第259話 各国の宴に国賓でー前編ー
「無事、今年も迎えられた収穫祭。大いに飲み食いして、英気を養い、明日からも邁進して欲しい。そして、此度の勝ち戦においての各員の活躍に……乾杯!」
ランシェス王の乾杯の音頭で、戦勝パーティーを兼ねた収穫祭の宴が開始された。
今日、この日を迎えるまで、日々仕事に追われていたが、それも昨日で終わり、今日からは数日かけて各国の宴へ参加だ。
「無理を言ってすまぬな」
「いえ。今後の事もありますし、必要な事でしょう」
用意された国賓席にいると、ランシェス王から謝罪とも取れる言葉を頂いたが、それには必要無いと返しておく。
そもそもの話だが、ランシェスの宴だけはちょっと複雑な事情があるからだ。
今の立場は、シンビオーシス王族としてではあるが、戦勝パーティーも絡んでいるので、別の立場もあるからだ。
周りの貴族達に周知させるために、表向きはシンビオーシス王族として参加しているが、裏にはランシェス貴族としての最後のお勤めやら、同盟盟主としてやらと、複雑だったりする。
優先順位的に考えるならば、王族>貴族>盟主になるのかな?
ランシェス以外だと、そこまで複雑でもないので、皇国だけ少し面倒かなって位だ。
「して、順調かね?」
「問題は色々とありますけど、時間と労力で解決可能ですかね」
「それは重畳。なにかあれば、相談には乗るからの」
その後は少しだけ歓談して、一旦席を離れるランシェス王。
立食形式ではあるが、他国の王族と周知させるために、俺達だけは専用の椅子が用意されていたりするので、どちらで参加しても良いとされている。
この辺りは、色々と思惑があるのだろう。
そんな宴だが、婚約者達の大半は早々に貴族達の輪へと入っていってる。
「貴族関連で、ラフィの手助けだね」
「ヴェルグ、やっぱりそういう事?」
「だと思うよ。実際に、成り上がり王族だし」
「苦労かけるなぁ」
ヴェルグと、かーと言えばつう――みたいな感じで話してはいるが、簡単に言えばいつもの話で、娘や姉妹でどうですか? 的な話だ。
なのでミリア達が、率先して潰しに回ってるって話。
「リーゼがやる気に満ちてたからね」
「リーゼも――だろ。とはいえ、完全シャットダウンもなぁ」
「その辺りは上手くやるって言ってたよ。ほら」
ヴェルグに促されて顔を向けると、ザイーブ卿が軽くお辞儀して、ファスクラ卿はダチにでも話しかけるように、手を上げて軽い感じで話しかけて来た。
「久しぶりな気がしますな、クロノアス卿――いえ、シンビオーシス王」
「クロノアスで良いですよ、ザイーブ卿。今日だけは、親しい交友関係貴族は、どちらでも良いとしていますし」
「では、時折で変えますかな」
「相変わらず固ぇなぁ。よ、クロノアス卿、大身出世おめっとさん」
「ファスクラ卿も相変わらずですね。まぁ、軽くもなりますか」
「だな。厄介事が片付いて、ホッとしてるわ」
大臣職の中でも一番面識があり、ランシェス貴族の中でも一番交友のある二人と歓談していく。
少しすると、各ランシェス大臣達も集まって来て歓談。
そんな様子を微笑みながら見る、近寄ってくる
その後は、大臣達から紹介された貴族達も交えて歓談していき、ある程度話してから別れると、再度ランシェス王がこちらへと向かってきて、話しかけて来た。
多分、気を使わせていると思う。
「楽しんでおるかの?」
「それなりにはですね。今後は気軽に会え無くなりますし」
「そうだの。それと、すまぬな」
「? ……ああ、家族の事ですか」
実は今回の宴では、実家の声掛けは前以て遠慮して欲しいと言われていた。
他国の王族として完全に独立した以上、実家とは言えランシェスの貴族なので、公の場では――という配慮が必要との事だったから。
「家族への配慮、感謝します」
「こちらにも利のある事だ。気にする必要はないぞ」
家族への配慮――要は、他貴族との軋轢と下手に敵を増やさないという配慮。
独立して建国した子供の親というのは、敵も味方も作られやすく、増えやすい。
故に一定の配慮が求められるのだが、普通はまずありえない事柄なので、王家が率先して行った――という事だ。
それでも、あくまでも緩和的な意味合いしか持たないのが実情で、多少の実害は出ているらしい。
「士官の口利きは……まぁ、程度が増えたくらいで良いが、問題は不採用によるものだな」
「その苦情を実家に――ですか」
「だからこそ不採用になったと気付けんのだから、性質が悪いの。親も親なら子も子だわ」
「手厳しいですね。少し、怒ってますか?」
「色々と実害が出とるからの。不穏分子の排除が終わったと思ったら、これだ」
「潰すんですか?」
「流石に無理だな。精々できて罰金か、重くても降爵だろう」
「最悪、手を貸しますけど?」
「必要無いな。手を借りる位なら、潰すわ」
「無理って言ってませんでしたっけ?」
「シンビオーシス王の手を借りる位なら、潰した方が早いって話だ。貴殿は、家族の事になると容赦ないからな」
ランシェス王の言葉は至極ごもっともなので、何も言い返さずに笑う事にする。
周りからも良く言われてるからな。
ブラガスやナリアなんか、自覚がないから性質が悪い――とか言ってるし。
その後は軽く歓談して、ランシェス王が離れると、蟻のように色んな貴族が群がって来たわ。
それでも、ミリア達が結構な貴族達を引き受けてくれてるの大分マシなはずなのだが、マシと思えない数の貴族が群がって来たとだけ言っておく。
こうして時間は過ぎ、おやつの時間になる辺りで、ランシェス王に声をかけに行く。
「今回はお招きいただき、ありがとうございました。名残惜しいのですが、次の会場に向かわねばならなく」
「こちらこそ、多忙な中の参加、誠に感謝する。次は聖樹国だったかな?」
「はい。向こうは開催時刻が少し遅いので、途中参加という形を取りました」
「そうか。教皇殿によろしくと」
「わかりました」
ランシェス王と握手を交わして、会場を後にし、次の会場へとゲートを繋げる。
護衛数名とイルリカ、ミリア達を連れてゲートを潜り、聖樹国のとある部屋へと到着すると、護衛は直ぐに外へと出て行き、イルリカを筆頭に、シスターたちがミリア達を連れて部屋の奥へと案内していく。
他国の宴で来たドレスでの参加すると、参加された側は軽く見られていると思われるので、お色直しという訳だ。
当然、俺は外で待機である。
え? 着替えなくて良いのかって?
王の場合は、また話が変わるらしい。
この辺りは、国を挙げての宴と、貴族の宴で変わるから、凄く面倒な話とだけ言っておく。
まぁ、他国の王が、他国の貴族家の宴に個人参加はほぼあり得ないので、説明する機会があったらで。
「お待たせしました」
「待っては無いけど、ミリアにしては珍しい色のドレスだな」
お色直しのドレスを見て、率直な感想を言ってみる。
ミリアは普段から、淡い系の色を好んだ服が多い。
今までも、ドレスといえば淡い色系が多かったのが、今回は濃い目の青いドレス。
紺とまではいかないが、ミリアにしては珍しいと言える色のドレスを着ていたから。
「変ですか?」
「いや。これはこれでありだな。……今度、別の色の服でも買いに行こうか」
「ふふ、楽しみです」
そうして、手を取りエスコートする。
実はランシェスでもやっていたが、参加国で誰をどの様にエスコートするか、事前に決まっていたりする。
ランシェスの場合は、正妻になるミリアと自国の姫であるリリィをエスコート。
聖樹国では、ミリアだけをエスコートといったように、各国の王族と正妻候補をエスコートするわけだ。
これは国の威信とかの話も関係するので、どうしようもなかったりする。
なので、シンビオーシス貴族の宴だけは、ミリアと誰かになったりするわけだが、枠は4つしかなく、厳正なるくじ引きの結果、ナユ、イーファ、リア、桜花となった。
クジに漏れた、優華、蛍、詩音の眼がヤバかったとだけ言っておく。
「ラフィ様?」
「いや。行こうか」
手を取り、聖騎士に案内されて会場入りすると、大きな拍手で迎えられた。
そう……迎えられたのだが、貴族の数が少なくね?
「シンビオーシス王、この度のご参加、誠に嬉しく」
「教皇殿、お招きに感謝する。ところで――」
「貴族の数ですか? なに、少々ありまして」
「やったんですね?」
「ははは、まぁ、ご想像にお任せしますが、基本は教会関係者が大部分を締めますので」
「戦勝も兼ねているのに、無理がありすぎでしょう」
挨拶も忘れて、現状確認に努める。
その後すぐに、挨拶をしてから、再度詰め寄る。
「神聖騎士様が新たに国を興し、国教は我が聖樹国の教義ですからね。不穏分子の排除は仕方ないと言いますか」
「やっぱり……。まぁ、他国の内情に口を出す気は無いですけど、俺の為と言われるとねぇ……」
「半分は口実ですな。そうしないといけないのは分かって頂けると思いますが?」
「納得は出来ますけど、そこまで酷かったので?」
「過去の栄光にしがみつく害虫――ごほん、者達が酷くてですね。止むえなくと言った感じです」
「今、害虫って言いませんでした?」
「気のせいですよ。そういう事で、分かって頂けない方々達にはご退場を」
「あー……割と怒ってたんですね?」
ヴァルケノズさん、かなり激おこだったらしい。
歓談中に一人の枢機卿に話を聞くと、邪魔ばかりしてくる貴族家がいたらしく、徒党組んで妨害してきたらしい。
で、強権発動して、異端認定して、資産没収の上で爵位剥奪して平民に落し、教会――施設送りにしたと。
元々良い噂がなっかった貴族達らしく、処罰候補に挙がっていたところへの、今回の妨害工作で、ヴァルケノズさんがブチ切れたと。
家庭教師の時は、物静かな、穏やかな人に見えただけに、ギャップが……。
「ここだけの話ですが、教皇様は静かにキレるんですよ。そして、キレたら容赦ないんです。最近では、枢機卿も一致団結してるので、教皇派VS貴族の構図でしてね」
「でも認可は、教会ですよね?」
「ええ。なので喧嘩にならないんですけど、大物貴族達は自分達が国を回してると勘違いしてたようでして」
「自分達が居なければ、国は回らない。だから、処罰されないと高を括ってたと?」
「実際は、いてもいなくても同じですけどね」
勘違いによる自爆だと、その枢機卿は語ったよ。
まぁ、俺もそう思う。
そんな事件があったから、元から少ない貴族の参加が、更に少なくなっという。
元から貴族家の数は、少ない国ではあるから尚更か。
一番少ないの歩傭兵国で、次に聖樹国だしな。
そういや、代表の姿が見えなんだが……。
「レラフォード代表ですか? 彼女なら、自治区の方で祭りの実行があるからと」
「あれ? 行かないとまずい?」
「大丈夫だそうですよ。後日、代表殿もこちらへときますから」
「もしかして、揉めました?」
「揉めてはいませんよ。国は一つになりましたが、何もかもを一纏めは不可能でしょう。暫くは、今までのやり方をしながら、時間をかけて合わせて行く予定ですよ」
「それな良いんですけど。ヴァルケノズさんも、レラフォード代表も、結構譲らないように見えるので」
「グラフィエル君にもそう見られてるとか、結構ショックなんですが?」
「いや、だってねぇ」
あんたら、似た者同士じゃん。
教皇と代表のカップル……悪くないんだよなぁ。
政争はあるだろうけど、家だとラブラブっぽいだろうし。
「何を考えているか分かりますから言いますが、代表と私は無いですからね。年齢的な部分でも」
「年齢的は、代表的に禁句では?」
「代表ではなく、私の年齢的にです。寿命が違うのに加え、もし子供が出来たら……ねぇ」
そういやヴァルケノズさん、もう還暦だったな。
子供ことはあるかもしれんけど、結婚に年齢は関係ないのでは?
熟年婚とか、前世でもあったしな。
「今、変な事を考えましたね?」
「変、かな? そこまで変とも思ってないけど」
「どちらにしても、結婚は無いですね。良くて、養子くらいでしょうか」
「一応、そっちは考えてるんですね」
「枢機卿達は、今ならまだ間に合うから、長命種族と婚姻するべきだと言われてますがね」
「それって、遠回しに代表を落とせって言われてません?」
そんな感じで、何故か教皇の結婚的な話で盛り上がり、日も落ちた頃に次の会場へと向かう事に。
本日、最後は皇国だ。
開催時刻は違えど、終了時刻はどの国も似たり寄ったりなので、閉会ギリギリに参加すると決めていた。
皇国の思惑と、皇王の思惑を両方取った結果だ。
その事を、軽くヴァルケノズさんに話して、聖樹国をお暇する。
ゲートを繋いで、リーゼ経由で元リーゼのお付侍女に話を通して、用意して貰った一室に繋げる。
流石にお色直しの時間は無いので、小一時間参加してお暇の予定だ。
延長は……流石に無いと思うが。
「お待ちしておりました、姫様。直ぐに案内いたします」
「お願いね。それと……」
「皇王陛下には伏せておいてますので、ご安心を」
「ふふっ、ありがとう。偶には驚かさないとね」
ミリアとリーゼの手を取り、エスコートして会場入りすると……うん、まぁ、騒然とするよね。
何も聞いてない皇王は、口あけっぱだし。
あ、大臣達が固まってら。
ん? なんだ、リーゼ? ああ、口上ね。
「この度はお招きいただき、誠に感謝する。シンビオーシス公国公王、グラフィエル・ベゴニア・フィン・シンビオーシス、遅ればせながら参加させて頂く」
口上を述べ終わった瞬間、拍手と歓声が沸き起こり、詰めようとする貴族達に対して、我に返った皇王が止めに入る。
勿論、口上返しでだ。
「シンビオーシス公王、此度の参加、感謝の念に尽きる。忙しい中での参加であるからして、滞在時間は短かろうが、是非とも楽しんで行かれよ」
「皇王のご理解に感謝を。早速だが、友好を深めたいのだが、そちらへと赴いても?」
「無論だ。誰か! 公王と婚約者方に祝杯を!」
侍女が慌てて用意し、それを片手に持って、高らかに掲げ、皇王のグラスと乾杯の音色を奏でると、またも歓声と拍手、そして、近くで居る者同士で、乾杯の音色を奏で合わせて行く。
ただ、さっきから皇王が横目で睨んでるんだよなぁ。
この世界って、サプライズ禁止だっけか? いや、サプライズって概念はある筈だから、禁止ではないと思うんだが。
「で、どういうこった?」
「どうもこうも、ただのサプライズですけど?」
「……言い方を変える。なんでサプライズなんかにしやがった?」
「皇国の思惑と皇王の思惑的に、この方が良いかなぁって。後は、リーゼの発案」
娘であるリーゼの発案と聞いた皇王は、ため息一つ吐いた後、グラスの中身を一気に空けた。
そして、お替わりを催促して注がれた中身を見ながら、またもため息。
もしかして、やらかした系?
「はぁ……リーゼの奴、完全に毒されやがって」
「酷くないですかね?」
「事実だろうがっ。まぁ、楽しそうだから良いんだけどな、一つだけ忠告だ」
「何でしょうか?」
「主催者か、実行者が知っていれば問題無いがな、今回のは完全なマナー違反だ。因みにだが、実行者の誰かが知っているのか?」
「リーゼの元侍女に話を通して、数人は知っているはずですが……実行者に伝えていない?」
「もしくは、誰か知らなかったかだな。他所ではやるなよ? 皇国の貴族だから済んでるって話だからな」
「国民性ですか?」
「そうだ。こういったのに寛大な貴族達が多いからな。他所じゃ通じねぇぞ」
「肝に銘じておきましょう。まぁ、それを分かった上で、リーゼも仕込んだんでしょうが」
「まぁ、こっちとしちゃありがてぇよ。不参加だと思ってたからな」
「不参加の方が良かったのでは?」
ちょっとだけ嫌味っぽく言ってみる。
実際に、不参加の方が都合が良いみたいな事も言われたしな。
「正直言うとな、参加してくれて助かってはいる。ただ、お前さんが大変じゃないかと思ってな」
「何に?」
「妻や妾の押しかけ問題に」
「やっぱりそっちか……。まぁ、手は打ってきましたから」
言うや否や、軽く手を上げると、イルリカが傍に酔って来た。
婚約者達は、皇国貴族に話しかけられている中での、露骨な接近。
まぁ、そういう事である。
「リーゼ達が、良く認めたもんだな」
「渋々、ですかね。手を出すも出さないも自由。但し、婚約者の半数以上が懐妊してからって条件は付けたみたいですけどね」
「なるほどな。だが、一度受け入れてしまったのは問題じゃねぇか?」
「逆に言えば、相当気に入られなければ、お手付きにはならないと公言も出来るんですよね」
「逆手に取るかよ。喰えねぇなぁ」
この話、実は皇国での対策だったりする。
リーゼが前情報で得たのだが、皇国貴族達は、妾でも良いから、どうにか血を取り込みたいと考えていたらしい。
なので、紹介合戦は必須であると予想されたのだが、そこに名乗りを上げたのがイルリカだった。
どういう訳か、俺至上主義に変わっていたイルリカは、自身を囮に使えば良いと提案してきたのだ。
但し、この提案には問題も多く含んでいて、その最もな理由が、イルリカは今後、婚姻が不可能、又は困難になる事だった。
結論としては、俺の超お気に入りとして公言すると共に、そういった立場の者しかお手付きにならないと公言して、妾問題の収拾に尽力したという訳だ。
結果、イルリカは妾であると周知させ、皇国貴族達に超お気に入りにならないと無理だと伝えることに成功した。
だからこそ、ミリア達に取り入ろうと必死なわけだが、受け入れるはずもなく、悉く撃沈中なのを肴にして、皇王と語らっているわけだ。
「悪辣すぎやしねぇか?」
「仕方ないでしょう。皇国が一番厄介だったんですから」
「否定できねぇのがつれぇなぁ……」
「まぁ、我が国でも今後は問題になる可能性もありますし、参考にさせて貰いますよ」
「そんときゃ、盛大に笑ってやるよ。しっかし、継承問題がややこしくなんねぇか?」
「万が一、イルリカに手を出して懐妊させたとしても、認知はしますが継承権は上げません」
「事前の話し合いは済んでるってか? 嬢ちゃんはそれで良いのかい?」
「陛下の御心のままに。もし、我が儘が許されるのでしたら、庶子を授かりたく」
「なるほど。確かに、お前さん至上主義者っぽいわ」
皇王の嫌味には、笑って返しておく。
こうして、短い時間の参加を終え、ランシェス大使館へと帰還した。
2日後には、傭兵国で、翌日には竜王国、数日後には帝国だ。
まだまだ終わらんなぁ……。
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