297.不審者のごとく滝汗をかいた婦人科検診
つい先日、数カ月前に届いていた市の健康診断の封書をやっと開封しました。で、今年は一般検診の他に子宮がんと乳がんの検診があるみたいなので、予約を取らなければ、という事に。
そうしましたら、子宮がん検診の方が直近で昨日の予約がいつもの婦人科で空いてまして、七月初めに取っていた診察の予約をキャンセルして、昨日に予約を取り直しました。
あわよくば……ついでにいつもの漢方も処方してもらおう。そんな思惑で……。
で、いざ婦人科に行って、検診と診察を同時に受けられないか交渉していましたら、その時点で冷や汗。緊張です。
何とか診察と処方も受けられる事になったので、嬉々としていざ子宮がん検診です。
あの……内診台。
今時の内診台は自動で動きます。乗ると自動でウィーンってもの凄く背もたれが倒れて、さらにウィーンって足が開いていきます。パッカーンです。
いくらここの婦人科が女医先生とはいえ、何度やってもこの格好は恥ずかしい。
「やだな……股汚れてたりしないかな……」
とか余計な事を考えていると、また冷や汗が。しかも滝の様に。
そして、器具をぐりぐりと入れられて「いててて」って思ったりしてると、また滝の様な汗が。
何とか子宮がん検診を負えて、処方のための診察も終えて、薬局に着いた頃にはすでに灰になったジ〇ーみたいな状態です。
「喉がカラカラだ。タバコも吸いたい。あそこのカフェに行こう!!」
と、薬を手にした私は急いで駅ビルに戻って、加熱式タバコ専用席があるカフェへと向かいました。
「オレンジジュース、ラージサイズで!!」
もう、コーヒーをちびちび飲んでる場合じゃない。私は喉がカラカラなんだ!!
勢いよくオレンジジュースを吸い込みながら、グローで一服。ふぅ。疲れたぜ。
滞在時間七分くらいで、ほんとに一服して水分を流し込んだ感じで店を出ました。
「おいたんが大判焼きがどうのこうの言ってたから買ってってやるか」
と、大判焼きが売っている世界のヤ〇ザキ本店に向かい、税込み百円というリーズナブルなお値段だけどあんこたっぷりの焼きたて大判焼きを家族分買いました。
で、バスに乗って帰宅。
帰宅して、まず発した言葉。
「もうダメだ。ビール飲んでいい!?」
この時十七時。ぎり夕方だからもう酒飲んでいいだろ!!
ビールを勢いよく流し込んで、大判焼きを食べて、ほんわり気持ちよくなりました。
駅前まで一人で行くだけでも緊張で汗かくのに、内診台というミッションをこなして無雲はもう疲労困憊でございました。滝の様に汗をかいている様は、いくら夏とはいえ不審者状態でありました。
まだこれから、七月の始めにマンモグラフィー検査が待ち受けています。貧乳の無雲の胸を無理やり潰して引っ張ってレントゲンを撮る例の検査。もっと疲れるんだろうな……。午前中の予約だから、帰宅してビールってわけにはいかないな。
一般検診は、頃合いを見て行きます。本当は去年の水準まで体重を落としてから行こうとしてたんですが、カリフォルニア・ロケットのせいで痩せる気配が一切無いので、諦めてメガ㌧の体重を晒して立派な腹囲を測ってきます……。
一昨年、おいたんがほとんど働いてなくって収入が少なくて、去年非課税だった私ら夫婦は、今年の検診が全部無料です。その券を出すのがめっちゃ恥ずかしい。
「え~。この人たち働き盛り世代なのに非課税なの!?」
ってきっと事務員思ってる……。
今年は、微々たるものですが市民税が課税されたので、来年の検診はお金が払えます(多分)。うう、無料とか本当に恥ずかしいんだよ。おいたんのバカ野郎(涙)。
そんなおいたんは、今週は三回単発バイトを入れています。十八時~二十二時の仕事なので、帰宅が二十三時くらいで寝るのが一時くらいになります。めっちゃ眠いね!!
でもまぁ、これも生活の為には仕方ないです。小銭持って来てくれるだけありがたいです。
レギュラーワークの面接も来週入りましたので、そっちも頑張ってもらいたいです。おいたん、頑張れ!! 私も頑張れ!!!
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