成績優秀な私はいつも学年一位~そして、テストで0点を取る~

一ノ瀬 彩音

第1話 どうして私が0点!!

私は某女子高に行っているのですけど、今は

高校2年生です。


一年生の時から成績優秀で担任からもそれぞれの

先生から褒められているのです。


褒められるのは嬉しいのですけど、私にとっては

当たり前の事なので良い事なんです。


私はお勉強というのが青春でとても有意義なお時間

でして、本当に充実しているのです。


お勉強は大好きなので問題ありませんが、運動する事が

苦手で本当に参っているという状況です。


それでも私なりに頑張っているので心配ございません。


お勉強が大好きな私ですが、常に学年一位で問題が

わからない生徒がいれば私が教えているという感じです。


そのおかげでみんなからは勉強の女王とか変なあだ名が

ついてしまって大変です。


勉強の女王って言葉は気に入っているのですけど、

あまり言われると恥ずかしいので困ります。


学年一位の私は日々頑張っているのですけれど、

ある日、テストして私は満点かなって思っていたのですが、

テスト結果がわかる当日になるとなんとですね。


私は愕然とするのでした。


その理由は成績優秀な私が0点を取ったからです。


最初は信じられませんでしたけれど、それでも0点は0点なので

受け入れるしかありません。


お勉強が青春な私はテストで0点を取るなんて恥ずかしいのと

みっともないという感じがしているのです。


そこで私は職員室に行って先生にどうして0点なのかを聞く事に

するのでした。


先生によると問題はすべて正解だったそうです。


しかし、ある事が抜けていたそうです。


それは名前を書き忘れだそうです。


私とした事が名前を書き忘れるなんて正直情けないです。


せっかくの学年一位の私は0点を取った事で汚点が出来てしまって

他の生徒に示しがつきません。


青春であるお勉強が台無しになると思うと私は立ち直れそうに

ありません。


私の青春はここで終わってしまうのかと思いましたが、

気持ちを切り替えて私はお勉強という青春を改めて

頑張る事にします。


お勉強は私にとって青春ですっ!


お勉強は青春ですっ!

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成績優秀な私はいつも学年一位~そして、テストで0点を取る~ 一ノ瀬 彩音 @takutaku2019

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