逆行転生した私は生存競争を生き残ります!

Kバイン

第1話 再誕しました!


 気が付くと、妙に視点が低かった。驚いて自分の手を見るととても小さい。というか、これ、子供じゃないか! 周囲に目を向ける。ここは、昔住んでいたぼろぼろの借家じゃないか? 小学生になるまで住んでいたあの借家だ。壁にはひびが入っていて、柱には釘を打ち付けた跡がいくつも空いている。窓から差す光で埃がはっきりと分かる。


 (なんだこれ?)

 自分は社会人だったはずだ。確か職場で無視され続けて、何故か自分だけ昇給せず、色々あって心を壊したんじゃなかったっけ。


 傍らにあった新聞に目を通す。刊行日は199X年Y月Z日だ。自分が3歳の頃だ。鏡には自分の面影のある子供が映っている。


 (あ、これ、逆行転生ってやつだ!)

 あれを取っ手にああしたけれどもできずに泣いてそのまま寝たんだっけか。ああ、人生をやり直すことができるのか……。神様! 思えばひどい人生だった。生まれが冬で貧しい家庭だったから子供の頃背が低かった。そうなると運動神経が悪いからと保育園でいじめられ、それがそのまま小学校、中学校に続き、高校大学でそういうことはなかったが、周囲から攻撃の的にされるようになっていた。頑張って入った職場でも吊し上げられたんだった。


 良かった! これで、生きることができる! でもさ、このままでいい? 確かに上手くいかなかったことをできるように、すべきことをするように、自分をプロデュースできる。でもさ、されたままでいい? 良くないね。やった方が幸せに生きていてさ、やられた方は死ぬ。そう、私が生き残るためだ。だって、生存競争ってそういうことだよね。資源の取り合いだ。


 さて、そう考えると早速しなくてはならないことがある。今は保育園に入る前だから……。





 やっぱりいた! 妹だ。ベビーベッドで豚のように寝ている。こいつともう1人下の弟は親に溺愛されていた。何だっけ。私が習い事をしたいと言ったら金がないと突き放されて、奴らはさせてもらっていたっけ。おかげで自分だけできなくて、それで人生が不利になったことがあった。陰で馬鹿にもされていた。それから、奴らは塾に通わさせてもらい、好きな部活をして、浪人生になっても咎められず、結局私立の大学に通わさせてもらっていた。

 私は何だっけ。塾に行きたいと言っても金がない。もし受験に落ちたら出す金がないから働け、部費を払う余裕はないから部活をするな、国立以外行くな、奴らが私立に行くことになったら奨学金を借りろと……。扶養から外れて無利子のを借りて、学費を免除してもらおうとしたら殴られた。


 つまり、妹のこいつを殺せばその分金が浮くから、多少は良い生活ができる。赤ん坊ってかわいく見えるものだけれども、私には豚、いや肉塊にしか見えない。とりあえず、窒息死させよっか。


 (何使おっかな)


 箪笥を漁るとチェック柄のハンカチを見つけることができた。意外とどこに何があるか憶えているというか思い起こされるものだ。それを台所で湿らせて――。


 「○○。どうしたの?」

 ああ、そっか。忘れていた。昔に転生したということは、こいつらもいるんだった。記憶のものよりも若い。私が3歳だから、昔の自分と同じくらいの年齢になるはずだ。気持ち悪い面だ。客観的には普通くらいなのか? 私には醜悪で愚鈍なヘドロにしか見えない。吐き気がする。こいつは私がスケープゴートになって追い詰められていたときに、○○が悪いとレッテルを貼ってくれた奴だ。よく……、よく覚えているよ。それが決め手となって結論付けられたのだから。自分に陶酔してまともな社会性も持っていない屑め。まともな人の下で生まれたかったと何度思ったか。呪いだ。


 「○○?」

 死ね。返事をしない私を疑問に思った奴は再び問いかけてきた。仕方がない、反吐が出るが生きるためだ。


 「何でもない」

 水は別の場所にもある。台所を離れて便所に行こう。



 便所は懐かしの和式だ。汲み取り式だ。臭い。我慢して手洗い用の水道でハンカチを濡らし、急いで部屋に戻る。よし、やるぞー! 善悪? 生き残るために口減らしは昔からしていることだよね。口と鼻にハンカチを持っていき――。


 「!!」


 突然、頭に激痛が走った。何だ? 動けない! 意味が分からない! 体が少し痙攣し始める。手からハンカチが落ちる……。


 「う゛ぉぇっ!」


 突然再び体が動くようになった。思わず変な声が出たが、女親は気づかなかったようだ。何だこれ? こんな病気を昔の自分は持っていたのか? 覚えがない。まあいいや。もう一度トライしよう。


 「!!」


 激痛と痙攣。今度は声を抑えられた。何だこれ? そもそも、逆行転生自体が理を外れていることだけれども、何だ? 後遺症はないようだ。


 もう2回同じことを試してみたけれども、残念なことにやっぱり上手くいかなかった。多分、できないことの範疇が決めれているのだろう。試しに近くにあった積み木で妹の頭を叩いてみる。


 コン♪


 小気味よい音が鳴る。やっぱりできることとできないことの限界がある。多分だけれども、逆行転生しても、元の人生をある程度なぞらないといけないみたいだ。残念だ。夜中、借家に火を点けて全員殺そうと思ったのに。そうすれば、無償で大学まで行ける。好きなところに住める。好きなことができる。奴らの老後の面倒を見なくてもよかったのに……。 





 現状と今後に考えを巡らせていると夕食の時間になった。絵本を読んでいるふりをしながら奴を観察する。次々と配膳されていく。あれを食べなくてはならないのか……。気持ち悪い。味に問題はないだろうが、臭いだけでもう、無理だ。


 (でも)

 これからを考える。折角、転生できたのだから、生きなくてはならない。生きる。


 (生きる! そのためには! 食べなくてはならない!)

 自分に誓う。必ず、生き残る! そのための手段は選ばない!


 「○○、ごはんよ」


 「うん」

 反吐が出る。我慢だ。


 食事を食べている最中も奴は話しかけてくる。元々目を合わせず話をしない性格だったことが僥倖であった。相槌を打っておくだけで済ますことができた。



 女親に妹の世話をする必要があったため、私は一人で風呂に入ることができた。もう少し昔に転生していたら気持ちの悪いものを毎日見なくてはならなかったのか。今までの私が、既に転生していてこれまで記憶がなかったのか、今さっき転生して過去の私に上書きされたのか。どちらにしても本当に幸運だ。そして、昔の自分に感謝だ。


 「熱い……」


 風呂の中は落ち着くが、この体だとまだ熱さに慣れていない。入るのにも一苦労だ。ようやく肩まで浸かって再び考えをまとめる。昔の自分の記憶はある。今は過去の自分の姿で、状況もそうだから、やはり逆行転生したようだ。そして、できることとできないことがある。何ができて何ができないかは分からないが、恐らく、昔の人生をある程度なぞらないといけないというのは直感的に分かっている。問題はどこまでができることかだ。



 逆上せないように風呂から上がると奴が帰っていた。男親だ。こちらも昔の自分と同じくらいの年齢だ。疲れているように見える。自分も働いていたからその苦労は分かる。が、それとこれとは別だ。奴には躾ということでずいぶん殴られた。したいこともできなかった。それなのに下には甘かった。最期の辺りは夢にまで出てきて追い詰められていた。自分は価値のない人間だとずっと思わさせられていた。世間の人が誕生日や記念日を喜んでお祝いしているのを大学の時に知って、とても驚いたのを覚えている。


 「○、ただいま」

 奴はこちらに話しかけてきた。名前の漢字二文字の頭を取って○、と奴は呼んでいた。これは機嫌が良い時だからこう振る舞っているだけで、そうでないときは地獄だった。それでも馬鹿な私は心の底では、というのを信じていた。そうでないとやっていられなかった。しかし、濡れ衣を着せられたあのときのことでわかった。憎悪の炎が風呂上がりの体を一層火照らせていくのが分かった。


 「おかえり」

 死ね。


 私はその場を離れて布団に入った。この体だと眠気が来るのが早いし、奴らに関わりたくない。でも、奴らの前で隙を晒したくない。でも、寝ないと死ぬ。そのリスクを背負わなければならない。生きるために、まず、今のうちにやらなければならないことがある。今日はY月Z日だから逆算すると、急がなくてはならない。最初から難しいことだがやり遂げてみせる!





 翌日から奴らの顔を見て、奴らの施しを受けて、屈辱だが何とか生きた。3歳というのは自分の勝手が利かないのが恐ろしい。昔は親に大なり小なり感謝していた。親に文句言っている連中は自分で稼いでいるわけではないのに、とチャラい奴らや不良ドラマを軽蔑していた。今も別に好きではないが、それでも彼らはある意味正しいのだ。自分が生きるための手段だし、親もそれを容認しているのだから。ただ、自分が親になったら容赦なく立ち振る舞うが。とにかく、そんな不自由の中、どうにか幸せにできる方法を考えた。後は実行できるかどうかだ。何とかして見せる!


 まずは金が要る。奴の財布からくすねれば簡単だ。金が減っているのに気付いたところで私の仕業とは思わないだろう。


 「○○、買い物に行くわよ」

 

 「眠い。寝ている」

 嘘だ。


 「そう。じゃあお母さん行ってくるわね」


 奴が自転車でスーパーに行ったのを窓から確認する。今のうちだ。すぐに単独で外に出る――これはできるか。問題は本を手に入れる場所だ。図書館は遠い。百科事典が置いてあるのはどこだ。本屋は近くにない。公民館にあるだろうか。


 確実な当てはないが探さないと始まらない。とりあえず公民館だ。買い物は30分くらいだろう。近所に見つからないように走る。この体ではすぐに疲れてしまうし全然進まない。ようやく辿り着いた時には既に10分が経過していた。家から置時計を持ってきてよかった。


 (図書、コーナーは、あるか……?)


 2Fで誰かが何かしているから開けてあるのだろう。受付は無人で、昔だから監視カメラもない。息を整えつつ見取り図を見ると1Fに書架室があった。助かった。急ぎながらも周りに気付かれないように入ると、そこには地元の歴史を綴った本やら子供向けの絵本、古い小説の中に植物辞典があった。


 (よし!)

 百科事典はなかったがこちらの方が上々だ。頁をペラペラとめくる。インターネットがあれば一瞬で調べられるのに。とにかく時間がない。


 ようやく何とか目的の項を探し出した。が、写真がない。名前を憶えて植物図鑑を当たって……あった! これとこれとこれと……。脳に絵を刻み込む。この年齢だと見たものを画像のように覚えることができる。よし、戻らなければ。


 公民館を急いで抜け出す。足が段々重くなる。辛い。前に進まない。歩いたら終わりだ。止まってしまう。時計を見るともう30分も経っている。足がちぎれそうだ。何とか家が見えてきた。


 (まずい! 奴だ!)

 自転車に乗っている奴が見える。鍵がかかっていないことや外に出ていたことに気付いてしまえば今後の監視が厳しくなる。次の手に差し支える。奴が玄関の鍵を探しているのが見える。急げ!





 奴が家の中に入ってしまった。玄関から出ないでよかった。靴は靴棚から探したサンダルだ。上着はトレーナーをもう一枚着こんで、外用のを着ていない。だから、私自身がいないことに気付かれるまでは大丈夫だ。しかし、一刻も早く入らなければならない……。出てきた小窓をこっそりと開けて、上る――高さが少し足りない! 台になる物を探す時間はない。奴がこちらを探す声が聞こえる。


 (まずい……、時間がない……)

 どうする? 生きなくてはならない! 両手を使ってしがみつき何とか上る。届かない。足元をばたつかせてもがく。左足がトタンからわずかに出っ張ったくぎに引っかかった。よし! 全身の力を使ってよじ登り、窓を閉める。時計を放り投げ、サンダルとトレーナーを脱いで押し入れに隠し、布団に飛び込む。間に合った……。汗を拭って目を閉じる。眠気が襲ってくるが、手の甲を本気でつねってごまかす。


 「○○、あら、寝ているのね」

 動悸を必死で抑えながら天に祈る。奴はこちらの異変には気づいていなかった。セーフだった。


 その後、後片付けを何とか行い、隙を見て財布から小銭を盗んだ。食事中に追求されるのではないかと内心冷や冷やしていたが何も言われなかった。風呂に入った時に体中に激痛が走った。手の甲の傷が特に沁みた。でも、違和感のある振る舞いをしてはならなかった。始めから情報を手に入れることができたのは本当に幸運だった。努力した甲斐があった。





 それからは再びときおり殴られる日々を過ごした。男親のトリガーが未だに分からない。前回よりも私の所作は大人に近いから特に問題はないと思うが、あまり大人すぎると変に思われてしまう。子供らしい振る舞いをたまには混ぜないといけない。でもそれが引き金を引くわけではない。前回ので鮮明に覚えていることがある。私は夕食を摂りながら幼稚園児が主人公のアニメを見ていた。別に、食事中にテレビを見るのは普通のことだった。それを見て笑ったら、何故か窓から放り出された。寒かった。特に足の裏が寒かった。テレビから流れてくる園児とその父母の、普段はギャグやげんこつ、尻叩きあっても、それでも温かい、家庭の音が心に刺さった。このときからだろうか、あの考えが染みついてきたのは。


 硬貨は黒いチラシ紙に包んで、子供の手でないと入らない箪笥の裏に隠した。女親にばれないように外出するのは難しかった。何回かに一回しかできなかった。目的の植物はそうそう見つからないものだった。どこにあるかも分からないから脳内でマッピングしつつ、かつ近所の人たちに見つからないように探していた。大分焦っていた。


 ある日、女親が買い物で家を空けているときに外出できた私は、ようやく目的の物の1つを見つけることができた。雑草XXXだ。根を掘り出して土を落としポケットに入れて持ち帰った。


 (これだけあれば十分か?)

 作ったことがないから加減が分からない。それからもう1種類は欲しい。おもちゃのバケツを使って水を汲み、泥を落としていく。家の裏で隠れながら、証拠を残さないように。



 もう1種類の果物YYYはぎりぎりのタイミングで見つけることができた。某家の敷地内にあった。


 (今更あきらめられない)

 庭に忍び込み、家人に見つからないように、慎重に根を掘り出す。手がかじかむ。土臭い。手の感覚がなくなり始める……。それなりに集めることができた。これだけあれば十分か?


 「誰だ! 何してるんだ!」


 そこの老人に見つかってしまった! 慌てて塀を上って逃げる。姿は見られていないようだ。老人の怒号が響く。まさか3歳がそんなことするとは思っていないのだろう。私の目の前を通り過ぎて行った。大事にしていたようだが、まあ、運が悪かったと思ってあきらめてくれ。





 時間がない中2種類も揃えられたのは本当に幸運だった。その代償で連日筋肉痛がひどかったが。ただ、これから上手くいくとは限らない。賭けだ。XXXの根とYYYの根を洗った後、軒下に隠して乾燥させる。3歳だから格子を壊して何とか出入りできた。見た目は変わらないようにしてある。今までの記憶があるからできたことだ。十分乾燥させた後、石を使ってすり潰して粉にする。ゴミ箱から探した缶詰の空き缶を洗い、そこに粉末と水を入れて火にかける。火加減がコツだ。最後に、抽出物から固体を濾しとって乾燥させれば、ようやく完成だ。カビが生えなかったのが幸いだった。毎日、ばれないように、失敗しないように祈りながら。妹を生かしておいたのは女親の隙を作ってこうした作業を行うためだけだ。後は実行するだけだ。



 「○○、何して遊ぶ?」


 ある日、妹が眠りについて一段落したのか、女親がこちらを構おうとしてきた。運がいい。男親は出張で不在だ。


 「踊りを一緒にしたい」


 私は全力で踊った。必死だったが顔は楽しそうにしていないといけない。気が狂いそうだった。手本を見せてもらうようにねだったり、女親に自分から抱き着いたりしたとき、恐怖が背中を走ったが、何とか耐え抜いた。どうしてもこうする必要があった。少しでも確率を上げるためだった。





 夜。奴らが寝静まった頃、私は目を開けた。予め風呂場の窓の外に缶コーヒーを置いておいた。盗んだ小銭を使って自動販売機で買った。この年だとカフェインが異常に利く。全く眠くならない。


 押し入れに隠していた粉末を静かに取り出す。どちらも阿保面を晒して眠っている。今のうちに両方殺そうとわずかに頭をよぎる。ダメだ、それで失敗したら今までが台無しだし、男親に感づかれかねない。それにあの激痛が来るだろう。今から私がやろうとしていることは何故か、実行できるという予感がする。上手くいくかは分からないが、考えているときから激痛が走ることはないと分かっていた。慎重に、慎重に……。女親の布団の中に潜り下半身を脱がせる。少しでも疲れさせたからか、気付いていない。臭い。吐きそうだ。見たくない。気持ち悪い。頑張れ! 生きるためだ! 奴のに作った粉末を、割りばしを使ってゆっくりと塗り込む。無色透明で水溶性の粉末はすっと溶けていく。全て塗り込み終わったら、慎重に元に戻す。上手くいきますように……。


 自分の布団に入り横になりながら祈り続けた。コーヒーが残っていて朝まで寝つくことができなかった。





 数週間の間、女親を注意して観察していたが、どうやら上手くいったようだ! 腹が膨らんでいない! これで弟が生まれることはなくなった。ある程度の運命が定められているのだから、私以外も、そうなるタイミングさえ潰せば、現れることはなくなるだろう。これで食事が増える。好きなことができる。良かった。より良く生きることができる。嬉しい。達成感が湧いてくる。実現できるんだ。未来は変えられる……。


 自分のしたことをどうと思うことはない。法的にはまだ産業廃棄物の時期だし、昔は普通のことじゃない? 何も変わらない。エゴイスティックでもない。皆が幸せになれればよいけれども、理想だけでは上手く生きていけない。それに、奴は前回散々なことをしてくれたから、いない方が今後の私の人生が幸せになる。何はともあれ――


 はいっ、おーしまいっ! じゃん♪



 そうして、私は前回よりも幸せに保育園に入園する時期を迎えることができた。隙を見て運動と読書をしていたから、もういじめられることはないだろう。でもさ、されたこと憶えているわけだから、仲良くなんかできないよね。いない方が私の人生は幸せになる。やってやるよ。あいつとあいつだ。忘れていないからな。生存競争だ。さて、どうしてやろうか。

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