第29話 どこの国も同じ
トイレットペーパーの買占めのようなパニックは、日本の伝統芸かと思ったら、世界中で起こっているらしい。
検索エンジンで stockpiling panic buying と検索すると、ドイツでも、米国でも、ハンガーリーでも英国でもシンガポールでも、色々な物が売り切れになっているニュースがヒットする。
マスク、消毒液は理解できるにしても、食料やミネラルウォーターまで店の棚が空になっている。
危機が迫ると、不安解消のために何かを溜め込むという代償行為は、人類共通なのかもしれない。殺到する群衆、空になった店の棚、行列などの映像は、不安に拍車をかける。大量の商品の山を見せると、冷静になって、パニックは解消するらしい。
物流が発達して、店舗は最低限の在庫しか置かなくなっているので、ちょっとだけ需要が増えると、棚が空になってしまう。
ところで、狭い日本の住宅で、買い占めてきた商品を置くところはあるの?
カップ緬は意外に賞味期限が短い。
店にあった食品を、とりあえず買ってきて、好みに合わなかったらどうするの?
買ってきた冷凍食品は冷凍庫に、全部入るの?
本気で備蓄するなら、計画的に。
パンの缶詰は宅配会社から買うと、賞味期限の少し前に、回収に来て、これは食糧難の国に寄付して、新しい物を、購入するシステムがあるらしい。
水は、長期保存用があるし、缶詰も25年保存可能なものがある。高密度で巻いたトイレットペーパーは、保管場所が少なくてすむ。
レトルト食品や缶詰は、賞味期限が長いので、普段食べる好みの物を少量買いだめしておくのはいいかもしれない。冷凍食品も、冷凍庫の容量があれば買ってもいいかもしれない。食べたら、その分だけ補充。その他の日用品も同じ。使った分だけ補充
ゾンビが襲ってくるわけじゃないんだからさぁ (^_^)
CDC youtube Zombie Prepare で検索すると、面白い動画があるらしい。
米国CDC謹製、啓発動画
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