【自己愛性パーソナリティ障害】相模原障害者殺傷事件第十一回公判【動機】
2月6日、横浜地裁にて十一回公判が開かれた。
一度足を突っ込んでしまったので書かざるを得なくなっているのだが、連日だとキツイですね。ソースは読売新聞朝刊である。
今回は、前回の公判で被害者家族が出来なかった、被告の生い立ちに関する質問が行われたようだ。ただし、家族本人ではなく、遺族らの代理人弁護士によるもの。
この『遺族らの代理人弁護士』というのは、被告の弁護士とはまた別らしい。
前日に、被害者家族が、被告の生い立ちに関して質問しようとしたところ、弁護士に許可されなかったとあるが、それがどちらの弁護士なのか、読売新聞の記事だけだとよくわからないのだ。恐らく被告人の弁護士の方だと思うが。さらに、前日質問した『被害者家族』と『遺族ら』というのもまた別なのであろう。
被告は、両親に関する質問に動揺していたという。
若い頃は、父親同様に教師を目指すなど、理想化転移していたらしいが、大学在学中のあたりでそれが崩壊したものと思われる。しかし、動揺して言い淀んでいるというのは、余程触れられたくないのであろうか。
被告は小学校時代に、障害者は不要だとする作文を書いていた。中学校時代に知的障害のある後輩に暴力を振るった。これらの事実は初耳である。
障害者に対してシンパシーを感じていたものと思っていたのだが、若い頃から明確に敵愾心を抱いていたとなると、何故、施設を職場に選んだのかわからなくなってしまう。
尤も問題は、障害の有無ではなく、コミュニケーションの有無なのであろう。被告を理解するためには、障害者と一括りにしない方がいいだろう。
本日も公判が開かれているので、また明日。
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