五月四日
読んだ本
・『アンドロイドは電気羊の夢を見るのか?』フィリップ・K・ディック
読み返した本
・『月の影 影の海』小野不由美
・『風の万里 黎明の空』〃
☆
☆
☆
「子曰、学而不思則罔、思而不学則殆。」論語
・
何をやるにも、声が付き纏う。ほら、言ったでしょって。あなたにはできないのよって。母の声だったり、自分の声だったり、他人の声だったり。聞きたくない。考えたくなくても、付き纏ってくる。
全部自分の妄想だってわかってるんだけど、妄想で終わらせられない。だって事実だから。蒼い猿と同じ。あれは私の声なんだ。
・
「男の子でもその言葉遣いしないわ」
「男の子の方が清潔だわ」
「男の子の方がきちんとしてるわ」
自分じゃなくても、二歳の妹にいう母が苦しい。性別関係ないんじゃないの。異性を出す必要あるのって。私の人格・性格が、あなたの望んでいる人物像・価値観と合わないだけなんじゃないの。(
「女の子だから」に囚われたくない。そう思いながら、囚われてる自分がいる。しょうがないよな。(囚われてるって言葉が悪いのかな。縛られるの方が合う気がする。簡単にいうと、支配するために「女性らしさ・女の子らしさ」を出すのが嫌なの。)私、女性らしいものにも憧れてるし。
「ピンクは女の子の色だから私好きじゃない」って小さい頃思ってたんだ。今では普通に好きって言えるけど、なんだか恥ずかしかった。お姫様になりたかったけど、男の子たちが遊んでた戦いごっこに混ざりたかった。図工の時間に剣を作りたかったし、休み時間にアニメを話してる子たちに混ざりたかった。
ちょっと異質な存在としてじゃなくて、同志として見て欲しかった。けどそこまで言える勇気がなくて、我慢してる方が楽だった。そう、楽だったんだ。楽な方、楽な方を選んでいって、今の私がいる。声を上げられないまま、行動しないままの自分がいる。
こんな私に、なんの価値があるのだろう。
社会が決めたレール通りの人生の方が、合っていたのかもしれない。今更いっても、やり直せないけどね。考えていたことを文章にしたくなって、書いてみた。
・
しゃあない。
社会は、世界は、いま凄い速さで変わっていってる。私も変わっていかないといけないみたい。ウイルスが収束してからじゃ遅いのかもしれない。
ああ、もう、どうすりゃいいんだろう。生きてるだけ、すげぇじゃんわたし。すげぇじゃんかよ、それで満足したいのにできない。どうなってんだよ、人間。
・
長くなってしまった。申し訳ないです。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます