383.クリスマスパーティーに高級酒を所望した父!?
ああ、疲れた。今日は無雲家のクリスマスパーティーなんですよ。
両親の部とおいたんと私の部に分かれています。だって、おいたんは明日は休みだけど今日は仕事だし。両親は夕ご飯が早いからね。
なので、クリスマスケーキを今日に予約していたので、他の買い出しも含めて午前中に駅前まで行きました。行く前に、父とこんなやり取りがありました。
「お父さん、今日のパーティーで飲みたい酒ある?(ア〇ヒのジョッキ缶とか言うかな?)」
「……。高級ブランデー」
「wwwwww高級ブランデー!!! 何それ、金くれwwwwww(父も冗談を言うようになったのだな!)」
「はい(一万円札ピラーン)」
「!? 冗談じゃないの!?」
「ブランデー無かったら高級なスコッチな」
「マジかよ……」
というわけで、万札をよこされて、高級酒を買ってくる事になりました。
父が言うには、駅前のダ〇エーの三階にあるそうなのです。あったか? そんな高級なの。まぁ、行ってみるべし。
そうして母と駅前に出向いた私は、着実に買い物を進めていきました。自分が飲みたいお酒はカ〇ディにある象のイラストが描いてある赤ワインです。
そして、父に指定されたダ〇エーに行くと、探せど探せどブランデーが無い。なので、店員さんに聞きました。
「ブランデーありますか?」
「ブラ……? お酒ですか?」
「は? お酒ですけど?」
「ブランデータ??」
「は!?」
とんちんかんな店員でした。結局電話でバックヤードに連絡していて、ビールの横にあると言われたので探しに。
あったのは、三千円くらいの安いブランデー。
「こんなんじゃお父さんが納得しない。スコッチも安物ばっかだ。話にならん」
「じゃぁ、駅ビルに戻ってみる? もしかしたら、成〇石井にならあるかもよ!?」
「お母さんナイス! あそこ高級スーパーだからあるな!!」
というわけで、成〇石井に行ってきました。
ブランデーは安いのしかなかったので、高いスコッチを買う事にしました。でも、一番欲しかったプレミアムなものは売り切れでした。何気にこの界隈小金持ちが多いからな。
結局、八千円くらいのスコッチを買いました。これなら父も納得するだろう。何せ鍵が掛かった棚に置いてあったからな。これは高級の証よ!
割らないように母がリュックに詰め込んで、やっと最後の買い出しの品であるケーキを入手して、速攻でタクシーで帰宅。
一時間くらいの買い出しだったけど、めっちゃ駆けずり回った感があって疲れましたわ(笑)。
っていうか、父の酒以外はどこで何を買うか決まってたから、ほぼ父の酒で疲れた(笑)。
帰宅してスコッチを箱から出すと、やっぱ立派なものが出てきました。父はお小遣いを貯め込んでへそくりを作る天才なのですが、やっぱり今もお金いっぱい持ってるんだな。バブリーだぜ。
私は千三百円のワインを買ってほくほくですよ。象のイラストの赤ワイン、本当に美味しいですよ。中重口で、やや甘口。きっと一本飲んじゃうな。
今年のクリスマスケーキはヤ〇ザキのケーキで、ショートケーキとチョコケーキとモンブランがパーツみたく組み合わさって丸くなってるやつです。
料理は唐揚げ(サラダ付き)とカナッペみたいのと、フライドポテトかな。
明日は午後からゼプリオン打ちに行くんですが、午前中は何も無いからゆっくり寝ていられます。洗濯物を干すのは父に頼んだからOK。
おいたんも繁忙期でたまに残業して帰ってきます。昨日も残業でした。今日は定時だと嬉しいな(なんて手前勝手な!)。
おいたんには正月休みもありません。今務めている会社の部署は年中無休で二十四時間稼働なので。お正月手当出るかしら? けっこう期待してるんですよ(笑)。
無雲は明日から四日連続で病院通いです。精神科→婦人科→歯医者→A病院放射治療部。何この年末……。
病院通いが終わったらいよいよおせち料理作りですね。暇な時間を見計らってカクヨムしましょう。本当の年末ぎりぎりはネット出来ないと思いますが。おせち料理作りで一日中キッチンにいますので。
え~、今年もあともう十日も無いのかぁ。早いなぁ。こうやってあっという間に年取ってくんだろうな。恐ろしい。
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