2020/02/23
最近、バッティングセンターにはまってしまい、週2、3回位の頻度になっている今日この頃で、ある時そこの近くのコンビニに行った時のお話です。
たばこだけ買うつもりだったので、直ぐにレジ前に並ぼうとしたら、待ってるっぽい女性が居ました。恐らくダウン症の方だったと思います。
でも程度はそれ程でもない感じだったので、普通に
「並んでますよね?」
とその女性に話しかけました。
そうすると強い口調で
「並んでいません」
とキレられました。なので思わず
「怒られちゃった」
と声を漏らしてしまいました。
私は幼少から聾あ者の方が周りに居たので、障碍者の方の免疫が多少ありました。なので、その時は特に違和感はありませんでした。それからだいぶ経つし、ダウン症の方と面と向かって接するのは初めてで少し驚きました。
『ダイバーシティ』というワードが世間に行き渡った感が有りますが、最近の意味は意外と世間で思われているものと少し違うようです。
『人間の多様性を上手く活用しよう』
(出典はコトバンク)
という意味らしいです。今は企業の働き方の単語になっている感があります。
一概に『障碍者』と言いますが、『何を持って障碍者なのか』という定義も分からず無碍にする人が多いと思います。中には目に見えない障碍を持ってる方もいます。
また少し違う話になりますが、自閉症の女の子が当時高校生だったかの時に出会ったことがありました。
それこそ自分も『自閉症』というものの理解がほとんど無く、よく分かりませんでした。
その娘は割と重度らしく、突然騒いだりもしました。言葉が話せないのでどうしたものかと困った経験があります。
また皮肉な事に、その娘のお父さんは大っきい病院のお医者さんでした。
「可哀想」という言葉が適当で無いのは生意気とは分かっているものの、せつなくなりました。
しかし、その娘は暫くして絵を書くようになり、評価されています。私もその絵を拝見しましたが、雰囲気的には「草間彌生」的な色使いで、とてもインパクトがあったのを覚えています。
最近『普通』って何だろう?と思うことがよくあります。『普通』という言葉を使って自分の立ち位置を確保しているだけではないかと思います。前述の女の子のように、障碍者には特殊な才能が有る人が多いと聞きます。なので、いま裁判になっている容疑者は命を奪い、稀な才能をも奪ったのです。
人はいつ何時、才能を開花するか誰にも分かりません。なので、長い目であらゆる事を見ていこうと思います。
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