『スライム』に属するモンスター。

緑色のネバネバした身体で、ナメクジが這うようにゆっくりと移動する。

他の『スライム』同様、物理攻撃は通りにくいので、魔術で倒すべし。

近年海に投棄されたスライムをクラゲと間違えて誤飲し、多くのウミガメが死亡したことを切っ掛けに、体内に毒を蓄積する生態が判明した。

皮膚で触れても毒性はないので、安心してほしい。

平素は生まれたての子犬ほどの大きさであるが、放っておくと際限なく巨大化していくため、よく『冒険者組合』の討伐対象になる。

この本を読んでいるキミたち冒険者の中にも、「ポイズン・ジェリー」を討伐して生計を立てているものがいるのではないかな?

ヘンリー・W・エヴァンス著『幻獣図鑑』より

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