言の葉よ、戦場にて花開け。


「さぁ、歓喜の声を上げよ。

 勝鬨をあげよ。

 私の手足となった古き親友よ、

 また新しき恋人よ。

 鉛玉の雨の中

 銃声の傘をさして

 一緒に歩こうじゃないか。

 私の行く先に敵など存在しない。

 ただ、そこに佇むのは

 人の形を模した蟻の軍隊だ。

 私達の逢瀬のスパイスにしかならない

 モブ共だ。」

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