180.私としたことが、世間体なんて気にしてしまった!

 前回のエピソードで、義実家との付き合い方を書かせて頂きました。皆様から色々なご意見を頂き、とっても勉強になりました! ありがとうございました!!


 コメ返をしていて、自分と向き合っていく中で気付きました。


 あぁ、私は『世間体』を気にしていただけなんだな、って。



 かしこまりこ様からのご指摘ではっきりしたのですが、私は『世間の嫁がやっている事をやっていない』事に違和感を感じていただけなのです。世間一般では義実家に気を使い、不満を持ちながらもコミュニケーションをしている。なのに私は全く何もしていない。ただ、それが気になっていただけなのです。


 

 そう、世間体!!!



 世間体って、私が気にするのなんておかしいですよ。だって、私の両親はかつて私が目付き・挙動がおかしかった時代にもを気にせず、どんどん外に連れ出してくれていた。じろじろ見てくる人の事は睨み返し、世間のことなどおかまいなしに、私ファーストで考え・行動してくれていた。



 それを今になって、自分が元気になったからと言って、世間体を気にしだすなど言語道断!!



 私の生き方そのものが世間の一般常識の規格から外れてるんだから、今更世間体など気にするでなーーーーい!!!



 私はおいたんファーストで考え、家族みんなが仲良く暮らしていけるようにふるまえばいいのです。世間様が私の事をなんと思おうと、おいたんが笑っていてくれて、両親が心穏やかで居れて、自分も笑っていられればいいのですよ。



 いやぁ、皆様からのご意見には本当に考えせられました。本当に感謝感謝です。ありがとうございました!



 でもね、ちょっと嬉しかったんですよ、このってやつが。



 だってさ、『健常者』っぽくないですか?(笑)



 一般的には世間体ってけっこう気にする人多いじゃないですか。私もその多数に入ってたわけですよ(笑)。



 『障害者』って、最近ではパラリンピックとかでクローズアップされたりして注目を集めてるけど、パラリンピックって精神障害者は含まれてないんですよ。精神障害者がクローズアップされるのって、ヤバい事件とか『ルポ! 精神科病院の現場から!』みたいな番組とか、そんな感じじゃないですか。



 そんな世の中で、世間的には精神障害者って相変わらず、『ヤバい人』ってイメージあると思います。「何をするか分からない・怖い」そんなイメージもいまだ払拭されていません。



 でもね、精神障害者も、ふつーに世間体とか気にしちゃう、ふつーの人なんですよ。そこに健常者との境は無いのです。



 ただ、健常者と違うのは、生きるために何らかの薬物療法が必要であったりする事。それは経口薬であったり、注射であったり、形は様々です。

 生きるための補助に薬が必要で、ちょっと苦手な分野に対しては助けが必要だから『障害者手帳』なんてものも持っていたりする。ただ、それだけ。



 前から私は言っていますが、私は精神疾患も高血圧や糖尿病とかと同じ扱われ方になる、そんな世の中になる事を望んでいます。


 

 精神疾患である事が、エッセイのネタとして成立しなくなる世の中。



 精神疾患がとして存在し、自己紹介欄に精神疾病名があったとしてら「なんでわざわざそんな事書くの?」と疑問がられるようになる世の中。そんな世の中になる事を望んでいます。



 残念ながら、今現在の日本は、精神疾患はそれ自体がエッセイのネタになりますし、SNS等の自己紹介で病名を書いてアピールする事も成立してしまう世の中であります。



 精神疾患が特別でない、ネタにならない世の中。



 そんな日が来たらいいなぁ。



 だから私は、今日も発信するのです。

 

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