スティシングセインハンマーでこの岩を砕く私

一ノ瀬 彩音

第1話 私はこの岩を砕く!?

私事、セイン・パルミンは25歳で貴族なんですが、

貴族でありながらある事をしているのです。


それは岩を砕くっていう事をしているのです。


特にお金にはならないのですけれど、本当に

趣味的な感じでしているのです。


親族からは無駄な事はするんじゃないって

言われているけれど、私にとっては大事な

事なのでしているのです。


そして、私は岩を砕くためにとある場所に

居るのですが、ここで岩を砕こうとしているのです。


「このスティシングセインハインマーで岩を砕くよ!」


スティシングセインハインマーを両手で持って岩に向かって

振り下ろしますが、岩がかけません。


これはどういう事でしょうか。


いつもならこのスティシングセインハインマーで砕けるのに

砕ける感じもしません。


「どうしてかける事も砕く事も出来ないのよ」


私はもう一度スティシングセインハインマーを岩に向かって

全力で振り下ろすとぜんぜんダメでした。


これではどうしようもありません。


このままでは無駄に終わってしまうのでどうにかしないといけない

のですが、私は魔法も使えないのでどうしようもありません。


「困りましたわ」


私は悩んでいるけど、どうする事も出来ないのでじっとしている。


私は私なりで頭の中で考えているのですけど、思い付かないし、

いつも通りにするしかありません。


その後、私は何度も何度もスティシングセインハインマーで

岩に向かって振り下ろしているのですが、岩が砕ける事はしません。


さすがに私は疲れてきたので休む事にします。


しばらくして夜になると私は再度チャレンジしようと思います。


「今度こそ!」


私は全力でスティシングセインハインマーを岩に向かって振り下ろすと

やっと岩が砕けてくれたのです。


どうして砕けたのかは知りませんが、どうしてなのかなって

考えているけど、思い付きません。


無事に岩が砕けたので私は帰る事にします。


「帰ってお休みしましょう」


私の岩を砕くというのはきっとおしまいにもならないし、

ずっと続く事でしょう。

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スティシングセインハンマーでこの岩を砕く私 一ノ瀬 彩音 @takutaku2019

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