えっ。就職決まったんか!おめでとう!よかったな!!」
高橋の隣に座っている木戸が、高橋の肩を抱いて喜んだ。その木戸の祝福に、高橋も嬉しそうに顔を綻ばせる。
「ありがとう。来年も受けるかどうか迷ったけど、自分がしたいことってなんだろうって考えたときに、公務員じゃなくても良いことに気付いてさ。自分がやれることから始めてみようと思うんだ。」
同じように全落ちした高橋と分かり合えると思って今日来たのに、高橋が眩しくうつった。同じところで立ち止まっているのは、俺だけなのか?
「それで?滉一は?」
「あ、ああ俺?俺は、3年間は頑張るって親と約束してるから、来年も受けるよ。そんでダメだったら就職かな。」
「やっぱりお前、すごいな。俺だったら挫けるかもしれない。とりあえず、高橋と滉一の前途と俺と大樹の合格を祝してもう一回乾杯しようぜ!」
「えっ。俺はなんかないの?」
「和馬は早く彼女見つけろ~。かんぱーい!」
「「「「かんぱーい」」」」
笑った。たくさん笑った。これでもかっていうくらい笑った。だって、笑ってなきゃ、こんなお疲れ様会やってられないだろ。なんだよ、それ。「俺だったら挫ける」って。
うるせーよ。お前じゃないだろ。受かるはずだったのは。
笑いながら浴びるようにして酒を飲んでやった。みんなの前途を喜んでいるふりをして。
「滉一、そろそろ帰ろうぜぇ。」
「おう。」
「今日は?川西さん家?」
「……。」
いつも飲み会とかのときは、七瀬の家に泊まらせてもらうけれど、今日は特にそんな連絡もしていなかった。もちろん、和馬たちと飲みに出かけることは言ってあるが。
「七瀬、七瀬なあ。会いたいな。よし、七瀬の家に行くか。」
「え。いきなり行って大丈夫なの?こんな時間だよ?」
和馬がスマホで俺に見せた時間は、0時14分だった。和馬はとっくに終電を逃しているため、このままネカフェに泊まるらしい。他の3人はそれぞれ、終電で帰ったりタクシーで帰ったりした。
「だーいじょうぶだよ。一応電話するし、合鍵持ってるし。」
「そっか。それならいいけど。じゃあ、またな。今度は二人で飯行こう。」
「ああ。じゃあな。」
和馬と分かれてから、俺は七瀬の家へと向かった。大学の時は七隈に住んでいた七瀬だが、就職してから、会社の近くがいいということで博多駅近くに引越しをした。
俺がいる天神から歩いて15分もあれば、七瀬の家には着く。ポケットからスマホを取り出して七瀬に発信すると、呼び出し音が鳴った。
しばらく呼び出し音が鳴り続くと、留守番電話サービスの女性の声へと切り替わった。
もう、寝てるかもなあ。次の日が休みとはいえ、七瀬は寝るのが早い。しかも一度寝ると、朝まで起きない。
今日は家でのんびりすると言っていたから、時間帯的にも家にいることは間違いないはずだ。
「とりあえず、行くか。」
千鳥足で、七瀬の家へと向かう。途中、コンビニに寄って、七瀬のすきなシュークリームを買った。七瀬の喜んでくれる顔が目に浮かぶ。
酔っているからか、いつも以上に早く七瀬を抱きしめたい。そして、俺の話を聞いてほしい。俺の気持ちを分かってくれるのは、七瀬だけだ。
七瀬のマンションの前に着いて、3階にある七瀬の部屋を見上げると、部屋の灯りがついている。なんだ、いるんじゃないか。
七瀬が家の中にいるのに合鍵で入るのもどうかと思い、もう一度電話をかける。すると、しばらくのコール音が鳴った後に、さきほどとは違って『もしもし?滉一くん?どうしたの、こんな時間に。』という声が聞こえた。
「突然ごめんな。飲み会終わってさ。七瀬に会いたくなって、今、家の前まで来ててさ。入れてくれる?」
『えっ……。……。』
どこか都合の悪そうなその声に、体調でも悪いのだろうかと心配になる。七瀬がバツの悪そうにするときは、大抵体調の悪いときだけだ。
「もしかして、体調悪い?それだったら、帰るけど。」
『あ、ううん。そんなことない。……そうだ、私、降りてくるからさ。ちょっと散歩しない?』
「ん?うん。いいけど。」
『じゃあ、ちょっと待っててね。』
散歩って。七瀬のために買ってきたシュークリームの入っているコンビニ袋を手持無沙汰に覗き込み、「真夏じゃないから大丈夫か」と思い直して七瀬が降りてくるのをマンションの前で待つ。
「ごめん、お待たせ。」
5分も経たないうちに、七瀬がマンションから出てきた。いつも思うけれど、七瀬は身なりをちゃんとしている。特に俺の前では、可愛らしい女の子の服装をしている。今日もノーカラーのコートに、中はツイードのワンピースを着ている。
いつもこのファッションをするときはヒールのパンプスだけれど、散歩だからか今日はスニーカーだ。
「ごめんな、急にきて。」
「ううん。和馬くんたちとの飲み会、楽しかった?」
「あ、ああ。立花と大樹は春から公務員ってことで、たくさんお祝いしたよ。あと、高橋は公務員試験受けるのやめて、民間に就職だってさ。」
「高橋くん、もう受けないんだ。なんだか、もったいないね。すごく良い人だから公務員似合うのに。」
「まあ、高橋が自分で決めたことだしな。」
俺たちはそんな話をしながら、ぼちぼちと歩き始めた。
「そういえばこれ、七瀬に買ってきたんだよ。」
俺はそう言うと、コンビニの袋をさしだした。
「えっ。いいの?」
「ああ。見てみ。」
俺に促されて、七瀬は受け取ったコンビニの袋を覗き込む。
「わ。これ、私の好きなやつじゃん。えっ。ありがとう、嬉しい。」
「よかった、喜んでもらえて。その顔が見たかったんだよ。」
俺がそういうと、七瀬は眉毛をハの字にして、笑った。
「でもさ、立花のやつ。ほんとにデリカシーないんだぜ。」
「どうして?」
「俺と高橋に対して“落選組”とか言ってさ。」
「……相変わらずだね、立花くん。もうちょっと言葉の配慮をしてもいいのにね。」
「だろ?ほんと、なんであいつが受かったんだか。面接は俺の方がよかったと思うんだけどな。」
「それは、分かんないじゃない。面接官からしたら、立花くんの方が県庁職員に向いてるって思ったってことなんだし。」
「それはそうだけどさ。でも、見る目ないなとか思っちゃうよ。」
「でも、立花くんにだって良いところは一杯あるじゃない。」
立花にだって良いところはある。それは、分かっている。だけど、立花より俺の方が常識人だし、良いところはいっぱいあるはずだ。
「立花くんと比べたって仕方ないよ。滉一くんは滉一くんなんだから。ただ、ニーズに合わなかっただけだと思うし。」
「ニーズに合わなかっただけ?」
「そうだよ。滉一くんには滉一くんの良いところがあるけれど、今回県庁が求めてたのは、それじゃなかったってだけでしょ。滉一くんの良さを発揮できる道に進んでいけるはずだから、大丈夫だって。」
七瀬に大丈夫って言われると、本当にそう思えてくるから不思議だ。こういうときに、「ああやっぱり好きだな」とか思う。
そんな話をしながら30分くらい歩くと、七瀬のマンションの前にやってきた。すると、七瀬が急に立ち止まった。
「どうした?」
「……。」
俺の呼びかけに、俯いたまま返事をしない。
「なんかあった?」
心配になって七瀬の頭を撫でると、体を少しだけ震わせて、顔をあげた。俺を見上げる表情は、何かを決心したのか、真剣そのものだ。七瀬のこんな表情を見るのは、初めてだ。
「滉一くん。こんなタイミングで言うのもどうかと思うんだけど。でも、私は自分にもあなたにも誠実でいたいの。」
「うん?」
言葉だけじゃ急に何の話なのか分からないけれど、七瀬の表情でどんな話をされるのか瞬時に頭で理解できた。
「私たち、別れよう。」
あまりの突然のことに、全身の火照りが一気にひいて、ほろ酔い気分から目が覚めた。
「な、なんで?」
情けないことに、俺の口から出せた言葉はそれだった。七瀬の強い意志を感じる瞳を見続けることができない。
「他に好きな人ができたの。……実は今日も、その人と出かけてきたの。」
は?“好きな人ができた”?
なに言ってんの?しかも、今日デートしてきただと?
「は?二股?」
自分でも吃驚するほどの冷たい声が、口からこぼれた。
「違う、そうじゃない。その人にはちゃんと滉一くんがいることも言ってある。でも、チャンスがほしいから3回食事に行って答えを出してほしいって言われて。今日がその3回目だったの。……返事は、1週間後にする予定。」
「それで?その人に乗り換えるって話?」
「乗り換えるだなんて……。……滉一くんって、なんでそんな風なの?なんで私が一生懸命悩んだことを慮ってくれないの?なんでいつも私が我慢していることに気付いてくれないの?」
「は?俺が不満って話?」
「違う。私、本当に滉一くんのこと大好きだったんだよ。大好きだから、ずっと支えていきたいって思ってた。試験があるからピリピリするのも理解できるし、大変なことも十分わかってる。……素敵な人なの。好きだなって思っちゃったの。そんな状態で滉一くんと付き合い続けることは、私はできない。」
七瀬って、こんな女だったっけ?いつも俺のことを一番に考えてくれる女じゃなかったっけ?
「じゃあつまり俺は、長年付き合った彼女に浮気されて別れるってわけね。」
「だから、なんでそんなこと言うの?」
「だってそうだろ?俺が頑張っても報われずに大変な思いしているときに、お前はよそで楽しくデートしてたんだろ?」
俺は少し、声を荒げて言った。だって、俺のことがつまんないんだろ?金もないからどこにも連れて行ってやれないことが不満なんだろ?
「……もう、いいよ。滉一くんがそう思うならそれでいい。さよなら。」
七瀬はそう言って瞳に一杯ためた涙を一粒だけ落とすと、それも拭わずにマンションへと入っていった。
は?これで俺たち終わり?4年間付き合ってきたのに、こんなにあっけなく終わるわけ?俺にとって七瀬が大事だったのように、七瀬にとっても俺が大事じゃなかったのか?
「くっそ!」
俺は近くに捨ててあった空き缶を勢いよく蹴り飛ばし、静まった住宅街の中で、「カンカンカンカン」と響く音を聞いていた。
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