第6話 コピー本を作るべし…1(本の綴じ方色々)
コピー本とは、言うまでもなくコピー機で印刷したものを製本したもの。
ざっくりし過ぎて、自分で言っててワカラン。
ゆえにまたもやレッツ調査です。
おかげでコピー製本(とじ方)にも、いくつか種類があることを知りました。
1)袋とじ(片面印刷)
紙の表面に2ページ分を印刷。中央で山折り、輪っかになっている方をめくる側とし、反対側を綴じる方法。小学校の文集などでよく見るあれ
右とじの場合のページ並び
}2-1・4-3・6-5・8-7{
使用紙枚数4枚
便利な点 とても簡単。ページ数の増減にもスムーズに対応。
不便な点 片面印刷なので紙、コピー代がかかる。
2)中とじ(両面印刷)
紙の表面に2ページ、裏面に2ページ、合計4ページを1枚の紙に印刷。重ねて、真ん中をホッチキスで留め、二つ折りにする方法。週刊誌などで見かけるあれ
一般的なホッチキスの針(10号)が貫通する10枚(40P)が限界とか
右とじの場合のページ並び
表面 }1-8・3-6{
裏面 }2-7・4-5{
使用紙枚数2枚
便利な点 低コスト。ホッチキス一発留めで本になる手軽さ。特に道具いらず。コンビニコピー機を使うと、中とじ製本指定でページの並べ替えをしたうえで印刷してくれる便利さ。
不便な点 自分で作る場合、ページの並び替えが手間。途中でページを追加することになった場合、いちからページを並べ直す必要がある。40P以内に納めなければいけない。総ページ数が4で割り切れないと、ページの終わりに白紙ページが続くので不細工。
3)平とじ・無線とじ(両面印刷)
紙の表面に1ページ、裏面に1ページ、合計2ページ分を仕上がりサイズの1枚の紙に印刷。重ねて、背表紙側をホッチキス またはボンド等で綴じる方法。一般的な書籍に用いられる方法
右とじの場合のページ並び
表面 }1・3・5・7{
裏面 }2・4・6・8{
使用紙枚数4枚
便利な点 仕上がりがオフセットっぽい。何ページでも対応可。2ページ単位で調節可のため、中とじに比べてページ合わせがしやすい。
不便な点 前述に比べて製本に時間と手間がかかる。
以上より
本作りの手慣らし、かつページ数から、短編を2)で
ちょっと本格的にを目指し、かつページ数から、長編を3)で
作ると決定。
いや、ほぼ決意したのでした。
また次回。
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仕様 ALLコピー製本
短編 中とじ
長編 平とじ
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