第2話 情報爆発への対応
****** 【 重 要 】 ******
今回のような事態では、詐欺、デマ、悪意のあるサイト、ウイルスに感染したサイトに遭遇する可能性が高いので、OSやアプリのアップデート、ファイヤーウォールのアップデートと制限の強化が重要である。
コロナウィルスを検索していて、コンピュータウィルスに感染してしまうのは、本末転倒。
薬やサプリの宣伝 新型肺炎に効く 免疫力が上がるなど
時間を制限する 今から一日だけ 特価 1時間以内 売り切れる前に
個人が努力しないで済む 飲むだけで効く
おだてる 貴方だけに耳よりな情報 貴方は特別に選ばれて
単純化して断言する 学会で発表、承認、 医学博士某が絶賛
効くのはこの製品だけ
脅迫 貴方の愛する家族の命を
不注意を誘う ここをクリック 不在再配達通知、未払い架空請求
悪質なポップアップ どうにかして、クリックさせる広告
知人を騙るメール 怪しくないメールやSNSの通知も危ない
クリックする前に、深呼吸を!
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1998年当時、香港で発生した鳥インフルエンザH5N1では、情報不足が問題だった。Googleがまだ無く、使える検索エンジンはDECが提供していたAltaVistだった。
2002年のSARSではGoogleが使えたので、かなりの情報が検索できた。
2009年の新型インフルエンザH1N1では、多くの情報の洪水が起こった。
情報の絞込みにはGoogleのsite:絞り込みたいURL オプションが有効である。
中国政府の公式情報を絞り込むには、 site:.gov.cn
例: 冠状病毒 site:.gov.cn
米国の場合は、 site:.gov
例: "2019-nCoV" site:.gov
日本の場合は site:.go.jp
例: "2019-nCoV" site:.go.jp
国際機関 WHOの場合
例: "2019-nCoV" site:.who.int
また、検索期間を絞り込むためには
Any time
Past hour
Past 24 hours
Past week
Past month
Past year
のどれかを指定すればよい。 Googleではそのほかにも絞り込みオプションが色々用意されている。
今回の2019-nCovのアウトブレイクでは、事態の進展が速く、時々刻々状況が変化している。 検索エンジンに適当な検索語を入力しても、膨大な情報量に圧倒されてしまう。 感染者数が1日で倍に増えていく異常事態。
Twitterの検索は、実績のあるハッシュタグを選定するのが重要
WHOのアカウントが使っているハッシュタグがいいのではないかと思われる。
自分で検索するより、信頼できる情報発信サイトに掲載された情報をモニターするほうが無駄が無い。
国内のマスコミは、情報ソースを載せないことが多い。また都合よく、情報を一部を切り取って報道するので、注意が必要。気になる報道を見た場合は、必ず、自分で一次情報まで遡って確認することが重要。 陰謀論に注意 「マスコミが報道しない真実」 探せば報道されていることが多い。
Google以外の検索エンジンも補助的に使える。特に中国国内の報道は百度をうまく使うと細かい情報が得られる。
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