超カリスマ美容師のチャラ男は幼なじみデス

織原深雪

第1話プロローグ


 私の三つ年上の幼なじみは昔から器用だった。

 折り紙を折れば綺麗なものを作り、私の髪をいじれば親より綺麗に可愛く結んでくれた。


そんな彼は、今では超カリスマ美容師としてメディアや雑誌にも取り上げられて、人気の美容師として有名な美容院で忙しく働いている。


 ただし、超カリスマに付随して現在の彼は昔の面影もなく立派なチャラ男でもある。

 昔は優しくて、真面目なお兄ちゃんって感じだったのに…。

 カリスマと言われ始めたあたりから、すっかり面影は無くなり私は少しづつ距離を取り始めた。


そんな彼と久しぶりに会ったら、何だか急にいきなり色々関わってきて…


私、一体どうなるの?

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る