飛球

マイキー

プロローグ

試合は29-29あと1点取ることが出来れば千坂工業の夢である全国大会に出場することが出来る。

相手は私立竜川高校、全国大会常連高であり

創立以来、県王者の椅子を譲ったことがないほどバドミントンの名門校であり進学校としても有名の高校である。

対するは俺たち県立千坂工業高校は昨年の春の県大会でベスト4に入って以来、いい成績を残していない。しかも県内屈指の底辺高校である。

しかし、そんな千坂工業が竜川高校を追い詰めている。誰がこんなことを予測出来ただろうか。いや誰も想像できなかったに違いない。

そんな俺たち千坂工業高校バドミントン部の物語である

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