第2話 時空と雷鳥

フリート「やっぱりデケエな…」

リーズ「あんたの「時空空間」ならあんくらい止められるでしょ?」

ここで説明しよう。

フリートの持つ二つ名「時空空間」は、反エネルギー放出体を指定した範囲に広げ、指定した範囲の動力エネルギーのスピードを落とし、範囲内の物体の動きを鈍くする能力である。フリートの場合、指定できる距離は最大38.254Kmまでである。

フリート「なんせあの「時空の戦慄者」が使っていた能力のひとつだったって言われてるからな…」

ヴィクシー「自負はいいから準備しなさい馬と鹿の「時空空間」君!」

元治「合わせて馬鹿と言うことか…まぁ間違ってはいないな…」

フリート「んだとゴルァ?」

リーズ「目標作戦地点に侵入。今よフリート」

フリート「帰ったら覚えとけよっ…おっ…!」

ハーバスト級の動きが極端に遅くなる。

フリート「外すなよォ…雷鳥狙撃!」

元治「御意!」

元治がハーバスト級の心臓、ゼノ・コアに狙いを定める。

元治「我が雷鳥の糧となれ…サンダーボルト!」

元治が銃の引き金を引く。

銃筒の中から雷の鳥が行き良いよく発射された。雷鳥はハーバスト級のゼノ・コアに命中。貫通した。

ハーバスト級は光を上げ、消滅した。

ヴィクシー「こちらB級ナイト部隊

「流星のシューティングアローハーバスト級機甲戦艦の討伐を確認。これよりAegis本部に帰還します」

オペレーター356「了解。任務お疲れ様でした。」

こうしてヴィクセント市ハーバスト級機甲戦艦襲撃事件は幕を閉じた。

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