machine war 〜機械戦争〜
きつねうどん
チャプター I 機械 戦艦 騎士
第1話 襲来
3度破滅した世界で機械の襲来が起こる時、運命の歯車もまた動き出すだろう。
もし、世界の中心、ドルマンが死の旋律を奏でた場合、緑の大地は血塗られた赤にかわり、蒼き空は闇へとかわり、世界の終焉者、「崩壊の戦慄者」が現れるだろう。しかし、来るべき日に備えれば「創立の戦慄者」がきっと現れるだろう…人類よ、生き延びたければ抗え… 「人類機械伝聖書」より
ここはヴィクセント市。大小様々なビル群が立ち並ぶ近未来的な要塞都市だ。
空は青く、綺麗な日だ。
そんな日にけたたましいサイレンの音が鳴り響く。
市民放送「警告!ヴィクセント市上空にてハーバスト級機甲戦艦を確認!戦闘予測エリアBー28からCー72の在住市民は速やかに地下シェルターに避難してください!なお、E級ナイトとD級ナイトは避難民を誘導するように!」
特務機関Aegis司令部
オペレーター024「司令長官!戦闘予測エリア該当地域の全住民を避難させました!」
オペレーター356「A級ナイト部隊
オペレーター122「該当エリアには既にB級ナイト部隊
Bー32地点交戦中部隊、流星の矢
フリート「ハーバスト級とは驚いたな…」
リーズ「ここ数年現れてないものね…」
元治「距離、射角、標準共に調整終了…いつ
でも撃てる…」
フリート「相変わらず«雷鳥狙撃»さんは真面目だねぇ…」
元治「フリート。二つ名で呼ぶのは辞めてくれないか?」
フリート「へいへい、さーせんしたっ」
ヴィクシー「くっちゃべってんなら作戦に集中してくんないかな?あんた達の為にハーバスト級の甲板の機甲種掃除してるんだから」
フリート「すんませんねぇ«流星の矢»さんよ」
リーズ「なに?あんたの中でナイトを二つ名で呼ぶの流行ってんの?」
元治「そんな事より、迎撃地点だ」
元治が放った言葉と同時に巨大な機甲戦艦が立ち並ぶビルの間から姿を現した。
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