レベル500まで
第12話 攻略ギルド結成(トワ参上)!
やばっ、頭痛い……
ちょっと寝すぎたかなぁ
そう思いながらスマホをみるミズ。
スマホのロック画面に表示されていた時間は10時35分だった。昨日寝たのは夜の10時なので12時間ほど寝ていた。
まぁ仕方が無いといえば仕方が無い、なぜなら昨日は朝の5時頃から昼までゲームをしそこから5時間ほど100万回の塔のインタビューを受けたため体は疲れきっており寝る前にまたゲームにログインして武器と防具とスキルを買ったりして2時間、体は限界まで疲れていたらしい。
とりあえず顔を洗ってご飯食べて今日の用事がないかカレンダー見ないと、こうしてミズはまず洗面所に行く。
さっさ顔洗わんと、ってかいつもより髪がさらさらだなー
やっぱりこの前買ったシャンプー良いみたいちょっと嬉しいなぁ
これからあれ買ってもらおー
そう思いながら顔を洗い髪をセットするとリビングに行き、母と父は忙しいので作り置きのご飯食べる。
ついでにテレビをつけてニュースを見る。
なんかオッサンみたいだなぁ。
そんな事を思いながらも5分程度でご飯を済ませて皿を洗う。
だいたいする事が終わると今日は用事があるか確認するが特に今日は用事は無いみたいなので昼ぐらいまで勉強して後はゲームをする事にする。
あっそう言えば今日の日記書いてないや。
レベルもだいぶ上がったし装備も強くなったし記録しておかないと!!
それにしても昨日は色々あったなぁ
まぁ今日からまた頑張ろ!
ミズ
レベル104
HP 10400+13000(水魔鎧)
物理攻撃力 1040+1800(氷魔槍)
魔法攻撃力 1040+1800(氷魔槍)
防御力 1040+1300(水魔鎧)
スキル
言語能力(下位) 経験値獲得率アップ(中位)
魔術(上位) 反撃(中位) 浮遊(中位)
着用装備
武器・防具スキル
敵の物理・魔法のヒット確率ダウン
クリティカル可能 氷耐性 水耐性
魔物耐性 氷水人化 無詠唱 魔法察知
氷魔術(中位) 水魔術(中位)
マルチプレイヤー
ミク トワ
なんでこんなに豪華な防具と武器、スキルを手に入れたかと言うとそもそもレベル100の経験値・アイテムダンジョンはレベル100以降に倒せるように設定されているのだが攻略法が分かり何十回も倒した事によりゴールドやアイテムなどが充実したからだ。
武器と防具は10万ゴールドを使いレベル100からは自分で作れて武器や防具にもレベルが付けれるようになるので実際に名前やデザインなどをして作ってみた。
武器や防具のスキルももちろん自分で考えて入れたスキルであり、今後武器・防具スキルに新しいスキルを入れれる事もできる。
スキルは経験値獲得率アップを下位から中位にアップさせ、他にも中位や一つだけ上位のスキルを買った。
上位のスキルは初獲得のみ無料だったのでしっかり選んで買った。
こうして日記を書き終わると勉強をして時間が過ぎ2時間が経過する。
あっ、もう12時過ぎてた……
まぁいいか
ってかLINE来てるじゃん!
だれだー……ミクじゃん。
書かれていた内容は、
ミズー昼からトワが来れるみたいだからミズも来れたら昼の1時にレベル100領地に集合ねー!
と書かれていた。
トワさん来るんだ!
よし、今は12時40分か……
まぁお腹すいてないしこのままゲームしようかな!
そうしてゲームを起動しゲームの中に入るとミズは少し早いがレベル100領地に移動する事にした。
「やっぱり少し早かったなー、ってかまた人が多いなここ」
ミズのいる場所はレベル100になった者ばかりが集まる場所であり、またレベル1の様に最初から難しいダンジョンが待っているため負けた者や念には念を入れて準備する者など諦めて他の職につく者などがいる。
そう言えばレベル100になれば転職ができ、更に他の機能もたくさん追加されるため早くやりたい。
1時まで時間は10分あったので適当に売り物屋で回復薬などを買う事し、少しだけ回復薬や防御石などを買うとすぐに元の場所に戻りもう一度時間を見ると1時ちょうどになっていた。
もうすぐ来るかなぁー
どんな人なんだろう……
「ミズ!来たよー!!!」
後ろから声が聞こえたので後ろを振り向くとそこにはミクとトワらしき物凄い美人の少女がいた。
ミクとトワらしき美人はミズの前まで来て、ミクがトワらしき美人を紹介する。
「ミズ、この子が陸上部の長距離部長のトワよ!ちなみに現実でもこの顔よ!」
「まじかよ……可愛すぎ」
うん、予想してた何十倍も美人だし、
しかも武器は弓か、ゲームでも遠距離なんだ……
しかもトワって子とは普通に話せる、なんでだろう……
そんな事を考えているとトワがミズに話しかけてくる。
「あのミズよね!あの100万回の塔をクリアした!まさか同じ学校にそんな人がいるなんて分からなかったわ!貴方を見て私はゲームを始めたの!!Twitterもフォローしてるわよ!」
「えっ……まじかよ……あのーミクさん、トワさんって本当の私を知ってるの??」
「うん、知ってるに決まってるじゃん!」
「はい!知ってますよ!でも強いのには変わりありません!やったーー!!これからあのミズと冒険出来るなんて……感激」
「いや、嬉しすぎ……」
少し戸惑いつつも仲よくなりすぐにタメ口で話せるようになった。
トワの趣味はもちろん走る事でこのゲームが初めてのゲームだがあまりにもうまいためすぐにレベルが上がったらしい、結果今のレベルは140らしい
私がこのゲームを始めたのを知って最近では徹夜でトワはこのゲームをしているらしい……
「で今日は何するー?」
「うーん、ギルド建てたいなー思ってるのよね」
「ギルド?このゲームって最初からギルド見たいな感じのマルチプレイヤーっていう機能がある事ない?」
「いやその機能はギルドとは違うんだよ、マルチプレイヤーって言うのはリアルの人とか信じれる人だけを集めてプレイするからマルチプレイヤーって言うんだよ。ギルドは別にそんな事もないでしょ?放置ギルドだってあるしガチギルドだってあるしさ」
「そういう事か……」
「だが人数が3人ではマルチプレイヤーと同じではないか?」
「まぁそうなのよねー、でもそんな事は無いのよねー」
「どういう事??」
ミズとトワは頭にはてなマークが浮かび上がりミクは少しドヤ顔しながら貴重な情報をミズとトワに話す。
「実はね、ミズが大魔王の話をしていたクルスフリードさんとたまたま会ってさ。色々聞いたんだよね、そしたらさ勇者と魔王は元々ギルドを作って対立したらしんだよね。で評判がいい方が勇者って言われて評判が悪い方が魔王って言われたんだよね。だから今でも勇者と魔王のギルドはあるけど私達が魔王のギルドに言っても魔王や大魔王にはなれないの、だから今はギルドを作って信頼出来る仲間を集めて魔王ギルドを倒すの。そして私達が魔王ギルドになればいいの、魔王ギルドは1つしか登録できないらしいからね」
「そういう事か……でも魔王を倒すって行けるの??」
「分からないけど勇者よりは弱いらしいよ、1度勇者が大魔王を倒して魔王ギルドは勢力がガタ落ちして今はかなりやばい状況らしいのよ」
「なら別に私はいいよ!」
「ミクとトワが言うなら私も全然作っていいよ!ギルドって私いつかは作りたいと思ってたし!」
こうしてミズとミクとトワの3人のギルドが作られる事となる。
更に魔王ギルドと勇者ギルドの2つのギルドを倒す事を目標にする事にした。
「ギルドの名前は何にする??」
「ミズのJKギルド!!」
「ミズの最弱でコミ障ギルド!!」
「おい!」
「えぇーーいいと思ったのに!!」
「めんご、めんご!じゃこれはどう?攻略ギルド!」
「……単純だけど確かにこのゲームを攻略するんだからいいかも」
「まぁ私は元からなんでもよかったし良いと思うよ!」
「じゃ決まり!」
こうして3人のギルドの名前が決まった。
とても単純な名前だがのちのちこの名前が世界に響き渡ることになる。
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