310.紹介状からの検査三昧。

 旅行から帰宅した次の日、朝一で乳腺科クリニックに電話しました。治療する病院が決まった旨と、脇が痛いから早く大学病院予約してくれと訴えるためです。


 電話をすると、看護師さんがお手すきではなかったので、事務員さんが対応してくれました。そうしたら、十二時から診察を受ける事になってしまいました。


 この日は予定が入らなかったら友達と会う予定でしたが、そちらは断念。母とクリニックへGOです。


 クリニックでは、看護師さんと大学病院にいつ頃行きたいかという話とか、男性医師と女性医師が居るけどどちらが良いかなどを聞かれました。


「早く行きたいんで、明日にでも!! 男性でも女性でもどちらでも良いです!」


 診察では、脇の痛みは乳がんとは関係が無く、がんと診断されるとあちこち痛くなる人が(気になるから)けっこう居るという話をされました。


 そりゃ、気になるよね。がんって言われたらさ。転移とか怖いし。


 で、私の切羽詰まった様子を汲み取ってくれたのか、急いで大学病院にFAXをしてくれまして、何と翌日金曜日に(昨日)に初診予約が取れました。なので、紹介状も急いで用意して下さいました。ありがたい。


 今回乳がんの治療をするのは、私が最初に通っていた精神科のあるA病院です。家から近く、自転車十五分・タクシー十分・徒歩三十分という立地。最近はがん治療を盛んに行っているそうなので、こちらにしました。近いのは正義です。


 そして昨日、朝一番で大学病院に乗り込みました。


 持っていた診察券は旧姓のままだったので、それの手続きもしました。事務手続きはもたついていて、かなり待たされました。初診の予約は九時なのに、ぎりぎりに事務手続きが終わるていたらく。


 そして乳腺外科で待って、いざ診察室に入りました。


 先生は男性医師で、ここを仕切っている先生でした。物腰は柔らかく、ハキハキしていてせっかちそうな先生でした。けっこういい先生だと思いました。


 転移がないか調べるので、全身くまなく検査する旨を知らされました。この日出来る検査はやって帰りましょうとも言われました。


 看護師さんから、朝ご飯は何時に食べたか聞かれたので、「五時半です」と伝えると、「よしっ! 造影CT出来る!」と言われたので、いきなり造影CTです。でも、これを受けるにはまず血液検査をしなければなりません。


 この日やった検査一覧はこちら。


◆血液検査(七本!)

◆尿検査

◆心電図

◆マンモグラフィー

◆レントゲン

◆造影CT


 病院滞在時間は六時間。母は持って行った本を半分読み終わってしまった感じ。


 八時に病院に着いて、帰宅したのは十四時近く。つ、疲れた。


 まだ、八月初めに骨シンチと超音波、さらに造影MRIが待っています。七月は、昨日の検査で終わったんですけどね。


 で、終わってからおいたんと父に電話したら、二人ともお昼ご飯を食べていないとの事。


「「うちの男二人は使えねぇ!」」


 母と怒り心頭です。なので、院内のコンビニでてきとーにお弁当買って帰りました。


 多分手術になるらしいのですが、八月はもうスケジュールが埋まっているとの事。多分というのは、転移が広がっていれば手術は難しいから、という意味です。手術するとしたら、早くて九月らしいです。キャンセルが出れば早く出来るけど、キャンセルが出る事は滅多にないと言われました。


 今年の誕生日は、まさか病院で過ごすのか? 焼き肉食べられるだろうか……。


 あ、昨日はおいたんを泌尿器科に行かせました。新しい保険証は、試用期間が終わらないとくれないらしいので、国保で行かせました。なんか、多分がんじゃないそうです。一応八月にエコーもやるのですが、「多分大丈夫でしょう」と言われたそうです。良かった。ちょっとホッとした。まだ気は抜けないけど。


 昨日はこんな感じで検査で疲れていたのですが、おいたんがパスタが食べたいって言ってたからちょっと買い出しに行って夕ご飯作ってたら力尽きましたねぇ。もう、だるんだるんです。起き上がれない所、母が冷たいお茶を持って来てくれて助かりました。


 今日もちょっと用事が。まだ出かけないけど午前中ちょっと駅前まで行かねば。ひとりで買い物だから、ササっと買ってさっさと帰って来てのんびりする~。


 それまでに自サイトの記事書けるかなぁ。もう自分との戦いだわ!!

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