第4話 体育の授業
カレン「ほんと、歴史の授業って時間が長く感じるわよねぇ…私半分くらい寝てたもん」
そう愚痴を漏らすのはカレン、カレン・ライルスである。
ディール「いや、歴史ってナイトになってる以上必要不可欠だからな?特に戦慄者の単元は大事だと思うぞ。なんせテストに100%出るからな」
そう指定するのはディール、ディール・スペアである。
ディール「しかもカレン。今度の昇級試験に落ちたらお前D級に降格食らうんだろ?戦闘作戦に参加できるのはC級から上のナイトなのに、そんなんで大丈夫かよ?」
ディールが言っている昇級試験について説明しよう。昇級試験とは年に3回行われる試験で、1回の試験で学力、戦闘術、能力を試される。しかし、昇級試験に2度失敗すると降格されることがある。また、ナイトのクラスにはE級、D級、C級、B級、A級、S級、
SS級、SSS級という8つのクラスに分類されている。また、作戦等に参加できるのはC級以上からでD級、E級は警察官の役割を担っている。
カレン「戦闘術と能力テストで点を稼ぐしかないか…」
ディール「そういえば次の時間体育だったな」
テスラ学園 戦闘訓練場
アルスト「今日の体育の事業は仮想戦闘空間で機甲種のデータを元に作られた場所で戦闘訓練を行う。自分が相手に出来そうな機甲種を選んで準備してくれ」
カレン「ディールはどうすんの?」
ディール「俺は戦闘が得意じゃないからC級依頼のタイタンかな…カレンは?」
カレン「今日は挑戦してA級以来の戦車装甲機甲に挑んでみるわ」
ディール「うげっ…A級ってマジかよ…」
A級依頼を受けるナイトはカレンを含めて6人程度だった。
カレン「んじゃ、行ってくるわ」
ディール「がんばー」
そうして、カレンとほかの5人は移動カプセルに入っていった。
??????「フフっ…これが人類か…楽しめそうじゃ…」
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