第3話 殺人みたいなのをしてしまった

 さて、肉体を鍛えた私はとりあえず人間でないものにけんかを売ってみた。

「あぁ、てめぇこのコボルトへぶっ!」

 コボルトとやらは頭を思いきり殴ると頸椎が折れた。

「プルプル、僕悪いスライムじゃないぶうぐっ!」

 スライムとやらは踏めば四散した。

「ドラゴンなめぐぶっ」

 ドラゴンも殴れば死んだ。

「我ら王国兵士、貴様を討伐っ!」

 なんか兵士に攻められたから迎撃してみたらどんどんと人が吹っ飛んでいった。

 とりあえず攻められたので正当防衛としてこの兵士たちがいる国にも攻めてみた。迎撃装置は私の肉体に当たると同時に逆に砕け、私は無傷。

 すごいぞ筋肉、すごいぞプロテイン。

 そして天をも覆う矢は全てへし曲がる。

 なんだこれは、人間の強さなのだろうか?

 そんなことを考える暇もなく私はどんどんと強くなっていった。















 身長が230センチ、体重が200キロになった。



          続く 

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