第55話 山梨大の檄文

 山梨大学における新型コロナウイルス感染症(COVID-19)との闘い

 www.yamanashi.ac.jp/about/25210


 読みごたえがある。

 過激で明快で痛快


 私は、猜疑心が強い。

 原発事故では、大枚をはたいて、比較的高性能の線量計を購入した。

 周辺の線量を計測したところ、低レベルとはいえ、ホットスポットがあることを確認した。

 一応、放射線計測に関する最低限の国家資格は持っている。

 当時、高性能の線量計で計測したのは某政党と、別の某政党の議員だけだった。


 MAPLEという数式処理システムの高額ライセンスを維持しているのは、私の能力では検証できない論文の数式の確認を、ソフトの力をかりて検証するためである。


 個人が、報道の真偽を検証するのは、難しいことが多い。

 しかし、ある程度のコストをかけて、情報を集め、分析すると、ある程度の真偽を評価できる。


 今回も、「検査のしすぎは医療崩壊を招く」、「異様に厳しい検査の条件」は納得できなかった。

 疫学と流行モデルの原理原則に合わないので、シミュレーションで確認した。最近になって、「検査は重要」という方向に変わってきた。検査の制限が医療崩壊の一因になっている。 「ゼロ戦」でがんばったが、多勢に無勢で、本土決戦まで追い込まれた感じ。  SARS Cov-2の流行は、不気味さというか違和感がある。通常のSIRモデルでは、単純にシミュレーションできないようだ。膨大な数の隠れた市中感染者の存在と流行曲線の関係がうまく計算できない。


 今のところ、以下を懸念している。

 WHOが発表した 抗体に対する警告の重要性


 若年層の回復者における、肺の障害(後遺症)の問題


 開発中のワクチンの有効性に対する疑問。 有効な免疫を発現できるのか。


 抗ウイルス薬の副作用(SARSで使われた抗ウイルス剤では、後で重篤な副作用が出た)


 短期間で終息するという楽観的な期待(願望)の誘導 最近は長期化するというようになった。


 怪しい抗体検査キット

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