第200話号外 祝200話
いつもお読み頂きありがとうございます。
まーくんです。
いやあー、200回を迎えられて本当に感無量です。
今回もマサルさんに、第5章から第8章までをまとめてお話し頂きます。
マサルさん、今回もよろしく。
はい、マイクを預かったマサルです。
100回目の時はリズと婚約したところまで、お話ししたと思いますので、今回はその後からの話しです。
俺とリズは結婚に向けて大変な日々を過ごしていました。
結婚式をするための大聖堂の建立や新婚旅行に使用するトラック馬車の改造、結婚式や披露宴用の衣装の調達等です。
何せ隕石騒ぎで、『救国の英雄』なんて言われましたからね、ありがたいことですが、大陸全部の国から新婚旅行に来て欲しいとのオファーを頂きました。
その結果、レイン皇帝にお任せしたら、披露宴が2週間あり、その後、新婚旅行が2ヶ月で大陸全土を周るという日程になってしまったので、その準備だけでも大変でした。
大聖堂の建立の時は、何故か俺が新しい宗派『マリス教マサル派』の大神官になる羽目に。
マリス聖教の代わりに大陸における最大宗派になってしまいました。
まぁ腐敗したマリス聖教を何とかしたい王達の思惑にまんまとハメられたのですけどね。
結婚式ではマリス様が世界中に広がるくらいの祝福をくれましたし。
お陰で益々神格化されてしまいましたけどね!
とりあえずハードな披露宴や新婚旅行も無事終え、生活も通常通りに戻りました。
変わったことといえば、俺が国際連合の仕事をするようになったことくらいですかね。
まぁ名誉職で、特に何もしていないですけど。
収穫祭の頃、リズの妊娠が発覚しました。
嬉しかったですよぉ。本当に。
生まれてきたのは男の子と女の子の双子でした。
ランスとイリヤって名付けました。
男の子がランスで女の子がイリヤです。
2人共無茶苦茶可愛いいんです。
親バカじゃないですよ。
マリス様からは子供達に加護を頂きました。
そうそうこの子達はゼウス様からも加護をもらったのです。
あと変わったことと言えば、ユーリスタ様がウチに同居し始めたことですかね。
マリス様とゼウス様2柱の加護をもらった双子は、すくすくと育ちました。
恐ろしいくらいの成長です。
生後6ヶ月で普通に話せるようになり、文字を読んだり計算も出来るようになってしまいました。
1歳になる頃には、普通に歩いて図書館に行っていました。
2歳になったら魔法もある程度解禁せざるを得ない状況です。
1歳半から家庭教師の先生に常識を教わっていますから、2歳からだったら大丈夫だと思ってたんです。
魔法が使えることは知っていたのですが、2歳の誕生日に重量魔法で、ぬいぐるみにダンスさせるとか………、やはり常識の範囲内での自重を教えることは無理でした。
このままでは常識に乏しい子達になってしまうと頭を悩ませていると、ネクター王が気を利かせて、3歳から小学生に通えることになりました。
本当は5歳からのところ2歳飛び級です。
この時の学力を測ってもらったら、王立アカデミーに首席入学出来るくらいだったそうです。
その後学校からの提案で、研究会を作ることになりました。
『都市開発』と『薬学』の2つの研究会を立ち上げたら、キンコー王国の名だたる学者達が大挙して参加し、王立研究所を超える研究会になってしまったのは、たまたまです。
そうだ、初めての遠足の時の話しもしておきましょう。
初めての遠足に喜んで参加したところ、動物や魔物のスタンピードに会ったんです。
あの子達、頑張りましたよ。わたしが行くまで魔法を駆使して、他の生徒や先生方を守ったのですからね。
スタンピードの原因は、マリス様の使い竜のナージャでしたけど。
『友達100人出来るかな』って言いますが、あの子達学校中の生徒と友達になったそうです。
さて、6年の時にランスが通学途中に、1人の女性を助けます。
デカさんというその女性はエルフでした。
亜人大陸から、ルソン殿を頼ってジャボ大陸までやって来たデカさんを支援するために、ランスが張り切ります。
結果、わたし達は亜人大陸に行くことになりました。
スパニの大軍侵攻に為す術の無いヤライを、守るために防衛ラインを構築したり、
40年振りに故郷のヤコブに戻り、兄弟喧嘩の仲裁に入ったルソン殿を支援したり、
ロンドーのクーデターを制圧したりと、忙しい日々でした。
結果として、ヤライ、ヤコブ、ロンドーは平和条約を締結し、国際連合に加盟することになりました。
カトウ運輸も当然物流センターを出しましたよ。
ジャバ大陸同様の改革には研究会のローバーさん達も活躍して頂きました。
そうそう、デカさんとロンドーの族長アーク殿とのロマンスもありましたね。
さて亜人大陸との親善大使になったランスとイリヤですが、森の中で暴漢に襲われていた獣人の娘カチヤさんを助けました。
これがきっかけとなり、スパニの内紛が勃発します。
軍務長官クルーを中心としたクルーに従う領主・官僚達がクーデターを起こしたのです。
まさに族長を殺めようとした時、わたし達が間に合い、クーデターを制圧しました。
大量の領主や官僚を失ったスパニは国を立て直すためにスパニは、他の3国同様に経済発展を推進していきます。
もちろん、3国との平和条約を締結し、国際連合にも加盟しました。
これにより、ジャバ大陸、亜人大陸は1つの経済圏となり、この世界の文化・文明は益々発展していくのです。
やっと落ち着いたかと思いましたが、まさか建国することになるとは!
これからどうなっていくのか?
乞うご期待下さい。
以上です、マイクをお返しします。まーくんさん。
マサルさんありがとうございます。
ゼウス様も大変なことをされたものですね。
あと、建国大変ですが、頑張って下さいね。
読者の皆様、マサルさんに温かいコメントをよろしくお願いします。
以上、まーくんでした。
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