第2話 ♡途切れ問題

 カクヨムで反応を残すのに、一番気軽なものって何でしょ?


 ……フォロー?


 まっ……、まあそれでもいいんやけど……。


 私の中では、SNSの「いいね」ボタンと同じ「応援する」の♡ポチじゃないかなーって思ってます。あ、個人的にね。


 話の最後に、「応援する」の部分を押すと、ぽちっと赤くなって♡がつく。

 そして、作者の方には通知のベルマークに赤丸がついて、それをワクワクしながらチェックする……。


 そして、「うわあぁぁぁ、○○さん、ありがとう……。読んでくれてありがとうっ‼(心の中で想像の○○さんの手を握っている)」となる。


 大体、こんな感じじゃないでしょうかね。(←当社比)

 ♡一つで、作者のモチベーションが超あがる。(←当社比)


 気軽につけられる♡。読んだなら♡ぐらいつけてくれよー! と気軽に作者は思うわけですが、つける側の気持ちにも、思うところがあったりするんですよね。


 ただの♡。

 されど♡。


 私は今はそれほど気にせず、読んだよ感覚でつけるんですけど。


 それが……、



『♡途切れ問題』



 説明しようっ‼


 ♡途切れ問題とは、♡が付くと続きを読んでくれると作者が期待し、読者が色んな事情で読めなくなった場合、♡がなくなって作者ががっかりするんじゃないか!と、何か良く分からない配慮により、♡を付ける事をためらってしまう問題の事である‼

 長編作品などで起こりやすい‼


 手伝いたい……。

 でも手伝う事によって逆に邪魔になるのではないか……。

 しかし手伝わないと失礼ではないか……。しかし……。


 とこんな感じで、延々と思考のループを繰り返して結局手伝わない(おい)、という私のような変に気を回してしまう人間に発生しやすい問題……かもしれない。知らんけど。


 少なくとも、私には発生してます(笑)


 忙しくて……とか、単純にもういいかな……ってなったりとか、色んな事情で読み進めることが出来なくなることは作者も分かってます。

 

 でもそれまで毎話♡を付けて頂けてたのに、突然ぱったりとなくなる。それって、意外と作者にクるので、その気持ちを思うと、どのタイミングに♡をつけるかって、迷うんですよね。


「毎話♡をつけるのはやめとこかな……」


「せめて最後の読んだところに♡をつけようかな……」


「そもそも♡をつけないほうが、作者さんにとっていいかも……」


 みたいな謎の配慮が心の中で渦巻いちゃうんです。


 作者としては、


「んな配慮とかお気にせず、♡つけてね‼」


という気持ちの方が強いんですけど。


 という事で、♡がつかないなーというのはもしかすると、


『♡をつけることで作者さんを傷つけたくない、優しい気持ちの持ち主さんの優しい配慮』


なのかもしれません。


 あ、こんな事を言うと遠回しで私優しい奴、とか言ってるもんやん!

 恥ずかしっ‼

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